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屋外貯蔵ピットの管理徹底に関する申し入れ


970827yubou1 動燃東海事業所の屋外貯蔵ピットのズサンな管理が明らかになった問題で、井手よしひろ県議(公明茨城県本部幹事長・同原子力問題等調査特別委員会委員長)は、東海事業所所長と県知事宛に申し入れを行った。(写真中央が井手県議)


 問題が表面化した翌日の8月27日午後3時、井手県議らは橋本知事を訪ね、野村憲一知事公室長に申入書を手渡し、県の指導徹底を強く要望した。

970827yubou2 さらに、午後4時には動燃東海事業所を訪問。小山兼二副所長、荻原東管理部長から説明及び謝罪を受けた。井手県議からは、動燃の安全管理の甘さを指摘、早期のピット内廃棄物の処理などを強く要望した。(写真右端が井手県議)



平成9年8月27日


 動力炉・核燃料開発事業団東海事業所
   所 長 山村 修 殿

公明茨城県本部
本部長 鈴木孝治
原子力問題等調査特別委員会
委員長 井手義弘



放射性廃棄物野外貯蔵ピット内での
ドラム缶浸水腐食に関する申し入れ



 8月26日、貴事業所廃棄物野外貯蔵ピット内での低レベル放射線廃棄物の貯蔵管理が極めて杜撰であり、ピット内の浸水、ドラム缶の腐食、放射性物質の大量漏出の事実が判明した。

 3月11日のアスファルト固化施設の火災爆発事故以来、貴事業団への不信の声は高まり、今回の不祥事に県民の怒りは頂点に達している。

 公明茨城県本部は、県民の安全を守り、原子力施設への信頼を回復するために、貴事業所の猛省を求めるとともに、下記の5点を強く要望するものである。

放射性廃棄物野外貯蔵ピット内の滞留水と腐食ドラム缶の撤去

放射性廃棄物野外貯蔵ピットの速やかな改修

周辺の土壌、水質の厳格な汚染調査の実施

県及び防災協定を結ぶ自治体への情報の早期伝達

県民への全面的な情報公開

以 上



平成9年8月27日


 茨城県知事 橋本 昌 殿
 

公明茨城県本部
本部長 鈴木孝治
原子力問題等調査特別委員会
委員長 井手義弘


動燃東海事業所・放射性廃棄物野外貯蔵ピット内での
ドラム缶浸水腐食に関する申し入れ

 

 8月26日、動力炉・核燃料開発事業団東海事業所において、廃棄物野外貯蔵ピット内での低レベル放射線廃棄物の貯蔵管理が極めて杜撰であり、ピット内の浸水、ドラム缶の腐食、放射性物質の大量漏出の事実が判明した。

 3月11日のアスファルト固化施設の火災爆発事故以来、動燃事業団への不信の声は高まり、今回の不祥事に県民の怒りは頂点に達している。

 公明茨城県本部は、県民の安全を守り、原子力施設への信頼を回復するために、貴職が同事業所に対して強く猛省を求めるとともに、以下4点の事項について、県の原子力施設の安全管理の徹底を図られることを強く要望するものである。

動燃事業団に放射性廃棄物野外貯蔵ピット内の滞留水と腐食ドラム缶の撤去並びにピットの改修を指導すること

放射性廃棄物野外貯蔵ピット周辺の土壌、水質の厳格な汚染調査を実施すること

その他の原子力施設に関する総点検を徹底的、速やかに実施すること

県民への全面的な情報公開を行うこと

以 上







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