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Q6:茨城県の福祉水準は低いと聞くが、
介護保険サービスが受けられるのか?

老人保健計画の完全達成が最低条件

 介護保険サービスが順調に受けられるためには、老人保健福祉計画によって設定された各種サービスの内容を最低限達成する必要があります。

 茨城県の場合、在宅福祉3本柱といわれるホームヘルパー、ディサービス、ショートステーの利用率が全国最低クラスとなっています。ホームヘルパーの人数に関してみると、老人保健計画達成率33%と低く、市町村の目標を積み上げても57%の達成率にしかならないという厳しい現実があります。

 市町村の現場担当者によると、住民からのヘルパー派遣の要望がないので、ヘルパー数の増強が遅れているとの声が帰ってくる。

 まさに、卵が先か、ニワトリが先かの論議になってしまうが、介護保険導入後の利用者の意識変化などを考慮に入れると、早急に体制の整備を急がなくてはならないのは明白です。

平成7年度の老人福祉マップ(全国比較)
平成7年度の老人福祉マップ(茨城県市町村比較)

  11年度目標8年度実績達成率市町村目標
積み上げ
留保数
ホームヘルパー2,31477133.3%1,332982
ショートスティ1,19073862.0%1,011179
デイサービスカ所23110143.7%17853
在宅介護支援センターカ所2318135.1%126105
訪問看護ステーションカ所1104238.2%1100
特別養護老人ホーム5,7804,77682.6%5,7800
老人保健施設6,4805,15479.5%6,4800
ケアハウス2,50588035.1%1,763742
高齢者生活福祉センターカ所300.0%03
市町村保健センターカ所917481.3%910
老人性痴呆性疾患センターカ所6583.3%60
看護職員等74059179.9%72218
OT・PT1457652.4%1450
栄養士・歯科衛生士20017386.5%2000
順位の欄 は全国平均以上 は全国平均以下


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