昨年(2016年)8月行われたブラジル・リオデジャネイロオリンピックにおける男子4×100mリレー(ひとり100メートルを4人の走者がバトンをつなぐリレー競技)。ウサイン・ボルトを擁するジャマイカが37秒27で優勝しました。日本陸上陣も大健闘の第2位。山縣亮太・飯塚翔太・桐生祥秀・ケンブリッジ飛鳥の4人は見事にバトンをつなぎ、アジア新記録・37秒60で銀メダルを獲得しました。
 走者一人ひとりの走力が勝敗の分かれ目であることは当然ですが、第2走者以降はリレーゾーンで加速するため、単純に100mの記録を4倍した数値や選手4人のタイムを合計した数値よりも速い記録が出ることが、リレー競技の醍醐味です。日本の4人走者の100メートルの最高記録は、山縣亮太10秒03、飯塚翔太10秒08、桐生祥秀10秒01、ケンブリッジ飛鳥10秒08(記録はいずれも日本陸上競技連盟公式サイトより)です。単純に合計すると40秒20となり、銀メダルの記録37秒60に比べると2秒60も短縮していることになります。
 これがバトンタッチの妙です。前走者が全力で走っている時に、次の走者もリレーゾーンでスタートダッシュ、スピードがのった時点でバトンが手渡されます。前の走者と次の走者のスピードが最大になったときにバトンタッチができれば、チームにとって最高の結果が出るのです。
 私は、現職の橋本知事と20年以上、一緒に仕事をしてきました。その実力、手腕を否定するものではありません。しかし、茨城の5年後、10年後を考えたとき、全力で走ってきた現職知事から、力のある新人知事にバトンを渡す最高のタイミングであると考えています。そのバトンを受けるにふさわしい候補者が大井川かずひこ候補であると確信しています。