政治評論家・森田実の「新党結成に」言わねばならぬ

「森田実 世界研究室通信124」
小池百合子知事にもの申す【PART 掘
より抜粋引用
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東京都民は、小池知事の派手なパフォーマンスを冷静にみています。小池知事は愚かなマスメディアのディレクターたちを弄ぶことはできても、健全な常識をもつ都民の心をつかむことはできなかったのです。二足のわらじは支持されていないのです。

小池知事が都知事に専念することを選ぶとすると、希望の党の首相候補になることはできません。憲法上、首相は国会議員であることが必須条件だからです。このことは今回の総選挙における小池政権の樹立をめざしている多くの希望の党参加者の期待を裏切ることになります。これは小池氏の政権への挑戦が挫折することを意味しています。
「小池氏は民進党の前原代表をだまし打ちにした」との声が民進党関係者から出ているとのことです。民進党内の友人が知らせてくれました。
前原民進党代表は、民進党議員と候補者に対して、「全員を希望の党の候補にする」と断言したそうです。しかし、この約束は守られることは絶望的です。小池氏は、候補者の選別を明言しました。もはや前原氏は無力です。民進党内では現職衆議院議員の3分の1が排除されることが確実視されています。彼らは小池・前原両氏によって切り捨てられたのです。ひどいことをするものです。この「選別」そのものがマスコミの耳目を集めテレビで盛んに報道され、結果として希望の党への注目が集まることを小池氏は計算して行っているのです。マスコミは、小池氏の術中にまんまとはまってしまっています。

このような非人道的な行為が小池・前原両氏の合意のもとで為されたのか、それとも前原氏が小池氏にだまされたのか、はたまた裏に謀略を仕掛けた者が存在するのか、諸説ありますが、いずれにせよ、誠実さに欠けた行為であり、主権者である国民を無視したもので、政治道義に反しています。
切り捨てられる民進党の前議員たちは、小池氏が冷酷な権力者であることに、ようやく気付き始めたのです。

小池氏には、希望の党代表として衆院選に出馬するしか道は残っていないと私は思います。しかし、民進党をだまし打ちしたという見方は消えません。そのような非情な人物に、国政の舵取りをゆだねることは絶対にできないと思います。
「政権交代を実現するためなら、どんなことでもする」と前原民進党代表は語っていますが、これは歪んだ考えです。間違っています。政治家はいかなる時でも法と政治道義と健全な社会常識は守らなければなりません。これを忘れた政治家は政界から離れるべきです。政権交代は健全な民主主義的な国民の投票によって為されるものです。政治家の権謀術数によって為されるものではありません。