ねこ本カフェ
 日立の北と南で、ちょっと変わった“本”をめぐるクラウドファンディングが進んでいます。
 まず、北の「ねこ本カフェ」をご紹介します。
 クラウドファンディングサイトReadyforに、「ねこ本カフェ」をオープンさせるための支援を呼び掛けているのは猫雑貨店「ねこりん」のオーナー・林崎絵梨さんです。林崎さんは、社会人1年目で発症した線維筋痛症を発症。当時、ほぼ寝たきりの生活をしていた林崎さんの心の支えとなってくれたのが、飼っていた3匹の猫たちでした。しかしその後、さらに体調が悪化。日立に帰郷したことも重なり、その猫たちを手放さざるを得なくなってしまいました。そうした猫への罪滅ぼしの気持ち、感謝の気持ちを込めて猫愛護の啓蒙活動をしています。
 林崎さんは「少数の人で愛護活動をしているだけでは限界がある。大勢の人に猫の問題を知ってもらうため、猫の本やかわいい雑貨を入り口にしてほしい」という思いで「ねこ本カフェ」のオープンを目指しています。
 カフェの場所は日立市日高町、JR常磐線小木津駅西口広場前の空き店舗。店内には猫に関する本を1000冊程度用意し、ドリンクやフードのオーダーをすると読書スペースを利用できるシステムです。お店の中に本物の猫ちゃんはいませんが、譲渡情報や啓発資料を提供。委託や手作りの猫雑貨を販売します。すでに、700冊の本が集まっています。
 プロジェクトは12月22日までに目標金額の50万円が集まった場合にのみ成立。集まった資金は改装、じゅう器、備品の購入などに使われます。オープン予定は2018年1月頃です。
「かわいい!」から猫の問題を考える「ねこ本カフェ」を日立市へ
https://readyfor.jp/projects/necolin
うみまちブックス
 南のプロジェクトは、学生の街・大甕駅近くに古本屋カフェを作ることです。
 提案者は及川詩織さん、日立市大みかにある茨城キリスト教大学の4年生です。
 及川さんの「日立の海のような本屋“うみまちブックス”をつくりたい」(クラウドファンディングサイト“キャンプファイア”)から、その古本屋カフェへの思いを引用します。
 私の始めたいことについてお話したいと思います。私の始めたいこと、それは、地元・日立市の大甕(おおみか)駅近くに古本屋カフェを作ることです。
 私の住んでいるところは日立市というところで、海がほど近いところです。高校生ぐらいの時でしょうか、市内のマッサージ店に行った際に「海に向かって悩み事を吐くと悩み事が解決する」と、マッサージ師さんに言われたことがありました。
 以来、私は、何か嫌なことや悲しいことがあった時、海を見に歩いて行き大きく深呼吸をし、悩み事をぶつぶつと吐いてはスッキリして、次の日の活力にしています。
 それは、大学4年生になった今でも一緒です。日立の海は、私の悩みを全部受けとめてくれる唯一無二のお金では買えないたいせつな場所です。
 海、海、海とたくさん海への愛を語ってきましたが、大前提として私は地元、日立市が大好きです!
 特に大甕駅近辺は22年住んでいるのもあり、在学している大学がある場所なのでとても思い入れがあります。
 そんな大甕駅近辺で、私は古本屋カフェを開きたいと考えています。
 私は日立の海のような本屋さんを開きたいと思っています。日立の海のような本屋さんとは、その人にとって、うみまちブックスにいるだけで落ち着くことが出来たり、悩み事が人との関わりによって軽くなったり、もやもやや、辛いこともうまく吐き出せるような場所になればいいなと思っています。

 プロジェクトは目標20万円。目標金額に関わらず、12月9日までに集まった全額がファンディングされます。日立の海が大好きな女の子の夢に是非投資していただきたいと思います。 
日立の海のような本屋「うみまちブックス」をつくりたい
https://camp-fire.jp/projects/view/51775