山側道路の工事
 「日立山側道路」の出口部(大みか6丁目交差点)について、山側道路から国道6号水戸方面に右折する車線を、2車線化する工事が急ピッチで進んでいます。
 山側道路は国道6号など日立市内の幹線道路の慢性的な渋滞を緩和するため迂回道路として、日立市と県が整備しました。JR常陸多賀駅周辺と石名坂坂上を結び、2012年に供用開始されました。
 国道6号の大みか6丁目交差点は山側道路の南側出口に当たります。水戸市などに向かう右折車両が多く、直進・左折車両と合わせて、山側道路の下り車線は朝夕、大渋滞。このため日立市は右折レーンを2車線に増設し、交差点での渋滞緩和を図ります。
 また、右折レーン2車線化に伴い、国は受け皿となる国道6号側の幅員を一部拡張。6号から海側に斜めにやや下って常陸太田市方面に向かう県道(県道・亀作石名坂線)を活用し、水戸市と常陸太田市各方面への車両を分ける形にします。
 日立市はこれによって、混雑時に7、8回に上る信号待ち回数を、2回程度少なくできると見込んでいます。日立市は今年3月末まで、工事をに完了する予定で、歩道の一部を削って車道の幅員を確保しています。