久慈大橋
 国道245号久慈大橋の4車線化などが正式に決定しました。
 4月12日、国土交通省から今年度の予算カ所付けの発表があり、国道245号の久慈大橋と日立港区北側から水木町までの4車線化に関する予算が計上されました。
 さらに今年度の予算では、国道6号大和田拡幅(日立南太田ICから山側道路入口までの4車線化)に対しても13億7500万円もの予算計上がなされており、整備が大幅に進むことになりました。
石井啓一国交大臣と公明党議員団(2018年11月)
 茨城県議会公明党と日立市議団は、長年、久慈大橋の架け替えについて強く要望をしてきました。昨年11月には、公明党の石井啓一国土交通大臣を日立に迎え、現地調査をしてもらうなど、積極的に渋滞緩和のために努力したことが結実しました。

井手よしひろ県議(当時)の茨城県議会公明党代表質問
2008年第3回定例県議会
 県北臨海部を南北に縦断し、北関東自動車道の経済効果を久慈川以北の地域にも波及させるためには、ひたちなか市及び東海村における国道245号の4車線化が喫緊の課題となります。
 現在、ひたちなかICから東海村照沼までの8.3キロメートル区間を優先整備区間として整備が進められておりますが、そこから東海村豊岡までの3.8キロ区間は、人家が連たんする区間でもあり、整備計画が具体化していません。さらに、通称赤橋と呼ばれる久慈大橋の4車線化など、課題が多くあります。
 東海村区間、久慈大橋の4車線化などの計画を具体的に進めるべきと考えますが、国道245号の今後の整備に関する知事の御所見をお伺いいたします。



橋本昌知事(当時)答弁
 次に、国道245号の4車線化についてでございます。
 国道245号は、水戸市から日立市に至る県北臨海部を南北に縦断し、周辺地域の発展、及び県北3港の連絡にも寄与する重要な幹線道路であり、交通量も多いことから、4車線化が必要な路線であると認識しております。
 このため、県では那珂川に架かる湊大橋から久慈大橋の手前までの区間と、新茂宮橋の架け替えを含む日立港に隣接する区間において4車線化を順次進めてきております。このうち、ひたちなか地区開発への支援や北関東自動車道へのアクセス強化のため優先して整備を進めてまいりました、ひたちなかインターチェンジから旧サイクル機構入口、東海村照沼までの延長約8.3キロメートル区間につきましては、年内に4車線化が完成する見込みとなったところであります。
 その北側の3.8キロメートル区間についても既に事業に着手しており、一部区間について今年度は用地取得のための測量を進める予定でございます。
 さらに、その北側となる久慈大橋を含む約1.2キロメートル区間の4車線化につきましては、現在事業中の区間の進捗状況や交通量などを見ながら進めてまいりたいと考えております。