10月8日、第74回国民体育大会「茨城国体」は、最終日を迎え、ひたちなか市の笠松運動公園で閉会式が行われました。秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまが出席されました。
 茨城県選手団は男女総合、女子総合ともに1位となり、45年ぶりに天皇杯、皇后杯を獲得しました。
 閉会式では、全国の選手団や関係者およそ2000人が都道府県ごとに北から順に入場し、最後に地元、茨城県選手団が入場すると会場から大きな声援が送られました。
 次に、都道府県別の成績が発表され茨城県は、男女総合で2569点、女子総合でも1331点を獲得していずれも1位となりました。
 そして眞子さまが茨城県選手団を代表してサッカー成年男子の関直也選手に天皇杯を、ウエイトリフティング成年女子の安嶋千晶選手に皇后杯を授与されました。
 このあとオリンピックの聖火にあたる炬火を、今月12日から茨城県で開かれる全国障害者スポーツ大会に引き継ぐセレモニーが行われました。
 最後に国体の旗が、茨城県の大井川知事から来年の開催地となる鹿児島県の三反園訓知事に手渡され茨城国体が閉幕しました。
 茨城県のまとめによると、茨城国体は選手と観客を合わせて37正式競技に62万9706人、1特別競技に3万1066人、5公開競技に7797人、31デモンストレーションスポーツに4万758人が参加しました。総合開閉会式を含めると、総勢74万8787人が参加しました。