萱丸高架橋の図面
(萱丸高架橋の全面再補修が見込まれる箇所)

 井手よしひろ県議は9月3日、茨城県企画部新線・沿線調整課を通して、「鉄道・運輸機構に対して、清水建設JVが機構に報告せずモルタルによる補修を行ったと報道されていることに対して、モルタルによる補修方法は強度上問題がないのか」との問い合わせを行いました。
 これに対して、鉄道・運輸機構から、次のような回答が寄せられました。
 今回事例のような場合の一般的な補修手法は、不良なコンクリートを除去した後、コンクリートと同等以上の強度を有する材料を充填することが基本である。
 今回の新聞記事内容の「モルタル充填による補修」は業者側(清水建設JV)の言い分であり、その補修方法及び補修に使用した材料等についての記録が残っていないため、補修結果が健全かどうかは判断できず強度についてのコメントは出来ない。
 なお、機構が再補修に使用を予定している無収縮高流度モルタルは440kgf/cm2の強度を有しており、当該高架橋工事部分における設計強度240kgf/cm2を大幅に上回っている。