ゆうゆう十王で開催された十王町敬老会 今日9月20日は敬老の日。十王町の敬老会がゆうゆう十王で開催されました。
 井手よしひろ県議は、県議会議員5名を代表してお祝いの言葉を述べました。
 最近はオレオレ詐欺やツギツギ販売など、お年寄りを食い物にする悪質は犯罪が続いています。そんなとき心配でしたら、気軽に町の担当者や県議、町議に相談してください。
 十王町は、今年11月に日立と合併しますが、この敬老会は来年以降も、十王地域を単位として開かれるということです。また、来年も元気でお会いしましょう。

 十王町では式典の後、地元の子ども達や婦人会の方々、ボランティアの皆さんが楽しい催し物を披露しました。
敬老の日の由来

  • 国民の祝日である敬老の日は、山間の小さな村から始まりました。1947年、兵庫県の野間谷村(現・八千代町)では農閑期で気候もよい9月15日を「としよりの日」に定め、「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう」と敬老会を開きました。この運動が広がり、1966年には「敬老の日」として国民の祝日に加えられたのです。祝日法の改正により、2003年からは9月第3月曜日が「敬老の日」、今まで敬老の日だった9月15日は「老人の日」に名称が変わります。この「老人の日」は国民の間に広く老人の福祉についての関心と理解を深めるとともに、老人に対し自らの生活向上に努める意欲を促す日でもあります。
  • なぜ9月15日が最初に「敬老の日」と選ばれたかというと、二つの説があります。まずひとつは、聖徳太子の説です。聖徳太子が大阪に四天王寺を建てた時、ここに四天王の名前に合わせて、敬田院・ 悲田院・施薬院・療病院の四箇院を設置したといわれています。その内の悲田院というのが、今でいうところの老人ホームで、この悲田院が誕生したのが9月15日であったため、この日が選ばれたということです。
  • ふたつ目は、元正天皇の説です。元正天皇が717年に「万病を癒す薬の滝」といわれていた岐阜県の養老の滝へ行幸し、「醴泉は、美泉なり。以て老を養うべし。蓋し水の精なればなり。天下に大赦して、霊亀三年を改め、養老元年と為すべし」と告げて、年号を「養老」に改元した故事にちなむというものです。さらに、養老の滝には敬老の日と結びつきの強い伝説があります。ある父親思いの息子が、老いた父に酒を飲ませたいと願ったところ霊泉から酒がわいたという故事です。これらにもとづき、全国的に9月中旬頃に地域のお年寄りを招待して敬老会を開くということが慣わしになり、そこで9月15日を敬老の日に定めたといわれています。