10月21日、井手よしひろ県議ら県議会総務企画委員会の県西地域調査が行われました。
●筑西環境センター(ゴミ処理場・リサイクルセンター。余熱利用施設)
筑西広域市町村圏事務組合環境センターを視察する井手よしひろ県議 筑西広域市町村圏事務組合環境センターの三施設(ゴミ処理場・リサイクルプラザ・筑西遊湯館)を視察しました。
 同センターは旧施設の老朽化に伴い、1999年度から4カ年事業で施設更新の建設工事が進められ、2003年3月に完成したものです。ゴミ処理場は、焼却熱エネルギーの有効利用や焼却灰の溶融施設、ダイオキシン対策などに最先端の技術を駆使し、環境に配慮した施設です。
 建物は地下1階・地上6階建て、焼却能力は240トン(80トン炉3基)で、最大3200キロワットの発電能力があります。この電気で焼却灰を1400度の高温で溶かし、無害なスラグにする溶融施設も備え、溶融スラグは建築資材としてリサイクルされます。
 リサイクルプラザは、圏域内で発生する粗大ごみや不燃ごみを合理的に活用する施設。2001年度から2カ年で整備され、ピットアンドクレーン方式による破砕選別などを行っています。
 筑西遊湯館も2001年度からの2カ年事業で取り組まれました。ごみ焼却施設で発生する蒸気を利用して、プールや浴室を中心とした総合健康増進施設。子供からお年寄りまで幅広い世代が楽しめる施設で、地域の活性化や住民の憩いの場としても整備されました。