日立電鉄線の廃止問題で、日立電鉄を通学に利用する常陸太田市内の県立佐竹高、里美高、太田二高の生徒たちでつくる「日立電鉄線の維持存続をもとめる高校生徒会連絡会」は2月9日、日立市、常陸太田市と県に対し、鹿島鉄道に対して行われたような公的支援策を求める要望書を提出しました。
 日立市役所を訪れた連絡会の渡辺博則会長(佐竹高生徒会長)は、「一日4000人の利用者の2割は高校生だ。鹿島鉄道並みの支援をお願いします」と訴えました。これに対し、根本茂助役は「すでに日立、常陸太田市、電鉄、県、関東運輸局で、日立電鉄線廃止問題対策実務者会議を設置して、何とか存続できないかと検討している」と答えました。(茨城新聞の報道より)
 今後、連絡会では「ちん電守ろう会」を結成し、2月21日午前10時から常陸太田市のパルティホールで、「日立電鉄の維持存続を考えるフォーラム」を開催します。日立電鉄の代表者も招き、廃線の再検討を訴えることにしています。一般市民の参加も出来ます。