美浦村の上野武雄村長は12月15日、阿見町との「霞南市」合併の是非を問う住民投票を実施する方針を固めました。
 美浦村では、2006年1月の合併に向けて阿見町との協議が大詰めを迎えています。しかし、合併に異議を唱える住民が、村長と村議会の解職、解散を求めて運動を強化しています。上野村長は、これ以上の混乱を防ぐ上から、住民投票を実施することを決断しました。それに呼応して、住民有志は二つの請求を取り下げる方針です。
 読売新聞の報道によると(2004/12/16付け地方版)、上野村長らは14日夜、合併に反対する住民有志らと話し合いを持ち、「合併の是非を問う住民投票を行う。投票率に関係なく開票する。来年1月下旬に実施する。村長は結果を尊重する。投票は20歳以上とする」などを確認しました。解職、解散の二つの請求取り下げが条件となっています。
 今後、上野村長は22日の法定協の前までに、臨時村議会を招集し、住民投票条例案を提案するとされています。
 美浦村は、現在JRAの美浦トレーニングセンターなどが立地しており、財政的にも単独で十分行政の運営ができるというのが、合併に反対する住民の主張です。予算規模55億円前後、人口18500人程度の小さな村が、単独で生き残るためには、大変な努力が必要となります。美浦のトレセンに頼るところが多い、村の将来に楽観は許されません。広域合併は生き残りの重要な選択肢です。住民投票で合併が支持されることを期待します。