茨城県では、県の行政活動のコストについて、県民にわかりやすく具体的に説明するために、つくば国際会議場や県民文化センターなど主な公共施設について、運営経費などのコスト計算書を作成し、公表しています。
行政コストが最も高いのはミュージアムパーク自然博物館(岩井市)で、年間約14億4000万円のコストが掛かりました。反面、自然博物館は年間入場客約42万人を誇る人気施設で、利用者一人当たりのコストに換算すると、3396円で、歴史館(水戸市)・8601円や健康科学センター(水戸市・7893円)など調査・研究関連の施設の方が割高になっています。
対象となったのは、県営の有料施設合わせて34カ所。公共施設の使用料金は一般に低廉に設定されており、経費は県の一般財源(税金など)で補填されています。
行政コストがかかる施設の上位は、1.自然博物館、2.カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)、3.つくば国際会議場(つくば市)、4.笠松運動公園(ひたちなか市・那珂町・東海村)、5.県立歴史館(水戸市)の順になっています。
利用者一人当たりのコストが最も割高になったのは、1.県立歴史館、2.健康科学センター、3.吾国山洗心館(笠間市)、4.陶芸美術館などとなっています。特に、県立陶芸美術館は、5億円以上の経費がかかっていますが、利用者数が伸び悩みコスト高となっています。
入場料など施設ごとの収入額トップは、国民宿舎「鵜の岬」(日立市)で約3億9300万円で、利用者一人当たりの収入額でも約3200円と最多になりました。
各行政コストには、施設の建設費や所蔵品の購入費は含まれておらず、実際の経費は更に割高になります。
県立施設のコスト計算書
行政コストが最も高いのはミュージアムパーク自然博物館(岩井市)で、年間約14億4000万円のコストが掛かりました。反面、自然博物館は年間入場客約42万人を誇る人気施設で、利用者一人当たりのコストに換算すると、3396円で、歴史館(水戸市)・8601円や健康科学センター(水戸市・7893円)など調査・研究関連の施設の方が割高になっています。
対象となったのは、県営の有料施設合わせて34カ所。公共施設の使用料金は一般に低廉に設定されており、経費は県の一般財源(税金など)で補填されています。
行政コストがかかる施設の上位は、1.自然博物館、2.カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)、3.つくば国際会議場(つくば市)、4.笠松運動公園(ひたちなか市・那珂町・東海村)、5.県立歴史館(水戸市)の順になっています。
利用者一人当たりのコストが最も割高になったのは、1.県立歴史館、2.健康科学センター、3.吾国山洗心館(笠間市)、4.陶芸美術館などとなっています。特に、県立陶芸美術館は、5億円以上の経費がかかっていますが、利用者数が伸び悩みコスト高となっています。
入場料など施設ごとの収入額トップは、国民宿舎「鵜の岬」(日立市)で約3億9300万円で、利用者一人当たりの収入額でも約3200円と最多になりました。
各行政コストには、施設の建設費や所蔵品の購入費は含まれておらず、実際の経費は更に割高になります。
県立施設のコスト計算書
