伊奈・谷和原は市庁舎を「谷和原」に多数決で決定、水海道は反発し離脱も示唆
 12月27日、水海道市・伊奈町・谷和原村の合併協議会が開催され、新しい市の本庁舎の位置を谷和原村役場に決定しました。
 伊奈町と谷和原村の委員は「三市町村の中心にある」などを理由に本庁舎の位置は「谷和原村」という意見が出されました。これに対して水海道市の委員は「行政経費の節約の面からも、現在の水海道市役所がふさわしい」と主張しました。両者の意見は全く噛み合わず、多数決によって採決されました。採決の結果、伊奈町と谷和原村の委員全員が谷和原への新庁舎に賛成したため、本庁舎の位置は谷和原村に決まりました。
 しかし、この決定に水海道市が猛烈に反発。遠藤利水海道市長は「住民に信を問いたい。結果によっては脱落も辞さない」と述べています。