
住民が利用して健康被害を出した井戸(いわゆるA地点)から90メートル程南西部の掘削調査現場では、1月7日に、通常の1万倍の高濃度のジフェニルアルシン酸(DPAA)を検出したコンクリ塊が発見されました。
井手県議らは、茨城県環境対策課の須藤正己課長補佐より掘削調査の経緯や方法など聴取しました。

●したがって、毒ガス(または毒ガス兵器)からの生成物ではなく、その原料である可能性がある。
●セメント状の物質は人為的に作成されてものであり、他の場所で作られて搬入されたものではない。
●突き出ている木製の杭は比較的新しく、今後コンクリート状の物質がつくられた時期を特定する作業を進める。
●この土地は、昭和50年代は松林であった。昭和57年から60年にかけて砂利を採取し、埋め戻された。平成3年からいけすとして利用され、その後埋め戻された。
説明聴取の後、掘削調査施設を視察し、テレビカメラで掘削現場を確認しました。
(写真上:掘削現場テント前での井手県議ら、写真下:監視カメラの画像を撮影した掘削現場の様子、クリックすると大きな写真をご覧になれます)