3月10日、境町選挙管理委員会は、境町議会に対する解職請求(リコール)の署名簿の審査を終えました。その結果、1万1399人分の署名のうち、有効署名は1万148人分で、有権者数の3分の1である7243人を、大幅に上回り、解職請求に必要な数をクリアしました。
 署名簿は3月11日から17日まで、町中央公民館で縦覧され、この期間に異議申し出があった場合は、選管が14日以内に回答し、最終的な有効署名数が確定されることになります。有効署名数が確定された後、署名数が3分の1を超えていれば、リコール本請求がおこなわれます。
 本請求から60日以内に町議会解散の是非を問う住民投票が実施されるととになり、投票者数の過半数の同意で、境町議会は解散、再選挙が行われることになります。
 リコールを進めた住民団体は「1万人以上の署名の重みを感じて、議会が自主解散することを望む」としています。自主解散には、特例法により「議会で4分の3以上の議員が出席し、出席議員の5分の4以上の賛成が必要」です。
 境町では、岩井市、猿島町との合併が住民投票の結果、白紙撤回されたために、今後の行政の運営に対して様々な疑心暗鬼が起こっています。財政的破綻を避けるために、三役や議員の報酬を下げることや、議員定数を14名に削減するなどの対応策がとられていますが、町長や議会への不信感を払拭するには至っていません。
 こうした住民感情を背景に行われた今回のリコール署名、今後の境町議会の対応が大いに注目されます。