
石井県代表は「常磐道の社会実験は38500人の署名をいただくなど、公明党が中心になって、多

これに対し榊道路局次長は、「実験結果は高く評価します。全国の状況をよく検討して、来年度の具体的施策に活かします。財政当局への働きかけもよろしくお願いいたします」と応えました。
日立地区常磐自動車道社会実験に関する要望書
茨城県日立市は、太平洋と阿武隈山地に挟まれた細長い市街地を形成し、市内を縦断する幹線道路が国道6号線のみであるため、交通渋滞が慢性化しています。その経済的損失や環境負荷は市民の受容の限度を超えていると言っても過言ではありません。
私ども公明党日立支部は、こうした現状を打開するため、平成13年4月に「高速道路を活用した渋滞解消策の検討を求める要望書」を38500名の市民の署名を添えて提出しました。
こうした市民の声を受け止め国におかれましては、平成15年度「地方からの提案型社会実験」制度を創設し、11月に「日立地区常磐自動車道社会実験」が1ヶ月にわたって実施されました。
その結果は、常磐自動車道の実験区間の平日通行量が1.9倍に増加し、市中心部へ向かう一般道の所要時間が最大9分間短縮されるなど大きな成果を得ることが出来ました。事後のアンケートによると地域住民の81%が、今回の社会実験が「有効であると思う」と回答しました。
つきましては、日立地区の一般道路の渋滞緩和や常磐自動車道路の利用促進、渋滞による経済的損失や環境負荷の軽減のため、日立地区における常磐自動車道の社会実験を今後、拡充して実施していただきたく、下記の要望を致します。
貴職におかれましては、要望の主旨をご理解いただき、格別なご対応をいただきたくお願い申し上げます。
< 要 望 事 項 >
1.国の直轄事業として常磐高速自動車道の割引社会実験を実施してください
2.実験区間を常磐自動車道日立南太田インターチェンジ〜北茨城インターチェンジ間に延長して実施してください
3.季節による交通量の変化も考慮し、1年間(最低でも6ヶ月間)程度の長期間の社会実験を行ってください
4.社会実験の割引率は昨年行った実験と同程度以上として実施してください