高萩市が国の「教育特区」に認定され、全国初の株式会社が経営する広域通信制高校の起工式が、6月18日に行われました。
 この高校は、大手予備校「ウィザス」の子会社「ハーモニック」が、建設、運営にあたる「ウィザス高校」です。不登校や中途退学者を対象にした通信制高校となります。
 ウィザスは、主に大学入学資格検定の受験者を対象にした予備校を全国に展開しています。その経営ノウハウを生かし、体験学習など時代の流れを先取りした教育を目指します。
 学校設置場所は、高萩市大字赤浜字苅又作2086−1。広さ約4400平方メートルの市住宅公社所有地を借りて建設され、鉄筋コンクリート2階建て約1600平方メートル。建設費は約3億円です。
 生徒は年二回、三泊四日滞在して授業を受ける。農作業、ボランティア体験も、単位として認められるのが特徴。生徒募集は今秋10月からで定員は初年度は2000人です。
広域制通信制高校「ウィザス高等学校」のご案内
株式会社ウィザスのHPより
 本学は「高等学校等における学校外学修の認定可能単位数拡大事業(804)」の特例措置を適用します。これにより学校外においての認定単位数を現行の20単位から30単位とし、ボランティア活動や体験学習等の強化による自然や人とのふれあいを重視する教育課程を編成することが可能となり、不登校状態等にあった生徒へのメンタル面でのケアを含めたきめ細かな対応を行い、自己達成実感・他者貢献実感を通じて生徒の自立・自己成長につなげる指導を行います。
 さらに株式会社が設立するメリットとして、職業観育成指導を入学段階から導入し、「企業体験」「模擬企業での実習」「社会人としての心得」「就職試験指導」等の体験学習も実践していく等、他の学校では実践できない教育を行い、生徒の学習意欲を喚起し、3年間での卒業を可能とする自己教育力の養成を図ります。
 弊社といたしましては、現在、全日制高校に通うことのできない子どもたちや様々な問題を抱えている各地域の子どもたちに対し、28年間の指導ノウハウを活かし、「称賛・成就感・社会性」の3つの教育視点とIT等を活用した新たな通信教育手法やスクーリングを通した体験型教育による「自己実現達成教育」が実践できる高等学校の設立を目指しております。
<参考資料>高萩教育特区概要
<参考資料>高萩市教育特区計画