日立電鉄線の廃線まで、あと一日。後援会の機関紙配りの合間をぬって、茂宮駅と鮎川駅の写真を撮りました。
 全国から鉄道愛好家が集結しているという実感です。茂宮駅では、日立電鉄の運転手さんの両親が、電車の撮影に来ていました。息子さんの再就職先は、つくばエキスプレスに決まったとのこと。従業員の皆さんの雇用を守ということも、経営者の大きな責任です。この時期の廃線の理由の一つでもあります。
 鮎川駅では、ご家族連れが目立ちました。何十年とこの電車で通ったというご老人が、息子さんに支えられたりしながら赤い電車との別れを惜しんでいました。
(写真は、日立電鉄の日立側の終点・鮎川駅)