境町の住民投票は5月29日投票茨城県境町の議会解散をめぐる住民投票の予定が決まりました。
asahi.com : マイタウン茨城(2005/04/19)
境町選管は4月18日、町議会解散の是非を問う住民投票を5月9日告示、同29日投開票と決めた。賛成が過半数を占めれば町議会は解散され、40日以内に出直し選挙が実施される。
同町では昨年9月、合併の是非を問う住民投票で「反対」が多数を占め合併を断念。町が行財政改革を計画する中、議会でも議員定数20を14に削減する条例を可決した。しかし、住民団体「さかいまち議会を解散させる会」は、「すぐに定数14にして経費削減に努めるべきだ」として解散を問う住民投票実施を求め、6日に町選管に直接請求していた。
一方、議会は議員定数削減の適用日を延期する条例改正を3月に可決している。これに対し解散させる会は、条例の改廃請求をするため1273人分の署名を集め、11日に本請求。22日に開かれる臨時会で議決される。
5月9日告示、5月29日投票となります。その結果、議会が解散されると、出直し選挙は40日以内に行われますので、6月26日か7月3日に投票が行われる見込みです。
住民投票の日程が決まったことで、22日の臨時議会で、定数を14人に戻すことが、過半数で認められるかが最大の関心事となりました。
なお、この臨時議会では、定数を14人に戻すことを賛成する議員の資格に関する決定を先議することが想定され、議会多数派による横暴との批判が懸念されています。