ほっとメール@ひたち

井手よしひろが茨城の県政情報や日立市のローカル情報をお伝えします。

2008年06月

茨城県が脳脊髄液減少症に関してアンケート

参考写真 茨城県では、「脳脊髄液減少症」への対応が可能な医療機関についてのアンケート調査を行っています。
 脳脊髄液減少症は、脳脊髄液が硬膜から漏れる病気。むち打ち症の主因とされ、頭痛や目まいなど症状は多岐にわたるとされています。
 脳脊髄液減少症に対しては、ブラッドパッチ療法による治療が有効とされていますが、統一的な診断基準が定まっていないことや医学会でも様々な議論が交わされ評価が分かれているところです。
 公明党はいち早く2006年に、「脳脊髄液減少症対策ワーキングチーム」(WT、座長:渡辺孝男参院議員)を立ち上げ、患者団体などとの連携のもと、積極的に対応してきました。茨城県でも、井手よしひろ県議らの推進によって、いち早く研究会が開催されるなど、脳脊髄液減少症患者の支援と医師や周囲の理解を進める活動を推進してきました。
 今回のアンケート調査は、県内の脳神経外科・整形外科・麻酔科などを標榜する医療機関を対象に、脳脊髄液減少症患治療実施の有無、ブラッドパッチ療法実施の有無、担当診療科、診療日時、茨城県ホームーページへの掲載の可否を問う内容となっています。
 6月中旬までに回答を求め、ホームページへの掲載を承諾した医療機関は、広く県民に広報することにしています。また、脳脊髄液減少症への県民の照会について、県や保健所などで案内することにしています。
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長寿医療保険料:口座振替可能に

軽減基準を世帯単位から個人にすることも継続して検討
長寿医療制度の改善策について合意した与党プロジェクトチーム=10日 衆院第1議員会館:公明新聞より 6月10日、与党高齢者医療制度に関するプロジェクトチーム(PT)は、75歳以上を対象に4月からスタートした長寿医療制度(後期高齢者医療制度)について、低所得者の保険料軽減を7割から9割に拡大することを柱とする改善策に続き、
(1)年金からの保険料天引き(特別徴収)を一部見直し、口座振替による普通徴収を可能とする
(2)診療報酬における終末期相談支援料は凍結を含め検証をする――ことなどで合意しました。
 この合意では、年金からの保険料の徴収については、申し出によって普通徴収(窓口や銀行などでの振込)できることとしました。その対象は(1)収入に関わらず、国保の保険料を確実に納付していた人で、本人の口座振替により納付する場合、(2)世帯主または配偶者がいる人(年金収入が180万円未満)で、世帯主や配偶者の口座振替により納付する場合――など、範囲を拡大しました。
 また、今年10月から始まる65歳から74歳の国保に加入する世帯主の年金からの保険料徴収についても、同様の扱いとすることがきまりました。
参考写真 医師が患者と延命治療の方針などを事前に話し合い、文書に残した場合に医療機関に支払われる診療報酬「終末期相談支援料」については、凍結を含め中医協で議論を行い、必要な措置を講じることになりました。
 さらに、制度についての広域連合および市区町村の果たすべき役割と責任分担を明確に規定し、特に保険料に関する相談対応については、市区町村の役割を明確にします。
 この他、(1)自治体独自の医療費助成事業や人間ドック補助事業のあり方については、高齢者への情報提供など適切な対応を求める、(2)同制度に基づく各種事務事業の実施に当たっては分かりやすい説明、見やすい印字など高齢者に配慮する、(3)資格証明書の発行は、相当な収入があるにもかかわらず保険料を納めない悪質な場合に限り運用する――ことを明記しました。
 一方、同PTは今後の検討課題として、(1)保険料軽減判定を個人単位で行うことについては、引き続き検討し、早急に結論を得る、(2)保険料の年金からの徴収の対象要件(年額18万円以上)の引き上げ――などを決めました。
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2008年6月10日(火) 晴れ

長寿医療制度の国民健康保健の高額療養費について資料整理、聞き取り調査(県国民健康保険室)

県議会議会運営委員会

県議会本会議(一般質問)

市民相談(脳脊髄液減少症について)

参考写真「私は天才ではありません。ただ、人より長くひとつのことと付き合ってきただけです」
(アインシュタインのことば:「格言集」より)

歩数【2000】歩・移動距離【207】km

国保と長寿医療費の高額療養費の問題点

参考写真 今朝のTBS系のテレビ番組「みのもんたの朝ズバッ!」では、「後期高齢者医療・入院中75歳誕生日で医療費2倍!?」と題し、国保と長寿医療制度の高額療養費の自己負担の問題を取り上げていました。
 長期入院中のお年寄りが、月半ばで75歳の誕生日を迎えると、国民健康保健から長寿医療制度に制度が変更されます。その際、通常の医療費は日割りで計算されますので、特に問題はありませんが、高額療養費の自己負担分は、国保分と長寿医療分が、別々に請求されることになります。
 高額療養費制度とは、同じ病院や診療所で支払った1ケ月の医療費が、一定額以上であれば、それ以上の医療費を支払わなくても済むいう制度です。高齢者の場合、一定以上の収入がある場合は44,200円、住民税が非課税であれば24,600円、世帯で非課税で基礎年金以下の収入であれば15,000円以上の医療費が免除されます。しかし、例えば15日が誕生日であるお年寄りが1ヶ月入院した場合、14日までは国保の高額療養費制度の限度額44,200円が徴収され、15日からは長寿医療制度の限度額44,200が請求されるということになります。つまり支払う医療費が2倍になってしまいます。
 確かに、誕生日を境に医療費が倍になってしまうという不合理が起きるわけで、みのもんた氏の怒りも理解できます。
 でも、よくよく考えてみると、この不合理は長寿医療制度だけのものではありません。組合健保や政管健保などから国保に移行する場合も同じ不都合が起こります。ものもんた氏は、このことをもって「長寿医療制度を即刻廃止せよ」と主張していましたが、かなり論理に飛躍があるように感じました。
 他の医療制度の移行については、ある程度期間に自由度があります。しかし、長寿医療制度は誕生日で強制的に保険制度が変えられてしまいます。長寿医療制度の見直し作業の中で、是非取り上げてもらいたい課題の一つです。

長寿医療制度保険料、同居世帯で負担増のケース

22市町村で負担増/後期高齢者医療制度
朝日新聞(2008/6/09)
 厚生労働省が4日に発表した後期高齢者医療制度の保険料負担の全国実態調査で、子ども夫婦と同居世帯の場合、県内の自治体の半数にあたる22市町村で、国民健康保険(国保)に加入していた時よりも保険料の負担が増えるケースがあることが、県国民健康保険室の調査でわかった。
 新制度は、75歳以上の全員と一定の障害がある65〜74歳が加入、県内の対象者は約31万人にのぼる。厚労省の実態調査では、県内では新制度に移った高齢者世帯の78%で保険料が軽減されることになっている。
 調査では、75歳以上の高齢者世帯が、新制度と4月以降も国保のままだった場合の保険料を比較した。試算の対象としたモデル世帯は(1)75歳以上の単身世帯(2)夫婦ともに75歳以上の世帯(3)夫が75歳以上、妻は75歳未満で国保に加入する世帯(4)75歳以上の高齢者と国保加入の子ども世帯の4タイプ。さらに、年金受給額を年間79万円、201万円、400万円に設定し、計12ケースで試算を出した。
 最も負担増となる市町村が多かったのが、(4)の世帯で高齢者の年金収入が79万円の場合。県内16市町村で国保よりも保険料が400円〜1万7500円増えた。取手、古河、筑西市で1万7500円。これに対し、保険料が減少した28市町村。つくば市の削減額が最も大きく2万1200円安くなった。
 県後期高齢者医療広域連合によると、新制度では保険料が世帯ごとの所得を元に計算されており、(4)の場合は子ども夫婦の収入も考慮したうえで保険料が決まるため、負担増の場合が多くなるという。
 また、試算した12のうち8ケースで負担増となったのは東海村。なかでも、(2)の世帯で、年金収入が400万円の場合、保険料は年7万900円の負担増となる。
 東海村では一般会計から国保に約3億5千万円を毎年繰り入れている。他の自治体より保険料が割安だったため、新制度で高齢者が大きな影響を受ける自治体の一つだ。同村には4月以降、「保険料が高くなった。いくら支払ったか分からないので、天引きはやめてほしい」といった問い合わせや苦情があるという。
 問い合わせは、県国民健康保険室(029・301・3171〜2)まで。

 6月4日に公開された厚労省の調査結果によると、長寿医療制度に国民健康保険から移行した際に、お年寄り所得が子供さんが世帯主である世帯で同居している場合、保険料が高くなってしまう割合が多いと指摘されています。
参考写真
 9日には、各都道府県ごとの厚労省が分析した基本資料が公表されました。朝日新聞の10日付の記事は、その内容を紹介したものです。確かに茨城県内の市町村にあっても、「75歳以上の高齢者と国保加入の子ども世帯」で、年金収入が79万円(基礎年金のみ)の場合、16市町村で長寿医療制度に移行すると保険料が高くなります。同じように年金201万の世帯で16、年金400万世帯で13自治体で保険料が上がるケースがあります。
 しかし、上の表に取りまとめたように、長寿医療制度に移行して保険料が上がるケースは、むしろレアケースであることをご理解いただけると思います。
 引用した朝日新聞の記事には一切間違いはありません。しかし、一部のケースを抜き出して、それを見出しだけで扇情的に報道する姿勢には疑問を感じます。
減免基準をお年寄り本人の所得に限定する見直しが必要
 さて、国では与党プロジェクトチームを中心に長寿医療制度の運用上の見直しが急がれています。今回負担増となった同居世帯のケースの多くは、保険料減免の基準が世帯主との所得の合算にあることは明らかです。
 同居している子供(世帯主)の所得によって、お年寄りがたとえ無収入であっても37400円の保険料が賦課されることになります。この制度の見直しは絶対に必要です。これには、1000億円規模の追加予算が必要とされ、与党PTでも公明党と自民党の議論がわかれるポイントとなっています。ぜひ、政府にあっては、英断を持って減免の基準を「お年寄り本人の所得に限る」ことにしていただきたいと思います。

庶民感覚とは大きな乖離「霞ヶ関の居酒屋タクシー」

茨城県の実態を聞き取り:深夜残業での使用例はない
参考写真 いわゆる「居酒屋タクシー」問題の発覚を受けて、6月10日、井手よしひろ県議は茨城県人事課に対して、茨城県庁のタクシー券利用の実態などについて聞き取り調査を行いました。
 その結果、平成19年度のタクシー券の利用実績は、金額で538万円あまり、件数で2340件に上っていることが判明しました。内訳は、本庁関係が128万円(470件)、出先機関や県立病院などの関連機関が410万円(1870件)となっています。
 タクシー券の利用は、大部分が嘱託や業務を委託している医師や講師、専門家などの送り迎えに使われていました。
 霞ヶ関の中央官庁のように、深夜残業の際の職員の帰宅などに使われる例はないとの回答でした。
公明党大田代表はタクシーチケット「全廃」を提案
 また、6月9日、公明党の太田昭宏代表は政府と自民、公明の与党連絡会議の席上、「居酒屋タクシー」問題に言及しました。その中では、「あまりにもひどい。国民意識と懸け離れており、根本的に変えていかなくてはいけない」と語り、「厳正な調査を行い、関係者の処分と再発防止に努めてほしい」と求めました。さらに、タクシーチケットの全廃や仮眠施設の設置などを具体的に提案しました。

2008年6月9日(月) 曇りのち雨

JR日立駅頭で県政報告

長寿医療制度について資料整理

県政報告会を金沢団地内で開催

市民相談(障害児の遺産相続について)

参考写真「凍てつくような逆境を味わっていない者。人生を過ごして、苦労していない者。これは、本物の人間ではない。"人間の虚像"だ。人生を通過しただけで、生きていない者だ」
(フランシスコ・オタビアノのことば)

歩数【3000】歩・移動距離【46】km

国保保険料、個人住民税も公的年金からの天引きに

参考写真 長寿医療制度への批判の中でも、保険料を公的年金から天引きすること(年金からの特別徴収)に対する批判は、特に強いものがあります。一般的には行政コストも下がり、お年寄りの手間も減らせると思うのですが、その感覚は非常にデリケートなものがあるようです。介護保険制度導入から始まった年金からの特別徴収は、長寿医療制度だけではなく、今後、国民健康保健の保険料や個人住民税の徴収にまで拡大されることになっています。
 今年(2008年)10月から、65歳以上75歳未満の高齢者(前期高齢者)の国保保険料(国保税)が、年金から天引きされることになります。65歳以上75歳未満の高齢者が、年額18万以上の年金を受給している場合、世帯主の年金口座から国保加入の世帯全員が世帯主の年金から天引きされることになります。世帯の構成員によって特別徴収と普通徴収(直接徴収)の場合が混在することも起こります。
 さらに、個人住民税についても65歳以上の公的年金受給者の場合、09年の10月から公的年金からの特別徴収が行われます。
 住民税の徴収率の低下に頭を悩ます全国市長会や町村会などの3年間にわたる強い要望を受け、昨年12月の税制改革で決定された、この4月から改正地方税法が施行されました。個人住民税は、老人夫婦で夫の年金が200万円以下で妻が基礎年金だけの場合は、住民税はゼロになりますので、実際に特別徴収の対象となるのは65歳以上の公的年金受給者のうち、約2割強だと言われています。
 これまでは、生活が大変だからといって、国保保険料(国保税)の納期を延ばしてもらったり、分納にしてもらうなど、市町村窓口で様々な相談にのってもらっていた方が大勢います。運用にあたっては、きめ細やかな対応が不可欠となります。

2008年6月8日(日) くもり時々晴れ

井手よしひろ県政ホットラインNo71を配布

長寿医療制度について県政報告会用資料を作成

パソコン作業用眼鏡を調整

参考写真「良いものをけなす? まあためしてみるとよい 虚勢をはっているあいだはごり押しできても いずれみすかされ泥沼にたたきつけられて当然だろう」
(ゲーテのことば)

歩数【3000】歩・移動距離【49】km

国保保険料の算定方式と長寿医療制度ので保険料増減

高齢者医療 迷走する新制度 一体、どうなっているのか
毎日新聞社説(2008/6/6)
 一体、どうなっているのか。4月から始まった後期高齢者医療制度をめぐる迷走が続いている。厚生労働省が4日発表した同制度の保険料推計調査で、低所得世帯ほど負担増となった割合が高いことが明らかになった。国会では新制度を維持したい与党が保険料負担の軽減策を矢継ぎ早に打ち出した。一方、野党は参院に廃止法案を提出、わずかな審議を行っただけで5日、厚生労働委員会で与党欠席のまま可決した。こういう光景を連日、見せられる国民はたまったものではない。政府も議員も、国会日程や選挙ばかりに気を取られて浮足立っており、肝心の高齢者医療制度の是非をめぐる本質の議論は棚上げにされたままだ。
 厚労省の保険料推計調査で「低所得者ほど負担減となり高所得者ほど重くなる」との説明が事実と違うことが分かった。これは新制度の根幹を揺るがすものであり、「仕組みそのものが間違っていたのではないか」という声が高まることは間違いない。新制度の法案成立から制度発足までに2年あったのに、保険料の調査を行っていなかったのは怠慢であり、そのうえ事実と異なる説明をしてきた責任は重い。今回のモデル世帯による推計調査については「これで実態がつかめるのか」との指摘もある。事実が不明確なままでは制度の是非を論じることはできない。自治体からデータを集めできる限り詳細な実態調査をすべきだ。

参考写真 6月4日に公表された長寿医療制度に関する厚労省の保険料推計調査が波紋を呼んでいます。確かに69%の高齢者の負担が減ったとの結果は、長寿医療制度の導入が功を奏して事の証拠以外の何物でもありません。しかし、「高所得者の方が負担減となり低所得者の方が重くなった割合が高い」との結果には、意外感があります。
 そこで、なぜこのような結果になったのか、その理由を整理してみたいと思います。
 国民健康保険(国保)は、市町村単位で保険料の計算方式がバラバラなため、都道府県単位の長寿医療制度の保険料と単純な比較が困難です。例えば、保険料の算定方式も3つの方式があります。(四方式:「所得割」、「資産割」、「被保険者均等割」、「世帯別平等割」の合算額で課税する方法。一般的に町村型といわれています。三方式:「所得割」、「被保険者均等割」、「世帯別平等割」の合算額で課税する方法。一般的に中都市型といわれています。二方式:「所得割」、「被保険者均等割」の合算額で課税する方法:一般的に都市型といわれています)
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2008年6月7日(土) くもり時々晴れ

資料整理(県政懇話会の資料作成、6月議会の議案整理)

井手よしひろ県政ホットラインNo71号を久慈町内に配布

日立市十王障害者福祉協議会設立総会に出席
参考写真

旧高萩工業高校跡地を実地調査

井手実母施設見舞い

井手よしひろ県政ホットラインNo71号を久慈町内に配布

参考写真
「世界に青年がいるかぎり、文明は逆行することができない」
「我らの友よ、夜明けはそこまで来ているのです」
「我らがつくった大道を真っしぐらに前進しようではありませんか。団結し合い、覚悟を新たにして恐れることなく!」
(ヘレン・ケラーのことば:『わたしの生涯』岩橋武夫訳(角川書店)、岩橋英行著『青い鳥のうた』(日本放送出版協会)

歩数【3000】歩・移動距離【59】km

高萩工高、大宮工高の跡地は民間へ売却

 少子化が進み生徒数が減少したために、県立高等学校の再編整備が進められています。茨城県は、県立高校再編整備計画に基づき2005年度以降、これまでに高萩工業高校、大宮工業高校、江戸崎西高校、大子第二高校の4校が閉鎖されました。
 今年3月に閉校された高萩工業高(高萩市)、大宮工業高(常陸大宮市)の2校の跡地については、県や地元市町村での利用希望がなく、民間へ売却する方向性になっています。
参考写真 県立高校の跡地は、まず県が別の施設などに利用できないか検討します。県の利用が考えられない場合は、地元の市町村に利用計画の有無を確認することになっています。県が計画を適当と判断すれば市町村に跡地を売却し、県が利用せず市町村にも計画がない場合、県は一般競争入札で民間に売却先を公募することになります。
 高萩市の担当者は「財政的な問題もあり、利用計画も特にない」と地元紙に語っており、常陸大宮市の担当者も「今のところ利用予定はないので計画も提出していない」と話しています。
 井手よしひろ県議は、6月7日高萩工業高校跡地を実際に訪ね、現状を調査しました。運動場や玄関前の庭には雑草が伸び始まっていましたが、校舎自体は今でも授業が行われているような雰囲気でした。体育館は、現状でも公開されており、地元の方が運動を楽しまれていました。
 一方、大子二高跡地は東京理科大の研修施設として使用される予定が決まっています。大子の恵まれた自然と実験室や音楽室、運動場などが整う旧高校施設は学生のゼミ、スポーツ合宿などの場にふさわしいと東京理科大が活用を決めました。過疎化に悩む大子町は「若い学生が来れば、地域が活気づく」として、旧校舎敷地を県から買い取り、大学側に無償貸与します。東京理科大学は、早ければ09年春からの利用を目指しています。
 また、稲敷市は07年3月に閉鎖された江戸崎西高跡地を市役所新庁舎の移転先とする方針で、今年4月に土地払い下げ要望書を県に提出しました。新庁舎を閉校跡地に建設する方針の稲敷市は、05年の4町村合併後、江戸崎、新利根、桜川、東の4庁舎に市役所機能が分散しており、新庁舎建設で、老朽化した現庁舎の改修費、庁舎間の移動などにかかる経費が年間約1億8000万円も削減できると試算しています。江戸崎西高跡地は約5万平方メートルと広大な敷地を確保でき、計画中の圏央道ICに近く、交通事情が良いことなどを理由に、新市庁舎の用地として注目されました。
 県の再編計画では、11年度までに八郷、北茨城、岩井西、那珂湊二、上郷、境西、山方商の7校が閉鎖される予定で、跡地利用を巡っての議論が益々活発化しそうです。

2008年6月6日(金) 晴れ

JR日立駅で県政報告会

井手よしひろ県政ホットラインNo71配布

住民税の年金からの特別徴収について現状調査

脳ドック検診を受診

参考写真「自分が世の中で何か役に立っている、自分が誰かにとって必要であると感じるのはすばらしいことです」
(ヘレン・ケラーを励まして、世界に希望の光を送ったサリバン先生のことば)

歩数【3000】歩・移動距離【72】km

居酒屋タクシーに公務員の倫理を疑う

公費タクシーの金品受領、13機関で520人
読売新聞(2008/6/6)
 財務省などの職員が深夜帰宅の際に公費で乗ったタクシーの運転手から現金やビールなどを受け取っていた問題で、該当する中央省庁の職員は13機関で少なくとも520人にのぼることが、6日午前までの各省庁の集計で分かった。
 約20年前から同様のサービスが行われていたケースもあったが、一方では国土交通省や経済産業省のように直近の1年間しか調べていない省庁もあるため、人数はさらに増えそうだ。タクシー運転手が現金を渡していた場合は道路運送法に抵触する可能性があるため、国交省はタクシー業界に事情を聞く方針。
参考写真 本省職員約680人のうち少なくとも11人がビール券や飲み物の提供を受けていた環境省では、全職員約1100人を対象に再調査する方針を決めた。
 11人のうち20歳代の男性職員は、2006年度に34回タクシーで帰宅し、うち8回で計1万5000円相当のビール券のほか、車内で缶ビールやつまみを渡されていた。自宅までのタクシー料金は1回約2万3000円で、8回とも同じ個人タクシーの運転手だった。中には20年前にもサービスを受けていた職員もいるという。
 総務省でも、行政管理局の課長補佐クラスの男性職員が、クオカード(500円相当)を複数回にわたり、受け取っていた。この職員は03年度から5年間にわたり、ビールやつまみの提供を20回程度、受けていた。別の18人の職員も缶ビールとつまみを受け取っていたという。増田総務相は「場合によっては公務員倫理法令上の問題も検討する」と述べた。
 残りは車内でビールやつまみを受け取っていたケースで、国土交通省が財務省に次いで多い36人だった。農林水産省では13人が計139回にわたり、ビールの提供を受けていた。北原俊美・経理課長は「タクシー運転手はいわゆる利害関係者には当たらないので、ビールを受け取る行為が国家公務員倫理規程に触れるとは思っていない」としながらも、「財務省の対応を見極めながら対応を検討したい」と話した。
 いまだに調査結果を公表していない厚生労働省では、舛添大臣が「結果が出たらすぐ公にしたいと思っている」と述べた。
 額賀財務相は、財務省の職員383人が公費で乗ったタクシーの運転手から現金やビールなどを受け取った問題について「国民の疑惑、不信を頂いたことは誠に遺憾だ」と陳謝した。
 冬柴国交相は6日の閣議後の会見で、現金の受け取りについて「割り戻しになるのではないか」との見方を示し、タクシー事業者らから道路運送法に抵触していないか事情を聞く方針を明らかにした。また、商品券などについても「換金性の高いものは問題だと思う」と述べた。
 道路運送法は、タクシー事業者が認可された運賃から客に一部を払い戻す「割り戻し」を禁止している。

参考写真 人呼んで「居酒屋タクシー」というそうです。すでに、2005年11月の「The Taxi Column タクシー・コラム」第5話には「個人タクシーの営業戦略 居酒屋タクシーとは」という記事が掲載されているので、業界では旧知の事実であるようです。「なるほど、お客さんの心を掴んだ個人タクシーのお客様囲い込み戦略だ。いったいどうやってビールを冷やしているのだろう!?後部トランクに小型冷蔵庫を装備しているとのことだ。提供するものは、ビールだけではない。おつまみと、おしぼりも欠かせない。なかには、おつまみのメニュー表まで作成した者もいるというから驚きだ。笑ってしまわずにはおれない!」(The Taxi Columnより引用)
 民間人であればこうしたサービズを受けることも看過されるでしょう。しかし、いわゆる官僚のタクシー代は税金から支出されていることを考えれば、庶民感覚からしても絶対に許せません。
 そもそも残業をしたからといって、無条件にタクシーチケットが支給される体制そのものが間違っているのではないかと思う。私自身も15年間、民間企業で働いていました。百貨店に勤めていましたので、催事の準備で帰宅が12時を回ることも少なくありませんでした。しかし、私の会社ではタクシー券を配る仕組みは全くありませんでした。これが普通の民間企業の感覚です。
 官僚の働き方そのものを見なおすことが必要です。
(写真はイメージ写真でこの記事とは直接関連はありません)
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高速バスからつくばTXへの乗り継ぎ実証実験

参考写真
首都高八潮PAを活用し、100円で都心までスイスイ
 6月2日、「八潮パーキングエリアを活用したレール&高速バスライド検討委員会」(国土交通省関東運輸局、国土交通省関東地方整備局、埼玉県、茨城県、八潮市、首都高速道路(株)、首都圏新都市鉄道(株)、茨城交通(株)、日立電鉄交通サービス(株)、関東鉄道(株)、ジェイアールバス関東(株))では、東京に向かう高速バスを首都高速八潮パーキングに設置したバス停に停車させ、渋滞が予測される場合は、つくばエクスプレスに乗り継いで都内に向かってもらう社会実験をスタートすると発表しました。
 茨城方面から東京方面へ向かう高速バスは、都心へ向けての渋滞等により、到着時間が大きく遅れる場合があります。関東運輸局によると、八潮PA〜向島IC間の所要時間は、高速バスで通常約11分程度ですが、特に午前中は渋滞が激しく、最大約51分もかった例もあります。そのため、東京に向かう上り高速バスの利用者は、「到着時間が予想できない」ため、県内に戻る下りに比べて少ない傾向があります。
 そこで、つくばエクスプレス八潮駅に直線距離で約200メートルと近接する首都高速道路八潮パーキングエリアに降車用のバス停を設置し、高速バスからつくばエクスプレスへの乗り継ぎを可能にする実証実験を実施することとなりました。
 この実験期間中は、乗り継ぎ利用を希望する利用者に、つくばエクスプレス八潮駅から秋葉原駅までの通常450円の乗車券を、高速バス車内で100円で発売します。つくばTXの八潮駅〜秋葉原駅は区間快速で約17分で、抜群の定時制が魅力です。
 八潮PA手前で高速バス乗務員が、渋滞情報を乗客に提供。乗り継ぎ客がいる場合は、バス停に停車した後、都心に向かいます。TXに乗り継ぐかどうかは乗客が判断します。そのまま高速バスで都心に行くことも、もちろん可能です。なお、TXに乗り継いだ場合は、自動改札口が通れないので友人改札口を利用することになります。
 この実験は、1.「水海道、岩井、猿島発〜東京駅行き」、2.「水戸駅発〜東京駅、新宿駅行き」、3.「常陸太田、常陸大宮、大子発〜東京駅、新宿駅行き」、4.「日立駅、高萩駅発〜東京駅行き」の4ルートの上り全便で行います。実験期間は、6月16日〜来年3月31日までとなっています。
参考:「八潮パーキングエリアを活用したレール&高速バスライド」のパンフレット(PDF形式)

2008年6月5日(木) 雨時々くもり

県議会議会運営委員会

長寿医療制度と国保の保険料負担の増減調査結果をヒアリング

県議会本会議(知事議案提出)

茨城県警本部通信司令室を視察

平成20年度林活議連総会

平成20年度茨城県ボーイスカウト議連総会

県本部で「いばらき農業元気アップ対策員会」の連絡取りまとめ

参考写真「教育にとって大事なのは、“よく聞くこと”です。したがって教授は指導するというより、まず学生の言い分をよく聞くことを考えなければなりません」
(パリ大学ソルボンヌ校アルフォンス・デュプロン総長のことば)

歩数【3000】歩・移動距離【87】km

携帯電話からの110番に位置特定システム導入:茨城県警

参考写真 6月5日、井手よしひろ県議は茨城県警本部通信司令センターを訪れ、県警が4月に本格運用を始めた携帯電話からの110番通報者の位置特定システムについて、担当者から運用の状況などについて聞き取り調査を行いました。
 県警通信指令課によると、新システムでは通報者が第3世代以降の携帯電話(GPS付携帯電話)で110番した場合、通話と同時に位置を数10メートル〜数キロの範囲に絞ることが可能になりました。
 昨年の携帯電話からの110番は、有効受理件数の約63%を占めます。導入前は通報してきた人から、通報場所を聴き取りするために、地理が不案内な通報者の場合時間がかかり、警察官やパトカーの現場到着が遅れる場合がありました。4月の携帯電話による110番の平均受理時間は2分15秒で、導入直前の今年1〜2月に比べ15秒程度短くなり、素早い現場到着が可能になったと説明を受けました。
 また、新システムは明確な目印がない場所や不慣れな場所からの通報にも、威力を発揮しています。試験運用中の3月には、筑波山で登山をしていた地元の小学6年の5人が道に迷った事例では、子供の内一人がGPS携帯を所持していたため、居場所を約1キロ圏内まで特定することができました。県警のヘリが出動して無事保護することができました。
 5月17日にはGPS携帯電話からの110番で瞬時に場所を特定し、金属盗容疑者の現行犯逮捕につながりました。
 一方、「いたづら110番」の犯人特定にも効果を発揮しています。6月1日には「土浦駅で8人を殺す」と110番通報した疑いで、茨城県龍ケ崎市の男性が県警土浦署に逮捕されました。
 このGPS携帯での位置特定システムは、携帯電話の番号通知がオンの状態でないと作動しません。日頃から携帯電話は番号通知に設定しておくことをおすすめします。

画期的な婚外子国籍訴訟判決

最高裁大法廷が「国籍法」の規定を違憲と判断
参考写真 6月4日、結婚していない日本人男性とフィリピン人女性の間に生まれた子どもたちが日本国籍を求めていた裁判で、最高裁大法廷は、国籍法の規定を違憲と判断し、子どもたちの日本国籍を認める判決を言い渡しました。
 現状では国籍法の既定で、結婚していない日本人の父親と外国人の母親の間に生まれた子どもは、出生前に認知されれば、日本国籍を得ることができますが、出生後に認知された場合は日本国籍は得られないことになっています。国籍を取得するには、父母の結婚が前提となっていました。
 国籍制度には、親と同じ国籍を得る「血統主義」と、生まれた場所の国籍を得る「生地主義」があります。日本は血統主義を採用しており、単純な「血統」だけでなく婚姻関係という家族の結びつきを重視してきました。
 国籍法は、1980年の女性差別撤廃条約への署名を契機として、親のいづれかが日本国籍を有していれば、子どもの日本国政が認められるようになりました。
 この改正時に設けられたのが国政法3条1項で、両親の婚姻が子どもの出生の後でも、認知すれば国籍が認められるようになりました。しかし、婚姻関係が成立していない場合、認知されても日本国籍が認められない規定となっていました。
 主要国のうち、日本と同様に「血統主義」を採用しているのはフランス、ドイツ、イタリア、ベルギーなどですが、いずれも婚姻を要件とはしていません。
 今回の大法廷判決の中では、「家族生活や親子関係に関する意識の変化やその実態の多様化を考慮すれば、日本人父と外国人母の子が、両親の婚姻で日本との密接な結びつきを認められるというのは、現在の実態に合わない」と指摘しました。その上で、1.諸外国は婚外子への差別を解消したり、認知による父子関係成立で国籍を認めている、2.同じ婚外子でも、出生前に認知されていれば国籍が認められる、ことも違憲判断の理由として上げました。
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長寿医療制で7割世帯が負担減:厚労省全国調査

参考写真 6月4日、厚生労働省は、長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の対象となる75歳以上の高齢者の保険料について、旧制度で国民健康保険(国保)に加入していた場合との負担額の増減について、全国調査した結果を公表しました。それによると、75歳以上の高齢者がいる国保加入世帯では、その7割の世帯で負担減になると推計しました。
 今回の調査は、4種類の家族構成に3種類の収入額を組み合わせた12のモデルケースについて、保険料額の増減を、全国すべての市町村で集計しました。さらに、平成18年度国民健康保険実態調査から作成した都道府県別モデル世帯別所得分布をあてはめて、世帯ごとの保険料増減を推計しました。
 保険料額の変化を「市町村別」に分析してみると、単身者世帯の場合9割以上の市町村で保険料が減少しました。夫婦世帯や高額所得の世帯でも7〜8割の市町村で保険料が減少しました。反面、子供との同居世帯では保険料が増加する市町村が減少する市町村を上回りました。
 一方、調査結果を「世帯ごと」にみてみると、全体では69%の世帯で保険料が減少しました。所得区分ごとでは、高所得者(年金の収入が292万円以上)で負担が減った世帯の割合は78%で、低所得者(177万円未満)の61%を上回わりました。これは、国保の保険料が自治体の一般会計から補填され、結果的に「国保料が安く抑えられていた大都市や地方の中心都市で、低所得世帯の減少割合が約2割と低かったためです。また、国保料の算定基準の一つである資産割割が、長寿医療制度ではないために、資産を有する所得の高い人も軽減されるケースがあるためと推測されます。
 さらに、厚労省は与党の作業チームがまとめた低所得者への負担軽減策を導入した場合の試算も公表しました。この試算では、全体での減少割合が75%と6%上昇するとしています。
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2008年6月4日(水) 晴れ

JR大みか駅頭で県政報告

ふるさと納税制度について税務課、市町村課からヒアリング

水戸市消費生活センターを訪問、田山センター長と意見交換

茨城エコ農業構想について意見交換(市町村議会への働きかけについて協議)

利根町の場外馬券場設置計画箇所を調査、地元議員との意見交換

参考写真「まず最初に何になりたいのか、何でありたいのかを明確に決めよ。そうすれば他は天より授けられるであろう」
(フランス・ルネサンスの文人ラブレーの箴言)

歩数【2000】歩・移動距離【241】km

水戸市消費生活センターを訪れ、田山センター長と意見交換

 6月4日、井手よしひろ県議は、新たに4月から民間委託となった水戸市消費生活センターを訪れ、田山知賀子センター長から同センターの運営状況を聴き取りすると共に消費者保護の体制整備について意見交換を行いました。
 水戸市では、今年4月から市消費生活センターの運営を県内で初めて民間に委託しました。運営を委託されたのは、水戸市内のNPO法人「NPO消費者相談室」(代表理事:山口康夫国士舘大学教授)です。NPO消費者相談室には、消費者問題に詳しい安彦(あびこ)和子弁護士や社会保険労務士ら専門家が所属し、2006年度から同センターで土曜日の相談業務を市から受託していた実績がありました。
参考写真 新体制でスタートした水戸市消費生活センターは、消費生活に関する相談業務を、月曜から土曜までの午前9時〜午後5時で行います。消費者問題に関する知識が豊富な2人以上の相談員を常時配備しています。消費生活専門相談員の資格を持つ元水戸市議の田山知賀子さんがセンター長を、元日立市消費生活センター所長の石川圭子さんが事務長を務め、山口教授や安彦弁護士ら専門家は定期的に消費者相談に応じるほか、相談員のレベルアップは図る重層的な体制となっています。
 このセンターの特徴は、土曜日の相談業務の実施と、多重債務への対応の強化の2点です。ウィークデーに休みを取れないサラリーマンなどにとって、土曜日の相談業務は大変重要な意味があります。田山センター長は「役所が役所の都合で窓口を開いているような時代はもう終わりにしなくてはいけないと思います。困っている人が望む時にサービスを提供できるような体制を作りたいと考えました」と、基本的な考え方を語ってくれました。
 また、相談業務の中に「多重債務」を明確に位置づけたことも、画期的な取り組みです。通常の消費生活センターでは、多重債務の相談を受けた場合には、弁護士や司法書士、行政書士などの相談の窓口は紹介しますが、具体的な問題解決の相談には乗りません。しかし、NPO法人が運営する水戸市の消費生活センターでは、専門の弁護士など資格を有する専門家が直接、問題解決へのアドバイスを行っています。多重債務者への対応について、田山センター長は「専門家の知識を生かして、相談が増えている多重債務者への対応を強化したい。単なる窓口紹介の業務から、多重債務が解消され経済的に自立できるまで、相談者をしっかりとフォローしていきたい」と熱い思いを語りました。
 井手県議は、市町村の消費生活センターと県消費生活センターとの役割分担ならびに連係の強化の問題や市町村センターの未設置市町村への対応など、田山センター長と意見交換を行いました。

水戸市消費生活センター
〒310-0063
水戸市五軒町1−2−12
水戸市男女文化センター「びよんど」3階
Tel029-226-4194
Fax029-222-6826
http://www6.ocn.ne.jp/~mito4194/
相談受付時間 月曜日〜土曜日 午前9時〜午後5時

ぬるさと納税制度スタート、茨城は「大好きいばらき応援寄付金」創設


 居住地以外の県、市町村に寄付をすると所得税・住民税が一定額控除される「ふるさと納税制度」が、この4月より創設されました。
 茨城県は6月2日「大好きいばらき応援寄付金」を設立し、全国に向けて募集をスタートさせました。
 大好きいばらき応援寄附金(ふるさと納税)制度は、自分が生まれ育った「ふるさと」などに対し、貢献または応援したいという方々の思いを実現する観点から、茨城県や市町村に寄附を行った場合、一定の限度まで所得税と個人住民税より寄附金控除する制度です。(確定申告の手続きが必要です)
 寄付者は子育て支援や医療整備など6項目から、寄付金の使途を指定することが可能で、県は幅広く募金を呼びかけていく事にしています。
 寄付金は5000円以上が控除対象となります。指定できる使い道は、1.学校教育などの「人づくり」、2.少子化対策などの「子育て支援」、3.「安心安全な医療環境の整備」、4.「日本一の農産地づくり」、5.今年開催される国民文化祭の支援など「文化・スポーツの振興」、5.その他県政全般などから選択できます。
 寄付者には知事からの礼状、アクアワールド県大洗水族館や県立美術館などの共通招待券などが贈られます。
 しかし、茨城県の取り組みには消極的な姿勢が垣間見られます。橋本昌県知事は、かねてから記者会見などで「東京や大阪に集まっているお金が本当に地方に回るかどうか」と効果を疑問視ししており、「寄付金の争奪戦は地方同士の無用な競争を生むことになる」との懸念を示しています。(知事のコメントなどは茨城新聞の記事2008/6/3より引用)
 このため県は当面、重点的なPRは東京や大阪など大都市圏にとどめる方針です。これは、首都圏に含まれる茨城県内では、県内の県外出身者も多く、PRのやり方を間違えると、他県への寄付が増え、結果的に県の財政にマイナスを生じる懸念があるためです。
 県内市町村も、積極的に「ふるさと応援寄付制度」をPRしているところは少ないようです。その中で、守谷市では、「守谷市ふるさとづくり寄附条例」を制定し、ホームページでも積極的に広報しています。常陸太田市でも、早急に条例の制定を目指しています。
参考:「大好きいばらき応援寄附金」のご案内
参考:守谷市ふるさとづくり寄附条例のHP

2008年6月3日(火) 雨

土浦市議と地方議会改革などについて意見交換(水戸市内)

県本部で県政懇談会の企画

県議会でグループホームの防火体制強化などについて意見交換(障害福祉課)

鉾田市内のメロン農家を訪問

参考写真「常に変化を続ける環境に対して、人間は自ら適応しようと闘ってゆかねばならない」「これは生きものすべての宿命であり、生命の法則でありまた本質そのものである」
(ルネ・デュボス博士のことば:長野敬・新村朋美訳『生命の灯』思索社)

歩数【3000】歩・移動距離【120】km

知的障害者のグループホームが火災3人死亡

障害者施設で火災 3人死亡、宿直不在/神奈川・綾瀬
読売新聞(2008/6/2)
 2日午前2時30分ごろ、神奈川県綾瀬市寺尾北、知的障害者のグループホーム「ハイムひまわり」から出火、木造2階建ての同ホーム315平方メートルを全焼、隣接する民家1棟も焼き、約5時間後に鎮火した。同ホームの焼け跡から入所者7人のうち、男女3人が遺体で見つかった。ほかに1人が重傷。
 大和署によると、亡くなったのは、2階に入所していた磯崎昭さん(57)、角田和之さん(60)、松本幸子さん(69)とみられる。重傷の村田徴(とおる)さん(51)は肺にやけどを負った。火災当時、同ホームには7人全員がいたが、1階の2人と2階の1人は逃げて無事だった。1階食堂の天井と、真上の2階の部屋の床の燃え方が激しく、同署や綾瀬市消防本部では火が屋内から出たとみて出火原因を調べている。
 運営する社会福祉法人聖音会などによると、「ハイムひまわり」は1994年8月に開所。計8部屋あり、51歳〜69歳の軽度の知的障害者が入所していた。男性3人、女性4人で、綾瀬市や近隣市町の人という。入所者は、平日の日中に仕事や作業などで外出する以外は、同ホームで過ごしていた。普段は職員1人が1階の管理人室で夜間の宿直にあたるが、1日夜からは休暇をとって旅行中だったため、不在だった。同ホームには火災報知機やスプリンクラーは設置されていなかったという。
 県によると、障害者向けのグループホームの人員配置は厚生労働省令で定めており、宿直はサービスで義務にはなっていない。
 現場は相模鉄道本線かしわ台駅の南約300メートルにある住宅街。
◆スプリンクラー、来年から義務化
 総務省消防庁では、長崎県大村市のグループホームで2006年1月に7人が死亡した火災を受け、小規模福祉施設にスプリンクラー設置などを義務づける消防法施行令を07年6月に改正した。ただ、施行は来年4月からで、経過期間を経て12年4月までに全面適用となる。
 この改正で、スプリンクラー設置を義務付ける延べ床面積は「1000平方メートル以上」から「275平方メートル以上」に変更。火災報知機や消火器の設置義務も、施設の広さの条件が撤廃された。知的障害者施設も対象に含まれる。

防火設備・管理体制の再検討が必要
 グループホームは、知的・精神障害のある人や認知症高齢者の地域の中の居住の場として急増しています。
 今回火災事故が起きたグループホーム「ハイムひまわり」は、障害者自立支援法による障害福祉サービスで、就労または就労継続支援などの日中活動をしている知的障害者、精神障害者が、社会福祉法人などが借り上げたアパート等で、共同生活をしながら相談や食事の世話、生活支援を受けますサービスのことです。平成18年10月からグループホームは、共同生活援助になり、障害の度合いが比較的軽度の方(障害程度区分が「非該当」または「1」の人)が、利用することとされています。
 厚生労働省によると、知的・精神障害者のグループホームは2008年1月現在、全国に2736事業所あり、茨城県では、41箇所351人分の定員があります。
 2006年1月に発生した長崎県大村市のグループホームでの7人死亡の火災(認知症高齢者のグループホーム)を教訓として、小規模福祉施設にスプリンクラー設置などを義務づける消防法施行令が、07年6月に改正され、来年4月には施行されることになっています。経過期間を経て12年4月までに全面適用となります。この改正で、スプリンクラー設置を義務付ける延べ床面積は「1000平方メートル以上」から「275平方メートル以上」に強化されました。火災報知機や消火器の設置義務も、施設の広さの条件が撤廃されています。
 また、職員体制の不備を指摘する声が多くあがっています。知的・精神障害者向けのグループホームでも夜勤者を配置を義務化すべきとの議論です。
 介護保険における認知症高齢者のグループホームでは、1ユニットにつき1名の夜勤者が義務づけられています。
 知的・精神障害者向けのグループホームは、大変厳しい経営環境におかれていますが、その支援体制の見直しが大きな課題となると思われます。

2008年6月2日(月) 雨

JR十王駅前で県政報告

耕作放棄地に関する資料整理(県農林水産部よりヒアリング)

井手よしひろ県政ホットラインNo71を南部地域に配布

都市対抗野球茨城県大会決勝応援(日立製作所VS鹿島製鉄

市内の病院経営者と意見交換

参考写真「人類と他の生物との差異は、『どのようであるか(存在)』よりもむしろ、『何をするか(行為)』にある。われわれは、その行為が人間らしいものであるが故に人間なのである」
(ルネ・デュボス博士のことば:長野敬・中村美子訳『人間への選択』紀伊国屋書店)

歩数【3000】歩・移動距離【125】km

増え続ける耕作放棄地への対策を急げ

 小麦や大豆など世界的に穀物需給が逼迫する中で、日本のカロリーベースの食料自給率(国内で消費されている食料のうち自国でまかな賄われている割合)は、約4割という低水準で推移しています。
 一方、全国には耕し手のいない耕作放棄地が約38万ヘクタールもあり、大きな問題になっています。そもそも、耕作放棄地とは1年以上の間、作物を栽培せず、今後数年の間に再び耕作される見込みのない土地のことです。
 こうした耕作放棄地は、年々増え続けています。日本の耕作放棄地面積は、平成7年に約24万4314へクタールだったのが、平成12年には34万2879ヘクタール、平成17年には約1.5倍の38万5791ヘクタールに達しました。茨城県の場合、平成7年に1万392ヘクタールであったものが、平成12年に1万6250ヘクタール、平成17年には2万357ヘクタールと2倍近くに増大しています。
耕作放棄地の増加
 平成7年平成12年平成17年増加率
全国244,314ha342,789ha385,791ha157.9%
茨城10,392ha16,205ha20,357ha195.9%

 耕作放棄地が増加している要因は、農家の高齢化と労働力不足にあります。今や農業従事者の6割は65歳以上の高齢者といわれ、農業の主力はお年寄りが担っているといっても過言ではありません。今後、高齢農業者の引退は避けることができず、ますます耕作放棄地が増加することが懸念されています。
 また、農作物価格の低迷や農地の貸し借りがうまくいっていないことなども後継者不足に拍車を掛け、耕作放棄地が増加しています。
 農地は一度遊休化すると、数年足らずで荒廃が進み、再び耕作が可能な農地へと復旧するためには多大な労力と資金が必要になります。
 耕作放棄地の所有者は「土地持ち非農家」が多数存在しています。土地持ち非農家とは、耕地や耕作放棄地を合わせて5アール以上所有している農家以外の世帯のことです。耕作放棄地の4割を土地持ち非農家が占めています。農家が高齢化などで農作業ができなくなった後に、その田畑を管理する人がいない現状があります。また、農地のある市町村外に住んでいる「不在土地持ち非農家」が増加することが懸念されています。
 茨城県においては、耕作放棄地の解消・活用のために次のような対策が行われています。
  1. 遊休農地整備継承事業
    財団法人茨城県農林振興公社が事業主体となり、耕作放棄地を耕作可能な状態にするための簡易な基盤整備を行い、その農地を活用する生産者の負担軽減を図る(助成率:国1/2、県1/4)
  2. 遊休農地活用緊急対策事業
    市町村等が主体となって取り組む市民農園や企業参入等に必要な農地整備などに助成(助成率:国1/2)
  3. 放牧等による遊休農地再生活用事業
    遊休農地を活用した放牧技術を普及させるための実証圃を設置
  4. 企業等を活用した遊休農地再活用促進事業
    一般企業が農業に算入する際に必要な機械・施設の整備等を支援(助成率:県1/3)
  5. いばらき農業元気アップチャレンジ事業
    農業者集団、市町村等が創意工夫して行う耕作放棄地の発生抑制・再活用等も含めた新たな取り組みへの支援(助成率:県1/2)

2008年6月1日(日) 雨

井手よしひろ県政ホットラインNo71の配布

市民相談(教員のパワーハラスメント問題)

井手よしひろ県政ホットラインNo71を多賀駅前商店街に配布

参考写真「「人間がふたたび人間に話しかけることを学ばないかぎり、生命の意義を追求することに失敗せざるをえない」
(ルネ・デュボスのことば:野島徳吉・遠藤三喜子訳『人間であるために』紀伊国屋書店)

歩数【3000】歩・移動距離【39】km

少年の凶悪犯罪は増えているのか?

 最近、60代の方々と懇談する機会がありました。少子化対策や長寿医療制度の話題も出ましたが、一番の話題は少年犯罪の凶悪化とその増加でした。皆さん口をそろえて、「私たちの小さな時には、今のような残酷な犯罪も凶悪な犯罪を起こす青少年はいなかった」「その原因はテレビゲームの普及である」「教育が荒廃しているからだ」などの意見が交わされました。
 こうした意見が出されるのは、やはり毎日のようにテレビで報道される少年の凶悪犯罪によるものが多いと思います。こうした議論になると、私は以下のような数字を示すことにしています。
参考写真
 このグラフは、管賀江留郎氏の「少年犯罪データーベース」の数値を加工したものです。18歳以下の少年犯罪の内、「殺人」と「強盗」について、昭和21年から平成18年までの統計をまとめたものです。これを見れば、60代の方々の青春時代こそ、凶悪犯罪のピークであったことが一目瞭然です。
 「殺人」に関して言えば、昭和30年代の2割以下に激減していることになりました。
 「強盗」に関しては、平成9年から第3のピークを迎えているように見受けられますが、実は、犯罪の捉え方自体が変更されたからだとの指摘があります。強盗には「強盗致傷」「強盗強姦」「強盗殺人」の3種類があります。かつては、少年が窃盗を行った後に被害者に暴行を加えると、窃盗及び傷害の容疑で逮捕されていました。しかし平成9年6月に全国警察少年担当課会議で、当時の関口警察庁長官が「悪質な非行には厳正に対処、補導を含む強い姿勢で挑む」として、警察庁はそれを受け8月に「少年非行総合対策推進要綱」を制定し、少年犯罪の取調べを強化しました。その結果、今まで窃盗及び傷害として検挙されていた少年たちが「強盗致傷」として検挙されるようになったといわれています。つまり、今まで「強盗」にカウントされなかった犯罪がこの年から、「強盗」として統計に加算されてきたのです。
 つまり、少年の凶悪犯罪の増加は統計的には見られないという結論になります。問題は、その内容の変化ということになると思います。
自己紹介
井手よしひろのプロフィール

井手よしひろです。
茨城県の県政情報、
地元のローカルな話題を
発信しています。
6期24年にわたり
茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
http://y-ide.com
master@y-ide.com
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