2013年09月

2013年9月30日(月) 晴れ

JR常陸多賀駅で県議会報告

県議会代表質問原稿整理

日高漁港の護岸堤防改修現場を調査

日立市役所で日高漁港の護岸堤防改修についてヒアリング

住民相談<旅館の改修計画について>

日高漁港近くに咲く彼岸花
海岸に咲く彼岸花(日立市田尻町で撮影)

歩数【2000】歩・移動距離【40】km

日高漁港の堤防改修工事現場を調査

日高漁港堤防工事 9月30日、井手よしひろ県議は、日立市北部の「日高漁港海岸護岸改修工事」現場を調査しました。日立市田尻町6丁目と7丁目にまたがる海岸部に、日高漁港があります。この海岸は、東日本大震災の影響で護岸堤防の痛みと地盤の沈下が発生し、高波が発生すると波が堤防を越える被害が発生しています。
 そこで、平成25年度から3カ年計画で、護岸堤防の改良(北側120メートル、南側165メートル)と波消しブロック敷設(北側713個、南側713個)を行うことになりました。
 また、工事を行うための進入用仮設道路を鵜の島温泉側から整備することが検討されています。
 総事業費は3億5千万円が予定され、その内2分の1が復興のための補助金、残りが交付税措置されます。

2013年9月29日(日) 晴れ

住民相談<日立市議会議員との連絡調整>

いばらきご当地ゆるキャラグランプリin茨城空港を視察

ご当地ゆるキャラグランプリin茨城空港
茨城空港の航空公園で「茨城ご当地キャラグランプリin茨城空港」が賑やかに開催されました。
自衛隊の戦闘機とゆるキャラの不思議な空間に、終日子どもたちの喚声が響いていました。

歩数【2000】歩・移動距離【141】km

いばらきのゆるキャラが茨城空港に大集合!

ご当地ゆるキャラグランプリin茨城空港
 9月29日、茨城県内の「ゆるキャラ」が一堂に集まり、人気ナンバーワンを決める「茨城ご当地キャラグランプリin茨城空港」が、茨城空港ターミナルビル隣の航空広場で行われました。このイベントは、茨城空港の利用促進につなげ、県内で活躍しているキャラクターをPRしようと、小美玉市茨城空港利用促進協議会が主催しました。
 県内自治体や団体などからゆるキャラ部門に20体、企業・組合などPRマスコット部門に8体の計28体が参加しました。
 投票は1人に2枚シールが配られ、お気に入りのキャラクターにシールを貼って投票してもらう方式。ゆるキャラたちは、担当者とともにステージでPR合戦や椅子取りゲームを繰り広げました。また、会場を巡り、子どもたちと写真に収まるなどアピールしました。
 投票の結果、投票総数3309票のうち、406票を獲得した「おみたん」が「ご当地キャラ」のグランプリを獲得しました。地元のゆるキャラ「おみたん」は、賞品の小美玉ヨーグルトを参加者にプレゼント。即席のじゃんけん大会で選ばれた男の子が賞品を見事に獲得しました。
 一方、「PRマスコット部門」は、194票で日立おさかなセンターの「たこピン」が見事グランプリ獲得。「来月5日、6日は“日立港秋の味覚まつり”です。是非、たこピンに会いに来て下さい!」と、宣伝にも余念がありませんでした。続きを読む

賃金引き上げを目指して“政労使会議”スタート

政労使会議 政府と経営者、労働者の各代表による初めての「政労使会議」9月20日に初めて開催されました。今年年末から来年初めにかけての勤労者の所得=賃金をいかに増やすか、その戦略をまとめる予定です。
日本の賃金は20年上昇せず
 自公連立政権による経済再生策の効果で、景気回復が進んでいます。内閣府が発表した今年(2013年)4〜6月期の国内総生産(GDP)の改定値は、実質で前期(1〜3月期)比0.9%増になった。年率換算では3.8%増と、8月発表の速報値(年率2.6%増)から、大幅に上方修正した格好だ。
 実体経済の現状を示す数多くの指標が改善している中で、上昇の動きが鈍いのが賃金です。
 中小企業の行ける今年夏のボーナスが2年ぶりに増加していることから、賃金改善の兆しは明確にあります。しかし、問題は各企業が定める基本給(所定内給与)を含む賃金に及んでいない点です。
名目賃金の国際比較 賃金の伸び悩みは、主要先進国では日本特有の現象です。1991年からの20年間で見た名目賃金の伸びが、日本は横ばいなのに対し、米国などの主要
国は一貫して右肩上がりでアップし続けています。この間、日本経済は2004年度に上場企業の連結決算ベースで純利益が2期連続で最高益を更新したこともありましたが、所定内給与は増加しませんでした。
 背景の一つに、賃金水準の決定に対する各国の姿勢の違いがあるといわれています。欧州では伝統的に、労働阻合が使用者側に賃金引き上げを強く求める傾向があります。過度な賃上げ要求は、会社経営にも悪影響を与えるほどです。比較的労働組合の圧力が弱い米国では、使用者側の判断で賃上げしやすい半面、整理解雇が頻繁に実施されています。欧米の失業率が高い傾向にあるのはこのためです。
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2013年9月28日(土) 晴れ

「第1回ゆるキャラ・グルメフェスティバルinよこはま」を視察

いばらきマルシェを視察

ゆるキャラ・グルメフェスティバルin横浜
 ゆるキャラ148体が一堂に集合。横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫広場で、全国各地の地域色豊かな食や魅力を愛くるしいキャラクターを通じてPRするイベント「第1回ゆるキャラグルメフェスティバル in YOKOHAMA」が行われました。

歩数【2000】歩・移動距離【電車で移動】km

全国のうまいもんとゆるキャラが一堂に集合

第一回「ゆるキャラグルメフェスティバルinよこはま」が開催
ゆるキャラ・グルメフェスティバルin横浜
 9月28日、29日の両日、全国からおよそ148体の“ゆるキャラ”が、横浜市の赤レンガ倉庫に大集合。、「第1回ゆるキャラグルメフェスティバル in YOKOHAMA」が盛大に開催されています。28日、井手よしひろ県議も、茨城から参戦したゆるキャラやグルメを応援(?)するため、現地を視察しました。
 ゆるキャラたちは、それぞれの地元を大いにアピールし、大人から子どもまで、多くの人でにぎわいました。
 茨城を代表するゆるキャラも元気に参戦。水戸の“みとちゃん”、土浦の“つちまるくん”、日立の“うかる”くんが、地域の期待を背負って頑張っていました。
 ご当地グルメブースには、茨城県のメインキャラ“ハッスル黄門”が応援する「水戸チャーシューバーガー」に長い行列が出来ていました。NHKの“あまちゃん”で一躍有名になった「久慈まめぶ汁」もあり、多くの人が舌鼓を打っていました。
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「全国初」岡山・真庭市が中学生のピロリ菌検査を無料

真庭市役所 岡山県真庭市は本年(2013年)8月1日から、市内の中学2年生と3年生を対象に、胃がんなどを招くとされるピロリ菌の無料検査を開始しました。真庭市では2011年度から、40歳以上へのピロリ菌検査の費用を助成しており、成人と同量の除菌治療薬を服用できる中学生の検査を無料化することで、胃がんの早期予防につなげたい考えです。
 中学生を対象にしたピロリ菌の無料検査は全国初となります。
 昨年、市がピロリ菌をテーマにした公開講座を開いたところ、市民から若年層を対象とした無料検査を求める声が上がり、市の今年度予算に事業費として約58万円を計上しました。
 無料検査の対象は約400人。ピロリ菌の抗体の有無を調べる尿検査を行い、感染が疑われた場合に「尿素呼気試験」を実施し、最終的な菌の有無を確定。そこで陽性反応が出れば、医師と除菌治療について話し合うという仕組みです。
 尿検査以外は有料ですが、市の補助により、尿素呼気試験は1回500円、除菌治療薬は1000円と、自己負担は大きく軽減されます。
 真庭市では9月30日まで、市医師会や倉敷市の川崎医科大と連携し、真庭市内の11の協力医療機関で無料検査を行っています。
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2013年9月27日(金) 晴れ

ぴたコンPR隊

JR大みか駅で県議会報告

常陸太田市内で写真撮影

県の10月補正予算に関する内示会

県議会代表質問に関する執行部との意見交換

鹿嶋市内で県議会報告会を開催

JR大みか駅での県議会報告で、『ぴたコン』PR隊とご一緒しました。
『ぴたコン』は、 日立市内で開催される、市内最大級の"合コン"イベントです。 日立市の活性化を目指す『ぴたコン』は、市内の居酒屋やバー、お食事処等の協力のもとで、お得な均一料金で、美味しい食べ歩きと、新しい出会いができる、気軽に参加できるイベントです。
第4回は「ハロウィン大作戦」と銘打って、10月26日に行われます。男女300人づつ募集します。参加料は男性6800円、女性3500円で、日立市の中心街20店舗以上で飲み放題、食べ放題となります。
この機会を利用して、すばらしい彼氏、彼女をゲットして下さい!

歩数【2000】歩・移動距離【223】km

子ども・被災者支援法の基本方針に公明党が申し入れ

健康調査の対象拡大、福島県内の18歳以下の医療無料化などを要請
土浦市内での除染作業 9月26日、公明党の井上義久幹事長は、復興庁に根本匠復興相を訪ね、「子ども・被災者支援法」の基本方針策定に関する申し入れを行いました。
 公明党から、東日本大震災復興加速化プロジェクトチームの石田祝稔座長、福島復興支援会議の高木美智代副座長が同行し、復興庁から浜田昌良副大臣(参院議員、公明党)が出席しました。
 「子ども・被災者支援法」は、東京電力福島第1原発事故の被災者を総合的に支援するのが目的。政府が先月末に示した基本方針案では、福島県内の避難指示区域を除く浜通りと中通りの33市町村を「支援対象地域」として、子どもの就学援助や住宅・医療支援などを行うとしている。33市町村以外で支援が必要な地域については「準支援対象地域」とし、個別の施策ごとに指定する方針です。
 席上、井上幹事長は、居住・移動・帰還の支援や内部被ばくへの留意といった子ども・被災者支援法の基本理念を十分に踏まえて、基本方針を策定するよう要請。現在示されている政府案に具体的な記載がない、福島県における18歳以下の子ども医療費無料化に関しては、県民の強い要望を踏まえて関係省庁の連携を密に対応する必要があるとしました。
 自主避難者の住宅確保では、政府案で定めた2015年3月以降も支援を継続するとともに、今後行われる公営住宅への入居対象には、昨年末に支援が打ち切られた新規自主避難者も含めるべきだと指摘しました。
 このほか、原発の健康影響調査の対象をできる限り広く認めるよう提案。たまたま原発事故発生時に“里帰り出産”などで福島に来ていたために住民票を持たない人への対応や、調査結果の情報提供も丁寧に行ってほしいと求めました。基本方針策定後に関しては、被災者の置かれた状況の変化に応じて適時見直しを行い、当事者の意見が反映されるような工夫が必要と主張しました。
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2013年9月26日(木) くもり時々雨

JA茨城県中央会で来年度の政策要望を聴取、意見交換

地元国会議員との意見交換会(水戸市内)

住民相談(聴覚障害者の就業支援について)

常陸太田市の曼珠沙華
今年は、曼珠沙華(彼岸花)の開花が少し遅れたようです。そのために、茨城県の県北地域、常陸太田市では稲の収穫や蕎麦の花との素晴らしいコラボがあちこちで見られます。
(常陸太田市白羽スポーツ広場付近で撮影)

歩数【2000】歩・移動距離【95】km

JA茨城中央会から要望聴取、意見交換

JA中央会との意見交換001 9月26日、井手よしひろ県議ら茨城県議会公明党は、JA茨城県中央会を訪れ、「平成26年度茨城県農業施策・予算についての要請」を受けるとともに、意見交換を行いました。これには、公明党から井手県議の他、磔進県議(水戸市選出)、八島功男県議(土浦市選出)、JA県中央会から秋山豊専務理事、寺山正史広報部長、岩田和之広報部次長が参加しました。
 JA県中央会は、1.新規就農者の確保対策、2.農業の6次産業化を支援する「いばらき産地育成・販売力強化基金」の創設、3.TPPへの参加反対、4.飼料自給率の向上、5.消費増税への対策など計5項目の要請書を、9月18日に橋本昌知事に提出しています。
 特に、JA県中央会よりは、親元で新たに就農する場合でも青年就農給付金の対象とすることや、自給率向上や農家所得増大を図る新たな基金創設、生産資材仕入れの際の消費税還付制度見直しなどを国に強く働き掛けることなどが、強く要望されました。
 特に秋山専務理事は「農業後継者の育成は、単に農業問題だけに止まらず、地域社会の存続に係わる一大事。北海道を除けば日本一の農業県である茨城の農業を続けるためには、毎年何人の新規就農者が必要なのか、県は明確な目標を示すべきです。そして、その目標を達成するための施策をしっかりと展開してもらいたい。JAとしても全力を挙げて新規就農策に取り組んでいきたい」と語りました。
 公明党からは新規就農者の拡大策や6次産業化の課題などについて質問し、活発な議論が交わされました。
 この要望聴取や意見交換の結果を元に、10月県議会の代表質問、農林水産委員会、予算特別委員会での質疑などで県の対応を質してまいります。続きを読む

2013年9月25日(水) 晴れのち雨

JR常陸多賀駅で県議会報告

県議会報告ビデオ「黄金の3年間と政治課題」の編集作業

茨城県の広報戦略について意見交換(つくば市内)

県議会報告をつくばみらい市内で行う

夕焼けの漁港
旧那珂湊のおさかな市場にお買い物に来たら 綺麗な夕焼けが。
時にはこんなおまけも良いかも。
(いばらき写真ひろばより)

歩数【3000】歩・移動距離【215】km

消費増税分の使い道は社会保障4分野限定

消費増税分の使い道
 消費税の増税分の使途については、「年金、医療及び介護の社会保障給付並びに少子化に対処するための施策に要する経費に充てる」と、改正消費税法に定められています。
 2015年10月の消費税率10%への引き上げで増える税収は、年13.5兆円と見込まれています。このうち、1%分に相当する2.7兆円を子育て支援など社会保障の充実に、残る4%分、10.8兆円は高齢化に伴う社会保障給付の自然増分に充てるなど、制度を安定的に維持するために使われます。
 年金分野では、無年金者対策を拡充する。これまで年金保険料の納付期間が25年未満の人は年金がもらえませんでしたが、納付期間を10年に短縮します。
 受け取る年金額が少ない低年金者への支援策としては、保険料の納付実績に応じて最大で月5000円の「年金生活者支援給付金」を支給します。
 一方、年金財政を安定させるために、基礎年金の国庫負担割合2分の1(約2.9兆円)の財源に消費増税分を充て恒久化します。これによって、2004年に公明党が中心となって行った“年金100年安心プラン”が完結することになります。さらに共済年金と厚生年金を一元化。厚生年金の加入基準を緩和し、パートなどの短時間労働者も加入できるようにします。このほか、産休中の厚生、共済年金の保険料の免除制度もスタートさせます。これら年金分野の改革は2016年度までに順次実施されます。
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県議会報告:"黄金の3年間"の政治課題


 茨城県議会議員井手よしひろのビデオ県議会報告です。
 9月25日、JR常陸多賀駅前での議会報告を収録しました。
 井手県議は、"黄金の3年間"の政治課題として、1.震災復興、2.デフレ克服、3.釈迦保障・財政改革、4.エネルギー政策の転換の4点を指摘しました。その上で、「安倍首相が進める憲法改正や集団的自衛権の政府見解の見直しは、喫緊の課題とは言えない」と、主張しました。

2013年9月24日(火) 晴れ時々くもり

県政報告用ホームページのリニューアル作業

学校防災の手引きの改訂について教育庁よりヒアリング

10月議会の提出議案について執行部より説明聴取

水戸市議会議員との意見交換

ひたち海浜公園のコスモス
「人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ」
(ベーコンのことば)

歩数【2000】歩・移動距離【84】km

未曽有の超高齢社会、消費増税と社会保障の一体改革

増大する社会保障費 消費税率を来年4月に現行の5%から8%に予定通り引き上げるかどうかについて、安倍首相は近く最終判断を下すと言われています。そもそも消費増税は、昨年8月の「社会保障と税の一体改革」関連法の成立で決まったもの。そこで、あらためて一体改革の意義や消費税の使い道などについて再確認してみたいと思います。
2025年に必要な予算は150兆円に、年金・医療・介護・子育てをどう守るか?
 社会保障給付費の見通し日本は急速な少子高齢化の影響で、社会保障給付費が右肩上がりで増え続けています。2010年度には初めて100兆円を突破。今後の増大も避けられず、厚生労働省では団塊の世代が全て75歳以上となり、未曽有の超高齢社会を迎える2025年には、150兆円に迫ると試算しています。一方で、その支え手である現役世代は減少の一途をたどります。増え続ける社会保障給付費をどう賄っていくかは、待ったなしの重要課題です。
 社会保障制度を持続可能なものとしつつ、さらに強化するには安定的な財源を確保しなければならりません。そこで消費税率を引き上げ、その増収分を年金、医療、介護、子育ての社会保障4分野の維持・強化に充てるのが「社会保障と税の一体改革」の目的に他なりません。
 社会保障給付費は主に、個人と事業主が払う「社会保険料」と、国・地方の「税」から成り立っています。しかし近年、保険料収入は横ばいで推移しており、増大する給付費と保険料収入の差額は拡大傾向にあります。この差額は国と地方の税金で埋められてきました。
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2013年9月23日(月) 秋分の日 晴れ

県議会代表質問原稿整理

桜川市議会議員との意見交換

石岡市久保田市長との意見交換

住民相談(新規事業への相談体制)

常磐線の東京フリーきっぷ発売終了
ひたち週末東京フリーキップ JR東日本では、常磐線で販売している「ひたち東京フリーきっぷ」「ひたち東京週末フリーきっぷ」「ひたち往復きっぷ」および「常磐線特急料金回数券」が、この9月末日をもって発売終了となります。
 その対応として、「えきねっとトクだ値(乗車券つき)」について、10 月1日利用分より、ご利用区間をさらに拡大し、発売するということです。
 これまで、長年にわたって利用してきたトクトクきっぷが突然の廃止。これは困ったもです。この切符は、事前に購入すると常磐線の運賃と特急料金、指定料金がセットで値引きされるもの。さらに、東京を中心とする広い区間が一定期間、乗り放題になるというすぐれものです。
 例えば、「ひたち東京週末フリーきっぷ」では、日立=上野往復でも5900円で2日間乗り放題になります。その区域は、大宮、高尾、久里浜、成田と首都圏をほとんど網羅していますし、東京モノレールにも使えるのです。
指定券もついていますので、少しリッチな旅も楽しめました。
 サラリーマン時代から利用していましたので、30年ぐらい販売の歴史はあるのではないでしょうか?
 このトクトクきっぷに代わっては、「えきねっとトクだ値(乗車券つき)」というサービスが拡大されるそうです。ネットでの予約、購入が原則ですから、駅窓口では買えなくなってしまいます。

歩数【2000】歩・移動距離【190】km

奨学金の拡充は未来への投資

奨学金が返せない!33.4万人が延滞、総額925億円
130923shogakukin_1 不景気や就職難によって収入が減少し、奨学金を返せずにいる人が年々、増加傾向にあります。若者の未来を切り開くはずの奨学金が人生に重くのしかかっている現実です。こうした状況を踏まえ、公明党は無利子奨学金の拡充や奨学金延滞金利の引き下げなどに取り組んでいます。
 例えば、こうした事例が挙げられています。都内に住むAさん(29歳)は、希望に胸を躍らせ入学した大学。勉学に励み、ゼミやサークルではリーダーとして皆をまとめる存在だった。多忙な日々にアルバイトをする時間は限られ、その上「親には甘えられない」と実家からの仕送りは求めませんでした。そのため奨学金を頼りにして、学生生活を送りました。
 卒業を控えた大学4年生の時、内々定をもらった企業に就職するか、大学院に進むかの選択を迫られました。進学を選べば、さらに奨学金を借りなければなりませんが、周囲からの期待もあり大学院へ進学することにしました。
 大学院のハードな勉強と積み重なる奨学金の重圧。「大学院を出て仕事に就けなかったら、奨学金の返済責任だけが残る」。今まで借りた金額をざっと計算すると、総額1500万円に達していました。ここから心身の疲弊が一気に加速、1カ月の入院を余儀なくされました。
 この遅れを取り戻せず、Aさんは大学院を中退。何とか企業就職を果たしましたが、その企業は過酷なノルマと膨大な残業で昼夜を問わず酷使する「ブラック企業」。すぐに退職してしまいました。
 日本学生支援機構によると、2012年度末現在、奨学金の要返済者約323万人のうち、33万4000人が返済を延滞しており、総額は925億円に上っています。支援機構が2011年度に行った調査では、延滞者の約46%が非正規雇用または無職となっています。年収は300万円未満が83.4%を占め、延滞理由は「収入が減った」が75.3%でした。
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2013年9月22日(日) 晴れ

母校創価大学でOB会

県政懇談会を日立市内で開催

創価大学総合教育棟
 学校法人創価大学創立40周年記念事業である「新総合教育棟」が完成しました。
 創価大学は、“英知と情熱を備えた全体人間の育成”にむけ、更なる教育施設の充実に取り組んでいます。その新しいシンボルとなる総合的な教育施設が「新総合教育棟」です。2009年3月、「総合体育館」「創大門」「創大シルクロード」が相次いで誕生し、2010年9月には「大教室棟」「タゴール広場」が完成しました。
 創大門をくぐると、キャンパス中央へと続く創大シルクロード、その一角に“創価教育の魂”を刻む「創価教育万代之碑」が見守っています。その先に「新総合教育棟」がそびえ立っています。
 私が卒業したのは昭和54年。35年の年月が流れています。当時は、この場所に体育館と野外音楽堂がありました。この地に立つと、様々なイベントで急な階段を上り下りしていた青春時代が蘇ってきます。
 茨城が私の故郷ですが、創価大学は私の“心の故郷”です。

歩数【2000】歩・移動距離【電車移動】km

県民の命と健康を守るため、“予防医療”の推進を

茨城県の国民医療費 茨城県の国民医療費は平成20年度には7254億円に達し、17年度の6989億円に比べると3.8%増加しています。県の第2医療費適正化計画では、計画目標を達成したとしても、平成29年度の医療費は9432億円に増大します。これは、20年度比で1.3倍となる計算です。
 医療費の削減や県民の健康を守るためには、「予防医療」の充実が不可欠です。
 特にその中でも、健診制度の充実やその受診率の向上、様々なワクチン接種への補助制度の充実と接種率向上は、重要な課題です。
 例えば、がん検診について言えば、がん検診の最大の目的は、いうまでもなく早期のがんを見つけることです。早期にがんを発見して、適切治療を行えば、すでにがんは不治の病ではありません。
 茨城県では、がん検診実施指針を定め各市町村等が主体となり胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がん、子宮頸がんなどの検診を実施しています。
 しかし、平成22年の国民生活基礎調査によると胃がん検診の受診率は32.6%、肺がんが26.6%、大腸がんが25.6%、乳がんが39.8%、子宮がんが36.5%と、残念ながら非常に低いことが問題です。
 なぜ、受診率が低いのか、今年3月に発表された内閣府の「がん対策に関する世論調査」によると、検診を受けない理由として、「受ける時間がない」(47.4%)が最も多く、「がんと分かるのが怖い」(36.2%)、「経済的に負担」(35.4%)と続いています。
 しかし、受診率が上がれば早期発見・早期治療につながることは火を見るより明らかです。現在、がんで亡くなる人は年間約35万人。がんの罹患と死亡数の増加は主に高齢化が理由ですが、40代以降で死亡原因の第1位を占めるなど、働き盛り世代にとっても無関係ではありません。国民一人一人の積極的な意識向上と企業側の支援態勢が重要です。
 政府が定めた「がん対策推進基本計画」は、平成28年度までに検診受診率を50%に引き上げる目標を掲げ、企業が率先して検診の大切さを呼び掛ける「がん検診企業アクション」への協力を進めています。3月31日現在、984企業・団体が賛同し、受診率向上に取り組んでいます。
 このうち、受診率を把握している162企業・団体の平均受診率は、73.7%と非常に高くなっています。こうした職場での検診率アップに先進的に取り組む企業は、まだ、一握りにすぎません。まだまだ、がん検診に配慮しない企業や社員の受診率を把握していない企業の方が多いのが実態です。
 企業にとって、社員は会社の命運を左右する財産です。人材の健康管理に無関心でいると、貴重な戦力を失う恐れも出てきます。受診時間を就労扱いにするなど、受診しやすい環境づくりも必要です。
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2013年9月21日(土) 晴れ

歯医者で治療

住民相談(スズメバチの駆除について)

代表質問の原稿作成

岡部家通夜式に参列

映画“天心”、北茨城市での上映会スタート

廃線となった鹿島鉄道・鉾田線の車両
「青年たちは判断するよりも発明すること、評議するよりも実行すること、決まった仕事をするよりも新しい企てに適している」
(フランシス・ベーコンのことば)

歩数【2000】歩・移動距離【189】km

高校無償化見直し:910万円で所得制限

低・中所得者への支援拡充、給付型奨学金を創設
130921school 民主党政権の見玉政策として導入された“高校授業料無償化”。この制度には様々な問題点が指摘されていました。
 そこで、自民、公明の与党両党は所得制限などを導入する見直し案をまとめました。
 所得制限は、低・中所得者層への支援拡充などを行うために、基準額を年収910万円とすることで合意しました。
 高校無償化は、公立高校の授業料を無償化し、私立高校などの生徒には「就学支援金」として一定額を支給する制度です。民主党政権下の2010年に始まりました。しかし、制度導入の際に、さまざまな問題点が指摘されていたため、公明党の提案で、施行3年後の見直しが決まっていました。
 高校無償化の問題点として、無償化の財源を捻出するために、教育費がかさむ世代の税負担を減らす特定扶養控除が縮減され、もともと授業料が安かった特別支援学校や定時制・通信制高校の生徒がいる世帯は、かえって負担増を強いられてるなどが、指摘されてきました。
 また、無償化以前から授業料が全額免除されている低所得者層には、恩恵が及ばない上、現行の就学支援金では、依然として私立高校生の経済的負担が重いままである点も課題です。
130921minaoshi続きを読む

2013年9月20日(金) 晴れ

県議会で代表質問の原稿作成、執行部との意見交換

県議会防災環境商工委員会参考人寄りの意見聴取
「商店街活性化、今後の取り組みについて」青森市中心市街地活性化協議会タウンマネージャー加藤博氏
「市民協働のまちづくりの可能性」常盤大学コミュニティ振興学部教授池田幸也氏

県政懇談会を日立市十王で開催

ポティロンの森
「人生は見たり、聞いたり、試したりの3つの知恵でまとまっているが、多くの人は見たり聞いたりばかりで一番重要な“試したり”をほとんどしない。ありふれたことだが失敗と成功は裏腹になっている。みんな失敗を恐れるから成功のチャンスも少ない」
(本田宗一郎のことば)

歩数【2000】歩・移動距離【141】km

商店街の活性化:青森市の事例を参考人聴取

青森市しんまち商店街 9月20日、井手よしひろ県議ら、防災環境商工委員会は参考人を迎へ意見聴取を行いました。
 「商店街活性化 今後の取り組みの方向性」をテーマに、青森市中心市街地活性化協議会タウンマネージャーの加藤博氏の意見は非常に興味深く伺えました。加藤氏は、青森市の老舗武田百貨店入社。昭和48年東北ニチイに出向し、昭和61年に脱サラして青森市新町商店街に婦人服専門店を開店しました。その後、商店街の活性化などに中心的の取り組み、平成12年商業ベンチャーに対し管理運営を指導する会社有限会社PMOを設立しました。
 平成17年度、青森市は中心市街地活性化のために、「中心市街地活性化基本計画」を全国に先駆けて策定し、国から第一号認定を受けています。コンパクトシティを目指す、全国の地方自治体のモデルケースとして大いに注目されていました。
 青森市は、雪に強い都市、高齢・福祉社会に対応した都市、環境調和型の都市、災害に強い都市、効率的で快適な都市をめざして、都市構造を三層に分け、それぞれのエリア特性に応じた土地利用による無秩序な市街地の拡大を抑制し、インフラ整備などで拡散させないように、コンパクトシティ化を目指し、街中の再生を推進しています。
 活性化計画では、生活と居住を中心とした機能集約を目指し、以下の4つの具体的な目標を立てています。
  • 多くの市民が賑わう中心市街地(歩行者通行量の増加)
  • 多くの観光客と集客する中心市街地(年間観光施設入込客数の増加)
  • 歩いて暮らしやすい中心市街地(夜間人口の増加。つまり中心市街地居住者増加)
  • 中心市街地の商業の活性化(空き地、空き店舗率低減、小売業年間商品販売額増加)

 この活性化計画の中間事業報告が、平成23年4月が公表されました。
AUGA それによると、平成13年、駅前の再開発事業で整備された複合施設「アウガ」(地下1階食料品を中心とする市場、1〜4階商業施設、5〜9階図書館などの公共施設)は年間600万人を集客する地域の核施設として機能を想定しました。しかし、アウガの売上は予測を大幅に下回り、売上は平成18年の28億5000万円をピークに減少を続け、平成20年には筆頭株主である青森市が金融機関に約8億円の債権放棄を要請し、平成23年には、空き区画7つの解消、地代賃借料の引下げ要請などによる再建計画が出しました。昨年度に初めて約932万円の黒字を計上しましたが、累積負債は約32億円に上っています。今年6月には、新経営再生計画を巡って市側と旧経営陣との間ですれ違いが生じ、旧経営陣を一掃する人事が行われました。
 一方、平成22年12月、東北新幹線全線開通。「新青森駅」開業にあわせ、ウオーターフロントに、新たに複合施設「A-FACTORY」、ねぶたを年間通し体験できる「ねぶたの家ワ・ラッセ」が整備されました。ウォーターフロントの既存施設「八甲田丸」「青森県観光物産館アスパム」と合わせて、周遊型の観光集客を目指しています。
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2013年9月19日(木) 晴れ

JR日立駅で県議会報告

浜岡満明作陶展を観賞

農業への新規就農策、TPP対応などをヒアリング(県議会)

日立市十王で県政懇談会を開催

キバナコスモス
「私達は踏みなれた生活の軌道から放り出されると、もうダメだ、と思います。
しかし、実際はそこに、ようやく新しい良いものが始まるのです。生命のある間は幸福があります」
(トルストイのことば)

歩数【2000】歩・移動距離【144】km

茨城のブランド力向上を、県議会で知事に提案

130919komen 茨城県のブランド力向上策について、10月県議会の代表質問の取り上げる予定です。
 民間調査会社「ブランド総合研究所」が調査した魅力度ランキングによると、47都道府県のうち茨城県は2009年から3年間、連続ワースト1位。12年は群馬県に次ぐワースト2位でした。
 こうした状況を何とか脱しようと、茨城県も懸命のブランド向上策を展開しています。7月には、県がよしもとクリエイティブ・エージェンシーと連携した観光キャンペーンをスタートさせました。「なめんなよ●いばらき県」をスローガンに、石岡市出身のタレント渡辺直美さん、ピース・綾部祐二さんを宣伝隊長に、県出身の芸人たちがテレビで茨城の良さをPRし、ツイッターなどを駆使してイメージアップを図ることになっています。
 昨年10月にスタートしたいばらキラTVも、茨城のイメージアップのキラーコンテンツとして期待されています。
 新たにリニューアルした「茨城マルシェ」は、前身の「黄門マルシェ」と比べレストラン部門や土産物の品数を充実させた結果、1日の売り上げが1.8倍に増えています。
くまもん 一方、他県の状況を見てみると、地域の魅力をPRする自治体の戦略はこの数年、大きく変わってきています。
 その先駆けは島根県です。2008年に「島根は鳥取の左側です」というキャッチフレーズで話題を呼びました。その後も、「元祖・過疎県」「Uターンしてくるのは・神様ばかり」などと知名度の低さを逆手に取ったフレーズを次々と打ち出しています。
 広島県の自虐的な広報戦略も注目を得ました。2012年3月に「おしい!広島県」キャンペーンを開始。「店舗数日本一なのに『広島風』と呼ばれる」お好み焼きや、全国一の生産量なのに知られていないレモンの“惜しい度”を強調しました。動画には広島出身のタレント有吉弘行さんらが出演し評判になりました。県の試算では、事業費の10倍にあたる約18億円の広告効果があり、2012年の観光客数も5893万人と過去最多を更新しました。
 香川県は、名物・讃岐うどんで一点突破を狙いました。2011年10月に「うどん県」を宣言。CMに俳優の要潤さんを起用し、日本郵便にうどん県と書けば香川県に郵便が届くよう要請するなど、積極的な話題づくりを展開しました。日経リサーチの地域ブランド力調査で香川県は10年の24位から今年は14位に急上昇しました。
 また、ゆるキャラを使った熊本の広報戦略が突出した成功を収めています。熊本県のゆるキャラ「くまモン」は、熊本県の魅力度を三つ19位に押し上げました。そのキャラクターグッズの売上は25億円に達し、認知度が上がったため熊本県への宿泊数は、61.8%増加したといわれています。その全体の経済効果は、1000億円に達していると言われています。
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2013年9月18日(水) 晴れ

JR常陸多賀駅で県議会報告

県議会代表質問の原稿作成

県議会でヒアリング(生涯学習課他)

生涯学習センターの運営について指定管理者よりヒアリング

ひたちなか海浜鉄道湊線
「コロンブスが幸福であったのは、彼がアメリカを発見した時ではなく、それを発見しつつあった時である。幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、断じて発見にあるのではない」
(ドストエフスキーのことば)

歩数【2000】歩・移動距離【118】km

TPPに参加した場合の茨城県農林水産物への影響

コメの収穫(ひたちなか市内) 環太平洋連携協定(TPP)交渉会合が、ブルネイで8月22日から31日まで開催されました。共同声明では一定の前進を強調したものの決着を急ぐ米国の強硬な姿勢が突出していました。
 日本政府は交渉で、農産物の重要5品目を関税撤廃の対象から除くよう求めています。主要5品目とは、コメ、麦、牛・豚肉、牛乳・乳製品、甘味資源作物(サトウキビなど砂糖の原料)です。この5品目の共通点は内外価格差が大きい、つまり国産より海外産の方が安いということです。「関税をかけないと国産を守れない」農産物なのです。
 コメは全国で作られ、水田が水を蓄える機能は国土保全に欠かせません。麦は、コメの転作作物として国が生産を奨励している作物です。牛・豚肉は、オーストラリアなど競争力が極めて強い国が海外にあります。牛乳・乳製品は、牛乳を除いて海外で作ってもあまり品質が変わらないとされます。甘味資源作物は南西諸島のサトウキビ、北海道のテンサイと、日本の南と北の地域経済を支えています。
 茨城県の主要5品目が関税がゼロになった場合の影響を試算していました。
【コメ】県内のコメ生産額は958億円ですが、その影響額は約半分(影響率49%)で469億円に達します。コメ生産量の約3割が輸入に置き換わり、その上、国内生産の価格が下落すると見られています。
【大麦・小麦】県内生産額9億円は1億円に減少。影響額は8億円(影響率89%)に上ります。
【牛・豚肉】茨城県は日本一の豚肉算出県。牛肉、豚肉を合わせると生産額は552億円。影響額は409億円(影響率74%)に達し、生産額は143億円に減少します。
【牛乳・乳製品】茨城県の牛乳・乳製品の生産額は151億円です。乳製品は鮮度が重視される生クリーム等を除いて、全て輸入品に置き換わり、飲用乳では、都府県の飲用乳の大部分が北海道産に置き換わってしまいます。結果、茨城県での生産は壊滅します。
【甘味資源作物】茨城県での生産はありません。
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2013年9月17日(火) 晴れ

イメージ

JR大みか駅で県議会報告(10月議会の代表質問の内容について)

県議会代表質問の原稿作成

県西中核病院について茨城県議、桜川市議等と意見交換(桜川市内)

県議会代表質問のヒアリング(茨城の広報戦略:広報広聴課、東京オリンピック2020について:企画部他)

「幸せの一つの扉が閉じると、 別の扉が開く。しかし、私たちは、閉ざされた扉をいつまでも見ているために、せっかく開かれた扉の方が目に入らないのです」
(ヘレン・ケラーのことば)

歩数【2000】歩・移動距離【169】km

脳脊髄液減少症のブラッドパッチ療法の保険適用に追い風

 国際頭痛学会が今年7月に発表した世界的な頭痛の診断基準である「国際頭痛分類第3版」で、脳脊髄液減少症の診断基準が改定され、適正な診断が広がり救済される患者が増えると期待されています。
 脳脊髄液減少症は交通事故やスポーツなどによる首や腰への強い衝撃で髄液が漏れ、頭痛や倦怠感などさまざまな症状を引き起こす病気です。国際頭痛分類は1998年に初版、2004年に第2版が発表された後、これまでに数回の修正が行われ、今回で3回目の大改定となります。
 第2版では脳脊髄液減少症の診断条件について、(1)頭を上げていると15分以内に頭痛が起こる(2)脳脊髄液減少症の治療に有効とされるブラッドパッチ(硬膜外自家血注入)療法を行って72時間以内に頭痛が消える―などとしていた。このため、「診断基準が厳しく、脳脊髄液減少症と考えられるほとんどの患者が対象に当てはまらない」と現場の医師や関係者らから指摘されていました。
 一方、第3版では、頭痛が悪化するまでにかかる時間や治療後に頭痛が消えるまでの期間を条件にせず、ブラッドパッチ療法も複数回必要な場合があると改めました。
 今回の大改定について、仮認定NPO法人脳脊髄液減少症患者・家族支援協会の中井宏代表理事は「交通事故の補償をめぐり争われてきた裁判にも大きな影響を与えるだろう。対象患者の増大につながり、救済される患者が増える」と語っています。続きを読む

2013年9月16日(月) 敬老の日 雨のち晴れ

県議会代表質問原稿作成

台風18号の県内被害把握

住民相談(ご子息の就職相談)

台風一過の夕焼け
16日夕方。台風一過の夕焼けの空が広がりました。
台風18号が日本列島を縦断。茨城県では1人がけがをしたほか、床上浸水が大子町や古河市などあわせて15棟、床下浸水が大子町や桜川市、常陸大宮市など8つの市と町で50棟に上りました。
JR常磐線の上野と土浦の間、鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線の水戸と鹿島神宮の間の全線、それに関東鉄道の常総線の守谷駅と水海道駅の間で一時、運転を見合わせました。
空の便では、茨城空港を発着する「スカイマーク」のあわせて4便が欠航しました。
船の便では、大洗と北海道・苫小牧を結ぶフェリー「さんふらわあ」が17日の午前1時45分大洗発の便と、午後6時半大洗発の便の2便の欠航が決まっています。

歩数【2000】歩・移動距離【8】km

原発再稼働:40年運転制限、新規制基準の厳格適用を

大飯原発 9月15日、国内で唯一稼働していた大飯原発4号機が定期検査入りし、再び稼働原発ゼロの状態が続くことになりました。
 大飯原発3、4号機を含め、現段階で12基の原子炉の再稼働申請が出されています。政府のエネルギー政策の基本は未だに明らかにされていませんが、国内の原発は、減少に向かっていることは否定できない事実です。
昨年6月の原子炉等規制法の改正で、運転開始から40年を経た原発は廃炉されることになりました。また、今年7月に施行された原子力規制委員会の新規制基準では、全ての原発にフィルター付きベントの設置などが義務付けられました。
 フィルター付きベントとは、原発事故の際、格納容器の圧力が高まって壊れることを防ぐために、放射性物質を除去するフィルターを通して内部の蒸気を排出して圧力を下げ、爆発を防ぐ装置です。日本の原子炉には加圧水型(24基)と、沸騰水型(26基)があり、格納容器が大型で圧力が高まりにくい加圧水型は、フィルター付きベントの設置に猶予期間が設けられています。このため、現在再稼働の申請が出されている12基はいずれもこの加圧水型になります。
 一方で、小型の沸騰水型には猶予期間はなく、フィルター付きベントの設置に相応の時間がかかることもあり、この型の原子炉の再稼働申請は現段階では、一つも出されていません。
 ただし、加圧水型も、年数が古いものを中心に残りの12基で再稼働の申請が出されていないことは見逃せません。原子力規制委の新基準は大変厳しい内容で、基準を満たすには多額の設備投資が求められます。このため、40年での運転制限にすぐにかかるような原子炉の再稼働は現実的ではありません。
 専門家の間でも再稼働できるのは、多くとも30基程度との見方もあり、古い原発の再稼働は現実的でなくなっています。
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2013年9月15日(日) くもり時々雨

代表質問の原稿執筆

大子町の新規就農者との意見交換

久慈川の浸水被害を調査

国道118号台風による浸水
久慈川の福島県側での降雨が激しいようです。国道118号線が大子町盛金で冠水しています。山方でも堤防を超え、田んぼが冠水していました。
国道118号台風による浸水
JR水郡線下小川駅の近くにある「平山橋」は、完全に水中に没していました。この平山橋は「もぐり橋(沈下橋)」。大雨で久慈川の数位が上がると、水中に沈下してしまいます。壊れても被害を最小にする設計。とわ言え、被害の大きさが心配です。

歩数【2000】歩・移動距離【121】km

茨城空港のイバラ道を切りひらく“地域力”

スカイマークの第1便 2010年3月11日に開港した茨城空港。開港から3年半が経った茨城空港の旅立ちは、決して華やかなものではありませんでした。
 朝日新聞の看板コラム「天声人語」にまで、「茨城空港イバラ道」と取り上げられました。曰わく、
茨城空港イバラ道
天声人語:朝日新聞(2010/3/11)
▼空に目をやれば採算そっちのけの「我田引港」が続く。乱立のトリを飾って、国内98番目の茨城空港がきょう開港する▼定期便はまずソウル、次いで神戸に1日1往復ずつ。成田や羽田が近すぎ、客足を案じる大手の航空会社は飛びたがらない。首都圏三つ目と言えば聞こえはいいが、バス停に電車をとめた印象はぬぐいがたい▼茨城も、年81万人の当初予測に対し20万人そこそことされている。空港近くに住み、韓国や神戸にちょいちょい行く人にとっては、戸口からバスが出るような便利さに違いない。そのバスはしかし、ほとんどの納税者を素通りし、イバラの道を行くことになる。
130915kyaku
 このイバラ道を歩み始めた茨城空港に、今年中にミャンマー便が就航することになりました。プラグラム・チャーター便とはいえ、首都圏では成長著しいミャンマーへの初の定期便就航です。空港ターミナルへの来場者は、347万人に達しました。1日平均で3000人以上の人が詰めかけていることになります。この夏には、航空自衛隊ブルーインパルスの訓練が隣接する百里基地で行われ、平日にもかかわらず、1300台の駐車場が一杯になるほどの盛況でした。
 旅客実績も今年累計100万人を突破し、初年度の20万人からは倍以上の伸びを示しています。
 空港ビルの収支も、初年度から黒字化し、もう茨城空港を赤字の垂れ流しと評する人は一人もいません。
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2013年9月14日(土) 晴れ

県議会代表質問原稿執筆

豊田家告別式に参列

よかっぺまつりを堪能

住民相談(ブラック企業への対応)

公明党県議会政調会(10月県議会代表質問のポイント検討)

よかっぺまつり
「第40回よかっぺまつり2013」に来ています。
多賀中央商店会青年会と青年会議所の皆さんが、「郷土愛を高めよう」「住民同志の心のふれあいの場を造ろう」「ふるさと運動を展開しよう」と、1974年に第1回よかっぺまつりとして始まりました。
一昨年は東日本大震災の影響により開催も危ぶまれたものの、規模は縮小しましたが継続出来ました。
あっという間の40年。でも地元の皆さん熱と力の結晶の40年です。

歩数【3000】歩・移動距離【85】km

集団的自衛権の行使には慎重、山口代表が米国で講演

ワシントンで講演する山口那津男代表 9月10日、訪米中の公明党の山口那津男代表は(日本時間9月11日未明)、ワシントン市内で開かれた「カーネギー国際平和財団」主催の講演会で、「日本の平和戦略と公明党の役割」と題して講演しました。
 安倍首相が、集団的自衛権を行使できるように目指していることに関して、アメリカを訪れている公明党の山口那津男代表は、ワシントンで講演し、憲法の解釈を変えるなら、近隣諸国の理解を得る努力が必要だと指摘しました。
 公明党の山口代表は「変えようとするのであれば、なぜ変えるのか、どのように変えるのか、丁寧に議論を進め、国民の理解を得る必要があります。近隣諸国にも、地域の安定と平和に役立つものだという理解を促す努力が求められます」と述べました。
 山口代表は、集団的自衛権の行使について、「これまでの政府の議論は、精緻で体系的で強固だった」と指摘したうえで、憲法の解釈を変えるには、「相当な論理的な整合性と、国民を説得する実質的な理由、それに、近隣諸国や同盟国が不安や危険を感じないような取り組みが重要だ」と強調しました。



 冒頭、山口代表は今回の訪米の目的について「公明党の役割を知ってもらうため」と強調。日本の首相が6年間で6人代わったことに触れ、「米国の友人の願いは『日本の首相の名前を覚える時間がもっと欲しい』ということではないか。そのためには、次の首相の名前を聞かずに済むように、公明党が安定装置になる」と強調しました。
 さらに、7月の参院選で自民党と公明党の連立与党が勝利して衆参の“ねじれ”を解消したことから、「数の安定」を確保したと説明。その上で、地方議員を含めた議員総数が最多で、女性議員が3割を占める公明党が、自民党と連立を組んでいる意義に触れ、「国民のニーズ(要望)を広く受け止め、現実的な妥協を図る経験を積んだことにより、『質の安定』を確保できるようになった」と力説しました。
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金沢団地入り口のコンクリート壁の撤去完了


 9月12日までに、日立市金沢団地の入り口に設置されていた、コンクリートの壁の撤去が完了しました。
 このコンクリート壁によって、道路の視界は狭められ、歩行者の通行は出来なくなっていました。以前ここに住んでいた住人が、騒音対策や敷地内に車両が飛び込まないようにするため設置されたといわれています。
 長らく周辺住民よりは、安全確保とイメージの一新を求めて、撤去要望が寄せられていました。
 今回、再開発に携わる不動産業者、道路を管理する日立市、金沢川を所管する茨城県が連携し、コンクリートの壁の撤去、金沢川の擁壁整備などが一体的に実現しました。

2013年9月13日(金) 晴れ

代表質問の原稿執筆

茨城空港の現状・新規就航策などをヒアリング

金沢団地下毘沙門橋脇のコンクリート擁壁の撤去現場を調査

豊田家通夜式に参列

東京オリンピックの競技を茨城県内に誘致する可能性について東京都議と意見交換

茨城のクリ

130913setumei

歩数【2000】歩・移動距離【88】km

“県南は機関車、県北は貨車”への反論

 6月20日、県北地域の日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町の首長と議会議長が連名で、茨城新聞社に抗議文を手渡すという出来事がありました。
 その抗議文の内容をご紹介します。
6月15日の紙面、県内を代表する地方紙である茨城新聞社の1面を飾る顔ともいえるコラム「いばらき春秋」における表現は、茨城県及び県北ら市町の施策のみならず、東日本大震災からの復旧・復興にも懸命の努力をしている、38万人の県北地域の市民及び町民を愚弄するものであり、到底看過できない。ここに、報道機関としての適切な表現を逸脱したことに対し、厳重に抗議するとともに、然るべき対応を強く求める。

 ちなみに、抗議の対象となった「いばらき春秋」を引用します。
茨城新聞のコラム「いばらき春秋」
2013/6/15
県内の”南北格差”が拡大するばかりだ。「県南地域は茨城をけん引する機関車」と言われる。ならば、県北地域は機関車に引かれるのみの貨車といったところか
▼県北の今をイメージするのは簡単だ。人口減少、少子高齢化、若者の就職難、地域活力の喪失、将来に対する漠然とした不安、閉塞(へいそく)感…この国の問題を一手に抱え込んでいる
▼にぎわった商店街はシャッター通りと化し、地元に勤め先を見つけられない息子は老いた両親の元に戻れず、その結果、地域コミュニティーの維持もままならない。これが実態だ
▼県北振興へ向け、県が活性化検討会を立ち上げた。定住人口の確保や交流人口拡大による地域活性化などについて、6市町や関係団体などが頭を突き合わせ、知恵を絞る
▼県北の現状は小手先のてこ入れで活性化できるほど、甘くはない。じっくりと腰を据え、侃々諤々(かんかんがくがく)の議論によって各市町の将来像とともに、地域のグランドデザインを描いてほしい
▼検討会では今後、住民アンケートや地区懇談会も実施して女性、若者の声も集めるという。その一人一人を動力源に地域を挙げて前進しようとするのでなければ、県北地域は機関車のお荷物に堕する
130913tokei
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ブルーインパルス・百里基地での訓練飛行

百里基地でのブルーインパルス
 航空自衛隊のブルーインパルスは、8月27日から9月12日まで、百里基地で飛行訓練を行いました。
 ブルーインパルスが所属する松島基地で滑走路施設の一部改修工事が行われるため、百里基地での飛行訓練の実施となりました。
 期間中は土、日を除き百里飛行場周辺での訓練が1日最大2回実施されました。毎回の訓練には多くの地元市民が駆けつけ、ブルーインパルスの妙技に見入っていました。11日の訓練では、茨城空港上空に巨大な五輪を描き、周辺には大きな拍手がわき起こりました。
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2013年9月12日(木) 晴れ

石岡市内で住民相談(復興関連融資制度の活用について)

県議会代表質問原稿作成

県議会代表質問ヒアリング(県北地域の活性化策について:県庁、日立市役所)

常陸秋そば
品質日本一とも呼び声も高く、県の奨励品種である「常陸秋そば」。1978(昭和53)年、旧金砂郷町の在来種から選りすぐりの種を選抜して育成された「常陸秋そば」は、粒ぞろいで品質が優れています。そば独特の香り、風味、甘みがあり、全国の有名そば職人から高い評価を得ています。
茨城県で生産されるそばの大部分は、この「常陸秋そば」で、県北地域を中心に県内各地で栽培され、全国に出荷されています。全国の手打ちそば、地粉でつくった乾麺、多くがこの「常陸秋そば」でつくられています。

歩数【2000】歩・移動距離【172】km

見えてますか、被災地の今

南三陸町(2013/8/9)
 東日本大震災から2年6カ月、9月11日付けの公明新聞の社説は、被災地復興の視点を示す秀作だと思います。東京オリンピックの2020開催が決定し、日本はある種の高揚感に包まれています。被災地の復興をやり遂げて迎えるオリンピックになるのか、被災地を切り捨ててのオリンピックになるのか、私たち政治に関わる者の責任は非常に重いと、自らに言い聞かせています。
支援策、もっと大胆に、もっと細やかに:大震災から2年半
 きょう、東日本大震災から2年6カ月。そっと目を閉じ、“あの日”を思い返すことから始めよう。そして、故人の無念に思いを馳せながら、静かに鎮魂の祈りを捧げたい。復興支援の決意とともに。
 歳月の流れは、遺族の方々の心を少しは癒やしただろうか。仮設住宅で暮らす人々の不安をいくばくかは和らげただろうか。異郷にある福島の人たちに安寧と希望を与える日々となっただろうか。
 想像力を働かせて被災地の今を思い描き、被災者一人一人に寄り添う覚悟を新たにする日ともしたい。
 被災地を歩けば、あれほど高く積まれていたがれきの山はほとんど姿を消した。道路や鉄道も大半が復旧し、統計上の雇用も上向きだ。1年9カ月に及んだ民主党政権下での復旧・復興の大幅な遅れは、自公政権発足後、随分と取り戻せたと見て間違いない。
 だがそれでも、今なお避難生活者29万人。放射能汚染水漏れ事故など、旧来の手法では対応できない新たな問題も次々と生まれ、現場と政策との間のミスマッチも目立つ。複雑化する被災地の現実に、政治はまだ追い付いていないと言わざるを得ない。もっと大胆に、もっと細やかに対応していく必要がある。
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井手よしひろ県議会報告:竜巻の観測、防災体制の整備を急げ


9月11日、井手よしひろ県議はJR常陸多賀駅前で県議会報告を行いました。
9月2日、4日に発生した竜巻被害に対して、小中学校での防災体制の強化、観測態勢の強化などを訴えました。

2013年9月11日(水) くもり時々晴れ

JR常陸多賀駅で県議会報告

東海村長選で当選した山田修氏と意見交換(東海第2発電所の課題について、地域福祉の充実について)

県議選補選で取手市選挙区から当選した中村修氏と意見交換

茨城空港のイベント視察

代表質問の資料整理・ヒアリング(米作への新規就農について)

峰家通夜式に参列

航空自衛隊ブルーインパルスの訓練飛行
航空自衛隊のブルーインパルスは、8月27日から9月12日まで、百里基地で飛行訓練を実施しています。
期間中は松島基地で滑走路施設の一部改修工事を予定、このため訓練が実施できないため、百里基地での飛行訓練の実施となります。期間中は土、日を除き百里飛行場周辺での訓練を1日最大2回実施します。離陸予定は7:45と13:45の予定です。(12日は午前中のみ)
11日の訓練では、茨城空港上空に巨大な五輪を描きました。

歩数【2000】歩・移動距離【182】km

学校での竜巻・突風対策マニュアルを早期に整備

 9月9日、井手よしひろ県議ら公明党県議会議員会は、防災科学技術研究所(つくば市)で“竜巻”の発生メカニズムやその予報体制、住民の安全を守る体制整備などについて、アウトリーチ・国際研究推進センター竹田健児センター長、観測・予測研究領域水・土砂防災ユニット岩波越ユニット長、鈴木真一主任研究員から説明を受けました。
 席上、学校における竜巻被害を最小に抑えるため、マニュアル作り、防災訓練の徹底などの重要性が強調されました。
 9月2日に発生した埼玉県、千葉県の竜巻では、学校施設が大きな被害を受けました。特に、越谷市の北陽中学校では部活動を行っていた生徒20数名がケガをしました。その模様は、9月3日付けの産経新聞に詳しく掲載されています。
埼玉・千葉、突風 吹き飛ぶ屋根、割れる窓 「安全な学校」響く悲鳴
産経新聞(2013/9/3)
(前略)午後1時45分ごろ、越谷市立北陽中学校(埼玉県越谷市大松)の平勢整(ひらせ・ひとし)校長(60)は、空を覆った雲から雷の閃光が走るのを見た。竜巻とみられる突風が襲う15分ほど前だった。
 始業式を終え、大半の生徒は帰宅していたが、サッカー部と野球部の部員が校庭で、体育館では女子のバレー部とバドミントン部の25人が練習していた。
「(校舎の)中に入るように」。平勢校長は職員を通じて、校内放送で緊急避難を呼びかけたものの、当時はゲリラ豪雨くらいの認識しかなかったという。
直後に強風が校舎に吹き付けはじめ、体育館の屋根が3分の1ほどはがれていった。屋根は約10年前の耐震工事の際に軽くて頑丈にしたはずだったが、すさまじい突風が一瞬で吹き飛ばした。
 バリバリバリ…。校舎の窓ガラスも音を立てて割れ、生徒を心配した職員が体育館と校庭に一斉に飛び出した。
体育館で練習中だった生徒を校舎に入るように誘導し、最後の1人が体育館を出ようとしたときだった。再び襲った強風で、生徒らは吹き飛ばされるように転倒し、破片となったガラスが床に降ってきた。
 悲鳴が上がり、パニックになる生徒ら。8人が腕や頭から血を流し、切り傷を負って病院に搬送された。「よく覚えていない」。肘を縫うけがをしたバドミントン部の女子生徒(13)は声を震わせた。
 平勢校長は言葉を失った。「こんなことになるとは夢にも思っていなかった。安全な学校のはずなのに…」(以下略)
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2013年9月10日(火) 晴れ

JR大みか駅で県議会報告

防災環境商工委員会の県内調査(NPOくらし協同館なかよし)

防災環境商工委員会の県内調査(茨城県高圧ガス保安協会)

代表質問のヒアリング(教育庁、防災危機管理課) 

くらし協同館なかよしNPO法人くらし協同館なかよしを現地調査しました。
ひたちなか市の中心部にある、昭和40年代後半に造成された本郷台団地では、住民の高齢化・入居者数の減少により団地内にあった店舗等が相次いで撤退、なかでも生協の店舗が撤退すると、郊外の大規模なショッピングセンターへの移動手段を持たない高齢者は日常の買い物にも差し支える状況となってしまいました。
同時に住人同士が交流する場所も無くなってしまったことから、団地に住み続けることへの不安や心配の声が大きくなった。この課題の解決のため立ち上がったのが塚越教子さんを代表とするグループでした。
2005年、堀越さんらは、生協店舗の無償貸与、改装費用など支援を受け、「くらし協同館なかよし」をオープンさせました。
館内には、手作りのお総菜やパン、生鮮食品・野菜・生活雑貨などが販売されている「食の支援コーナー」のほか、ボリュームたっぷりの日替わり定食が楽しめる「食事と喫茶サロン」、「情報・相談コーナー」がなどがあります。「集いのコーナー」では、健康体操、生け花講座など様々な趣味講座が開催されています。
「くらし協同館なかよし」は、産経省の“ショーシャルビジネス55選”や内閣府の“あしたのまち・くらしづくり活動省”、茨城産業大賞奨励賞などを受賞しています。

歩数【2000】歩・移動距離【141】km

2020年東京五輪開催決定!夢と感動与える大会に

オリンピックを日本社会の活性化と復興に生かせ
東京オリンピック開催決定記者会見 2020年オリンピックの開催地が東京に決定しました。1964年以来56年ぶりに聖火が東京へ戻ってきます。
 大阪、名古屋、東京と誘致合戦に負け続けた中、やっと巡ってきた2020年の大会は、日本社会にとってさまざまな意義があります。
 1964年東京五輪は、名実ともに先進国の仲間入りを果たす転換点になりました。
 2020年の大会は、国、国民がスポーツの重要性やメリットをあらためて認識するだけにとどまりません。世界の視線が東京や日本に向けられる。政治、経済、文化、教育などで世界との交流が一段と深められなければなりません。こんなビッグチャンスはめったにありません。
 五輪開催の決定は、国民に元気と自信を与えます。スポーツに取り組む若者の間で、東京五輪の出場を目標に掲げる声も、すでに高まっています。長引く経済低迷の影響で、若者から元気がなくなったと指摘されて久しい。大会までの7年間、将来を担う若者の夢や希望を引き出すことも東京五輪の重要な目標となります。
 障がい者スポーツのパラリンピック大会が同じく東京で実施される意義も大きいと思います。大会会場の整備に合わせて、東京を誰もが暮らしやすい世界トップクラスのバリアフリー都市へと変える試みを加速させなければなりません。
 五輪開催の意義は、経済的な側面にも及びます。東京都は、大会を通じた日本全体の経済効果は約3兆円と推計。業種別ではサービス業が6510億円と最も顕著です。雇用創出効果も大きく、東京都で約8万4000人に上り、全国合計では約15万2000人に達します。
 自公連立政権が進める経済再生策を後押しし、デフレ脱却の起爆剤ともなり得えます。この機会を全国の地域経済の活性化に活かすべきです。
 大会の主役である選手たちの育成環境の拡充も重要です。公明党の主張で選手に対する支援が増えてきているが、世界に比べるとまだまだ見劣りします。
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2013年9月9日(月) 晴れ

防災科学技術研究所で竜巻の観測、予測、対策などについてヒアリング

公明党県議会政調会(防災体制の強化策などについて)

増子家通夜式に参列

後援会の運営について協議

筑波山と稲刈り
「10歳にして菓子に動かされ、20歳にしては恋人に、30歳にして快楽に、40歳にしては野心に、50歳にしては貪欲に動かされる。いつになったら人間はただ知性のみを追って進むようになるのであろうか」
(ゲーテのことば)

歩数【2000】歩・移動距離【214】km

竜巻の観測態勢強化について防災研でヒアリング

防災研でのヒアリング 9月9日、井手よしひろ県議ら公明党県議会議員会は、つくば市の防災科学技術研究所を訪れ、“竜巻”の発生メカニズムやその予報体制、住民も安全を守る体制整備などについて聞き取り調査を行いました。
 この日の説明・意見交換には、防災科学技術研究所アウトリーチ・国際研究推進センター竹田健児センター長、観測・予測研究領域水・土砂防災ユニット岩波越ユニット長、鈴木真一主任研究員があたっていただきました。
 9月2日、埼玉県越谷市から千葉県野田市にかけて被害をもたらした竜巻について、防災研はこの竜巻を引き起こした積乱雲の立体動画をコンピューターで再現し、被害の調査結果とともに公開しています。

参考:2013年9月2日に埼玉県越谷市等に被害をもたらした竜巻について(速報)

 この観測にあたっては、防災研が神奈川県海老名市と千葉県木更津市に設置している「XバンドMPレーダ」の観測結果を活用しました。通常は、360度全方位の観測をしているXバンドMPレーダを、北方面にだけ向け、2分ごとの詳細なデーターを取得しました。これによると、積乱雲は13:30には、高さ約10キロメートルに達していました。越谷市付近に西南西方向から接近しながら急速に発達し、14:00頃には、高さ15キロメートルを超えました。積乱雲の中で雨や氷の粒が密集し、毎時100ミリの猛烈な雨を降らす領域も、14:00には地表付近まで降りていました。
 積乱雲は毎秒10数メートルで移動し、竜巻は積乱雲の最盛期から衰退期へと移るタイミングで、積乱雲の南東端に位置する秒速30メートルの強風域で発生していたとみられます。
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自己紹介
井手よしひろのプロフィール

井手よしひろです。
茨城県の県政情報、
地元のローカルな話題を
発信しています。
6期24年にわたり
茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
http://y-ide.com
master@y-ide.com
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