2017年09月

学習支援、中卒・高校中退者にも対象拡大

高校生のイメージ
 厚生労働省は、経済的に困窮している家庭の子どもに対し、自治体が実施している学習支援事業の対象を広げ、現在の小中学生に、高校中退者や進学していない中学卒業者も加える方針を決めました。
 学習支援事業は、公明党の推進で成立した生活困窮者自立支援法に基づき、2015年にスタートした制度です。高校進学の後押しが主な目的で、ボランティアや元教員らが、公共施設などで勉強を教えたり、家庭や学校に居場所がない子どもの相談に乗っています。国は自治体が行う事業費の半分を助成しています。
 茨城県では18市(水戸市、日立市、土浦市、古河市、石岡市、結城市、龍ヶ崎市、常総市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、笠間市、取手市、ひたちなか市、常陸大宮市,筑西市,稲敷市,かすみがうら市)が、国の助成を受けて学習支援事業を行っています。茨城町、大洗町、城里町、大子町、美浦村、阿見町、八千代町、境町、利根町の8町村では、県が学習支援事業を展開しています。
 経済的理由による教育格差が次世代にも引き継がれる“貧困の連鎖”を断ち切る上で、学習支援事業には大きな役割が期待されています。しかし、年間5万人弱に上る高校中退者や、中学を卒業しても家庭の事情などで進学できなかった約1万人の生徒は対象外になっていました。
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2017年9月5日(火) 晴れ

JR大みか駅で県議会報告(10月議会のポイントについて)

県議会で犬猫の殺処分ゼロを目指すプロジェクトの進捗について聴き取り調査、意見交換

県議会で「災害対応支援チーム」の整備などについて聴き取り調査、意見交換

朝の県議会報告
10月議会の視点について朝の県政報告
JR大みか駅前で県議会報告を行いました。内容は、大井川和彦清知事の誕生で、大きくクローズアップされてきた茨城県の多選挙禁止条例の制定の問題です。
10月県議会で話題になることも想定をし、現状の考え方を説明させていただきました。
詳しくはこちらのブログをご参照下さい。
http://blog.hitachi-net.jp/archives/51665806.html

歩数【6000】歩・移動距離【84】km

自動運転技術の革新は、地域の活性化に直結する


バスがまた、通るようになったから
 ソフトバンクの子会社・ソフトバンクドライブ(SBドライブ)は、自動運転技術を活用して新しいモビリティサービスを提供する企業です。SBドライブが、昨年(2016年)12月に作成した動画が、再生100万回を突破しました。
 ドライバー不足や過疎化といった社会問題により、地域の公共交通手段は、廃線や減便を余儀なくされています。
 自動運転技術を活用して、人々の暮らしに寄り添う新しい移動手段としてスマートモビリティシステムの開発・実証が急がれています。
 事故が起こった場合の法的な問題やそれにかかわる補償(保険)など、クリアすべき課題は多いのが現実です。
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2017年9月4日(月) くもり

小野寺教育長と意見交換(教育費の負担軽減について)

10月議会の代表質問、一般質問の内容について検討


磯山さやかの旬刊!いばらき『鹿島アントラーズ』
今回の「磯山さやかの旬刊!いばらき」(前10時20分ごろ)では、磯山さやかさんが「鹿島アントラーズ」を紹介します。
東京オリンピックの会場となっているアントラーズの本拠地「カシマサッカースタジアム」。バックステージツアーでは、普段見られない内部を公開!ロッカーやピッチなど選手気分でスタジアムの雰囲気を体感できます。さらにミュージアムではジーコをはじめレジェンドたちの私物展示やアントラーズの歴史を振り返ることができます。
鹿島サッカースタジアムへ皆さんも遊びに来ませんか?

歩数【6000】歩・移動距離【87】km

過疎地での移動利便性確保に、自動運転バスの運行実験


 9月2日、国土交通省は「道の駅」を拠点とした自動運転車サービスの実証実験を、全国に先駆けて栃木県栃木市で始めました。過疎化が進む中山間地域で高齢者の生活の足を確保するのが目的で、2020年度の実用化をめざしています。この日は石井啓一国交相(公明党)らによる開始セレモニーと試乗会が行われました。
 国交省によると、全国の道の駅の8割が中山間地域にあり、うち4割が1キロ圏内に医療機関や役場などがあります。運転免許の返納やバス路線廃止などで、高齢者らが市街地の病院や買い物に行きにくくなる中、道の駅と集落を結ぶ自動運転車が一つの解決策になるとみています。

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2017年9月3日(日) 晴れ

城里町で県政要望聴取(県道整備、河川整備の要望聴取)


新しい家族を迎えました。キャバリヤの“あむ”です。よろしくお願いいたします。
2017年9月3日、我が家に新しい家族を迎えました。キャバリヤの“あむ”ちゃんです。8歳の女の子です。よろしくお願いいたします。

歩数【6000】歩・移動距離【98】km

大井川新知事の最初の挑戦は"多選禁止"条例の制定

多選禁止条例制定を目指す大井川新知事 8月27日に投開票された茨城県知事選で、6期24年間知事を務めた現職の橋本昌知事を破った大井川和彦氏は、翌28日に記者会見しました。選挙の勝因について、自民党と公明党、県内首長7人の支援を挙げ、「現職が担った24年間のしがらみではなく、茨城の将来を変えたいと有権者が思ってくれた」と述べました。その上で、選挙戦では現職の多選を批判した立場から、多選禁止条例の速やかな制定を図る考えを示しました。「許される期数は世の中の相場観として、最長でも4期だと思っている」などと語りました。
 知事や市町村長などの多選(3期または4期以上首長を務めること)について、全国的な流れをまとめておきたいと思います。
 首長の多選については、地方自治体の長が条例案を示し、議会の承認を得ることが必要です。しかし、多選について何らかの制約をつけることは、実は簡単ではありません。
 そこには、2つの課題があります。多選を制限することが憲法や地方自治法で許されるのか課題です。第2に、そもそも多選とは何期以上を指すのかとという課題です。
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ネモフィラ、コキアが心を癒やす“ひたち海浜公園”、その原点を振り返る


茨城県映画『水戸射爆場』(昭和45年)
 ネット上で「一生のうちに一度は行ってみたい観光地」と評価されている「国営ひたち海浜公園」。今では、春のネモフィラ、秋のコキアと、その魅力に多くの人がこの場所を訪ねます。この海浜公園の用地は、旧日本軍の東水戸飛行場でした。戦後の昭和21年に連合国軍に接収され、昭和24年からは在日米空軍の対地射爆撃場として利用されました。これが「水戸射爆場」です。茨城県内では唯一の米軍基地となりました。
 昭和32年8月2日には、アメリカ空軍機が誤って超低空飛行を行い、射爆撃場のそばの道路を自転車で通行していた毋子2名を航空機のタイヤでひき殺すという、痛ましい事件が発生しました。「さつまいも畑が飛行機の車輪でなぎ倒され、被害者の体がばらばらに散らばり、警察・消防関係者が長火箸で肉片を拾っていました。あたり一面さつまいもの葉が真っ赤な血で染まり直視できないほどでした」との証言が残っています。
 この事件は、ゴードン事件として知られるようになり、射爆撃場周辺地域の危険が一挙に表面化しました。付近では連日のように米軍の飛行機が超低空で飛行しては住民を驚かせていたことから、この事件も悪質ないたずらとみて、那珂湊市議会は抗議文を提出しました。一方、アメリカ軍側は異常高温による熱気流が原因の不可抗力による事故であると主張。
 茨城県警はジョン・L・ゴードン中尉を業務上過失致死及び同傷害で水戸地検に書類送検し任意出頭を求めました。しかし、この事件はアメリカ軍の公務中に起きたものであるとして、日米地位協定により日本側の第一次裁判権が放棄され捜査も終了しました。 日本政府が遺族側に432,044円を補償し、事件は決着を見ました。
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2017年9月2日(土) くもり

日立市役所旧庁舎:お絵かきイベント「ひたちを描こう!」を視察

水戸市内で県議会公明党政調会(10月議会の対応について)


日立市役所旧庁舎:お絵かきイベント「ひたちを描こう!」
2017年8月19日・20日に開催された、お絵かきイベント「ひたちを描こう!」。
日立市役所は新しい庁舎が完成。旧庁舎の解体前に、思い出の建物に自由に絵を描くイベントが催されました。
2日間で約500名の市民が集まり、思い出のひとときを堪能しました。
皆さんのステキな絵に包まれて、旧庁舎も喜んでいると思います。

歩数【6000】歩・移動距離【113】km

公立学校の避難所機能 断水に備えたトイレの確保を

学校施設の状況
 公立学校を地域の避難拠点として活用するため、学校施設の防災力強化を進めるべきです。
 文部科学省が、災害時の避難所に指定されている公立小中高校などの防災機能に関する調査結果を公表しました。厳しい現状が浮き彫りになっており、早急に手だてを講じる必要があります。
 例えば、施設利用計画を策定済みの学校の割合が4割に満たない実態が浮かび上がりました。
 施設利用計画は、「運営本部をどこに設置するか」「感染症患者の専用スペースはどうするか」など、避難所としての運用方法を定めるものです。被災者を円滑に受け入れ、学校施設を効果的に利用する上で重要です。緊急時の混乱に拍車を掛けることがないよう、早急な計画策定を進めるべきです。
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2017年9月1日(金) 雨

那珂市内で県政懇談会(東海第2原発の再稼働問題について他)


かんぽCM「もしもあの時編」
かんぽ生命の高畑充希さんを使ったテレビCM。最新版のロケ地は常陸太田市の鯨ケ丘商店街です!
ひたちなか海浜鉄道もでてきます。

歩数【6000】歩・移動距離【75】km

子どもからのSOSをSNSで受け止める

文科省:SNSでの相談窓口、費用の3分の1補助制度を19年度以降導入検討
LINEでの活用イメージ インターネット交流サイト(SNS)を利用する中高生が増える中、自治体がいじめの相談をSNSで受け付ける動きが広がっています。いじめ対策に力を入れる文部科学省は、SNSでの相談窓口を設ける自治体に費用の3分の1を補助する制度を2019年度以降に導入する検討を始めました。
 文科省は現在、無料の電話窓口として「24時間子供SOSダイヤル」(0120ー078ー310)を開設しており、昨年度は約4万件の相談が寄せられました。しかし、総務省の昨年の調査によると、10代が平日に携帯電話で話す時間が2.7分なのに対し、LINE(ライン)などのSNSを利用する時間は平均58.9分と圧倒的に長くなっています。
 このため、文科省は自治体がSNSの相談窓口を開設するのを後押しすることでいじめの早期発見につなげる考えで、有識者会議で検討しています。また、来年度はモデル事業として10カ所の地域や学校を選び、SNSによるいじめ相談の受け付けの調査研究をする予定です。
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自己紹介
井手よしひろのプロフィール

井手よしひろです。
茨城県の県政情報、
地元のローカルな話題を
発信しています。
6期24年にわたり
茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
http://y-ide.com
master@y-ide.com
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