
12月2日、日本サーフィン連盟日立支部が主催した日立市河原子海岸の清掃作業に参加しました。驚いたことは、プラスチックごみ(プラごみ)の多さです。
プラごみの海洋流出をどう抑えるか。実効性ある取り組みが重要です。
政府は、プラごみの拡大防止などに向けた「プラスチック資源循環戦略」案をまとめ、12月28日まで国民から意見を募っています。
プラスチック資源循環戦略は、◎2030年までに使い捨てプラスチック排出量の25%削減、◎レジ袋の有料化義務付け、◎分解可能で環境に優しいバイオマスプラスチックの普及、◎洗顔料などに含まれる大きさ5ミリ以下のプラスチック粒子「マイクロビーズ」の削減――などを明記。
公明党の提言も盛り込まれています。
世界のプラスチック生産量のうち、毎年800万トンが海に流出しているとされる。このままでは、2050年までに海中の全ての魚の合計重量よりもプラごみの方が重くなるとの予測もあります。事態は深刻です。
来年は、20カ国・地域(G20)首脳会議が日本で開催される。プラごみ対策を国際的に進めるため、日本が旗振り役を担うべきです。
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