2021年02月

日立市の新処分場計画/県は搬入路新設の概要示す

新たな搬入路概要
 2月15日開かれた日立議会特別委員会に、日立市諏訪町に計画されている新産業廃棄物最終処分場に関わる搬入路について、茨城県より具体的な提案がありました。
 それによると、日立山側道路と新処分場を直接つなぐ県道を整備します。全長約4km・幅員8m、大久保中学校の山側から林道を通り、新たな処分場の山側を通る道路を整備します。
 あわせて、茨城県は日立市議会に対して、以下のように説明しました。
●新処分場の供用に合わせて道路を開通させる。
●一般車両も通行できる。
●新処分場を建設する県環境保全事業団も、道路整備費の一部を負担させる。
●原則として南側新設道路が開通するまで、新処分場への搬入は行わない。
●新処分場への搬入ルートは、大みか6丁目交差点(石名坂坂上の交差点)から、山側道路を経由し、新たな搬入路を通り行う。
●新設の搬入路から国道6号高方面への通行はさせない。
●油縄子交差点、梅林道路からの搬入は行わない。
 なお、google mapに示したルートは、県から聞き取りした内容を個人的にマッピングしたもので、県や日立市が正式に公表したものではありません。参考程度にご覧下さい。
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新型コロナワクチン、国内初の正式承認

ファイザー社のワクチン
 新型コロナウイルス感染の収束のカギを握るワクチンについて、厚生労働省は米ファイザー社製を2月14日に正式承認し、医療従事者向けの先行接種が17日に始まります。

■ワクチン嫌いな日本、正しい情報を勇気をもって発信
 日本は世界的に見ても“ワクチンが嫌いな国”であるようです。
 インペリアル・カレッジ・ロンドン付属の研究所(IGHI)が、1月中旬に行った15カ国の世論調査によると、ワクチンを「ぜひ接種したい」または「接種したい」と答えた率は、既に接種が始まっている英国が78%で最も高くなっています。しかし、フランスは39%、日本は33%と低いレベルにとどまっています。さらにフランスでは44%、日本では27%が「絶対に接種しない」または「接種しない」と答えています。
 1月に行われた大阪府のアンケートでは、「今後、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種が無料で受けられる予定だが、希望するか」という質問に対して、「希望する」30.5%、「どちらかというと希望する」31.9%、「希望しない」7.8%、「どちらかというと希望しない」14.1%、「わからない」15.7%。6割以上がワクチン接種を希望し、60歳以上では約7割を占めました。
 日本が供給契約を結んだワクチンは、アメリカのファイザーとモデルナ、イギリスのアストラゼネカが開発したワクチンです。
 ファイザーとモデルナは新型コロナウイルスの遺伝子の一部を人工的に合成したメッセンジャーRNA(mRNA)を投与する新技術を使います。ヒトの細胞にmRNAを注入することで新型コロナウイルスが持つたんぱく質を作らせ、人体の免疫系を刺激する方式です。一方、アストラゼネカ製は「ウイルスベクターワクチン」と呼ばれ、自己複製能力と増殖力を失わせた「運び屋」のウイルスに新型コロナウイルスの遺伝子の一部を組み込み、それを投与する方式です。
 世界ではこれまで1億人近くが接種を受けましたが、大きな問題は起きていません。
 mRNAワクチンやベクターワクチンは、病原ウイルスそのものを弱毒化した生ワクチンと違い、体内に送り込むのは遺伝子情報の一部だけです。いわば新型コロナウイルスの設計図の断片だけで、そこからウイルス全体が組み立てられるようなことはないのです。これが、従来のワクチンと比べて副反応が少ない要因です。
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新型コロナワクチン接種、2月17日から医療関係者に先行接種


 いよいよ新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が具体化します。
 ワクチンの発症予防効果は、95%といえあれています。この数値について河野太郎ワクチン接種担当相は、首相官邸のホームページに公開した動画で「いつものインフルエンザワクチンの有効率が40〜60%と報告されていることを考えると、高い効果とされています」と説明しています。

■発症者95%減の結果も/海外データ重症化、発熱・せき防ぐ
 新型コロナウイルスのワクチンを接種した場合、重症化や発熱・せきなどの発症を防ぐ効果が海外では明らかになっています。また、ワクチン接種が進めば、重症者や死亡者を減らし、医療機関の負担が減ることも期待されます。
 日本で近く承認の可否が判断される米ファイザー社のワクチンは、16歳以上の4万人超が参加した臨床試験(治験)で「95%の有効性」が示されました。これは、接種した集団での新型コロナ感染症の発症者が、接種しなかった集団の20分の1(95%減)だったことを意味しています。65歳超では94%超の有効性でした。なお、日本でも海外の治験データに基づき、ファイザー製は16歳以上への接種となっています。
 他に日本が供給の契約を結んだ海外メーカーでは、米モデルナ製の有効性は94%。英アストラゼネカ製は、1回の接種で約76%、2回の接種で約82%の有効性があるとの分析結果が、2月3日に発表されました。
 一方、コロナワクチンの効果の持続期間は、まだ十分明らかになっていません。人口の一定割合以上の人が免疫を持つことで、免疫を持たない人も間接的に感染から守られる「集団免疫」の効果があるかどうかも、分かるまでには時間がかかると考えられています。このため、ワクチン普及後も、3密の回避や手洗い・マスク着用などの感染防止策は引き続き必要です。
 変異株については、一般論としてウイルスは絶えず変異しており、小さな変異でワクチンの効果がなくなるわけではありません。その上で、各メーカーは対応を進めており、ファイザー社は、自社ワクチンで、変異した新型コロナにも作用する抗体が作られたとの実験結果を発表しています。続きを読む
自己紹介
井手よしひろのプロフィール

井手よしひろです。
茨城県の県政情報、
地元のローカルな話題を
発信しています。
6期24年にわたり
茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
http://y-ide.com
master@y-ide.com
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