2021年05月

日立市がコロナワクチンの集団接種実施/市民の声に押されて方針変更

コロナワクチンのイメージ
 6月19日から、日立市でも土日の集団接種が行われることになりました。
 「予約が取れない」、「土日の接種ができないのは困る」、「掛かり付け医が以内のでどこで接種できるか分からない」などの市民の声が、やっと日立市を動かしました!
 日立市では、身近な医療機関での接種を基本としながらも、65歳以上の方がより早く接種を受けられますよう、「集団接種」を追加して行うことになりました。
 「集団接種」の予約は、6月8日・火曜日から開始し、電話またはインターネットで市が一括して受付を行います。
 65歳以上の皆様には、5月27日に「集団接種のお知らせ」が追加で郵送されました。詳しくは、このお知らせをご確認ください。
 「集団接種」は、6月19日から7月25日までの土曜日と日曜日に、市内5つの病院と4つの地域の会場で、およそ8500人の方を対象に行われます。
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長久保赤水を紹介するスペシャルムービー完成/高萩市で上映会開催

長久保赤水スペシャルムービー上映会
 江戸時代に今の高萩市に生まれ、広く使われた日本地図を作ったことで知られる長久保赤水を紹介するスペシャルムービーが完成し、5月22日高萩市文化会館でお披露目上映会が開催されました。
 長久保赤水は水戸藩の儒学者で、江戸時代、各地の地図や資料を基に日本地図の作成を手がけました。
 この赤水の地図や文書など693点が去年、国の重要文化財に指定されたことから、出身地の高萩市は、多くの人に赤水の功績を知ってもらおうと映像作品を制作しました。
 作品はおよそ50分で、狂言師の和泉元彌さんが長久保赤水を演じ、赤水の学問にかけた情熱や日本地図を完成させるまでの奮闘などが描かれています。
 お披露目会では、新型コロナウイルスの影響で会場に来ることができなかった和泉元彌さんからのメッセージ動画も上映され、和泉さんは「この作品が、今と未来を生きる若者たちと300年前の赤水氏が出会うきっかけになることを願っています」と挨拶しました。
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日立市のコロナワクチン接種、予約が5月19日スタート

日立市役所
 新型コロナワクチンの接種予約が、いよいよ75歳以上の高齢者から5月19日に始まります。65歳以上は6月1日から予約が始まります。接種開始は、5月24日からです。
 緊急事態宣言や「まん延防止等重点措置」の対象地域が相次いで拡大する中、高齢者への接種をできる限り円滑かつ迅速に進めることが、目下のコロナ対策の最重要課題です。菅義偉首相が7月末までに高齢者接種を終える方針を示したことを受けて、多くの自治体が接種を前倒し実施するため計画を見直しています。
 国の調査では、7月末までに高齢者への接種を終えられると答えた市区町村が80%を超えるとされています。個別の市町村の状況は公開されていませんが、日立市の接種計画の全体像はどのようになっているでしょうか?
 そもそも、日立市は掛かり付け医または最寄りの医療機関での個別接種のみで対応する計画です。予約に関しても、個別医療機関に直接電話(または通院時に予約)することになっています。

 日立市の人口は約17万3千人で、国が想定する接種率7割を当てはめると約12万人が接種を受けることになります。この内、高齢者は約5万9000人で、接種想定は4万2千人となります。1人2回の接種が必要ですので、高齢者枠で8万4千回の接種が必要となります。5月24日から7月末までの完了を目指します。
 日立市は、昨年10月〜12月の3ヶ月で、市内66カ所の医療機関で、述べ8万7千人のインフルエンザワクチンの接種を行いました。この実績をもとに、高齢者分の接種は、個別医療機関での接種で十分に可能であると判断しました。
 掛かり付け医の接種で対応できれば、接種する人の既往症などの情報を的確に把握していますので、安心して接種することができます。また、予約を個別医療機関の電話予約に限定したことで、コールセンターなどの対応より気軽に行うことも可能でしょう。ネット回線がパンクするとか、ネットスキルの差によって予約に不平等がでるといったこともありません。
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5月20日より避難情報を見直し、「緊急安全確保」を新設

 災害時の迅速な避難支援を強化するための改正災害対策基本法が、今月(5月)20日に施行されます。災害時に市区町村が発表する避難情報を、緊急安全確保>避難指示>高齢者等避難>大雨・洪水・高潮注意報>早期注意情報の5つのレベルに改めることになります。
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■逃げ遅れの防止へ 避難指示に一本化
 改正法では、自治体が発令する避難情報について「避難勧告」を廃止し、「避難指示」に一本化します。
 自然災害が激甚・頻発化する中、住民の迅速な避難が課題となっています。住民の間で勧告と指示の違いが理解されず、本来は避難を始めるべきタイミングである「避難勧告」で避難しない人が多いためです。実際、差し迫った状況で発令する「避難指示」まで動かず、逃げ遅れる事例が多数起きていました。呼び掛けを分かりやすくし、風水害での逃げ遅れを防ぎます。
 また、レベル5の「災害発生情報」は、住民の取るべき行動が分かりにくいといった指摘があったことから、名称を「緊急安全確保」に改め、災害が発生・切迫している状況で少しでも安全を確保するよう求めます。
 内閣府によると、2019年の台風19号や昨年の7月豪雨では死者・行方不明者の6〜8割を高齢者が占めました。そこで、避難情報のレベル3では、避難に時間がかかる高齢者などへ避難を明確に呼び掛けるため「高齢者等避難」に改称します。
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自己紹介
井手よしひろのプロフィール

井手よしひろです。
茨城県の県政情報、
地元のローカルな話題を
発信しています。
6期24年にわたり
茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
http://y-ide.com
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