「大黒柱に車をつけよ」とは、日本最大の流通グループに成長したイオン創業家の岡田家の家訓です。
大学を卒業し、茨城に戻った私は、地元の老舗百貨店「伊勢甚」に就職しました。伊勢甚は、その数年前、生き残りを懸けイオングループ(当時はジャスコ・グループ)に加わりました。私も、正式には“ジャスコ採用、伊勢甚百貨店配属の2期生”という形でした。
それから、伊勢甚はイオングループの中で“ボンベルタ伊勢甚”と名を変え、1985年に日立新店(神峰町)に出店。しかし、売上が伸びず2005年5月20日に閉店しました。(私は、1994年7月に県議選に挑戦するために退職しました)
その後、ボンベルタ伊勢甚は“さくら日立”という複合商業施設として、2006年11月11日に再オープンしました。しかし、この店舗もリーマンショックの直撃を受けて、2008年10月3日、閉店を余儀なくされました。伊勢甚が出店していた店舗は解体され、食品スーパーカスミが、新たに「フードスクエア日立神峰店」として出店し、現在に至っています。
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