3月27日、兵庫の地元の方のご案内を受け、淡路島で地域の有力者としばし情報交換。町おこしと防災減災の取り組み等について、ご意見を伺いました。
淡路島は、産業面でも観光面でも、そしてこれからの新しい働き方の面でも、大注目の地域です。防災情報の発信地と言う地の利も活かして、フェーズフリーの新たな取り組みを起こしたいと思います。
気候が温暖で、農業が盛ん。特に酪農やタマネギ栽培がよく知られるています。海産物も豊富で、農産物と合わせての6次産業化も活発です。
明石海峡大橋が1998年に開通するとともに、観光地として大いに脚光を浴びています。さらに、2016年以降は、パソナグループ、さらに飲食業のバルニバービが、西側海岸に目を付け、播磨灘の美しい夕日を目玉に観光開発を進め、観光施設が相次いで出現し、賑わいを見せています。
また、北淡町(現淡路市)が1995年の発生した阪神淡路大震災の震源となったことから、防災意識の意識の高い地域でもあります。
北淡震災記念館(野島断層保存館)では、阪神淡路大震災で現れた断層をありのままの姿で保存・展示。断層によるさまざまな地形の変化が観察でき、将来起こりうる大地震に備える大切さが学べます。震災体験館では兵庫県南部地震と東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の揺れを体験できます。
地震の凄まじさと脅威を感じ、地震に備える大切さを体感することのできる施設です。いわゆるダークツーリズムの施設として、一層の充実が望まれます。
北淡震災記念館(野島断層保存館)のHP
https://www.nojima-danso.co.jp/nojima/
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