2022年03月

淡路島の産業と観光振興を現地調査

淡路島
 3月27日、兵庫の地元の方のご案内を受け、淡路島で地域の有力者としばし情報交換。町おこしと防災減災の取り組み等について、ご意見を伺いました。
 淡路島は、産業面でも観光面でも、そしてこれからの新しい働き方の面でも、大注目の地域です。防災情報の発信地と言う地の利も活かして、フェーズフリーの新たな取り組みを起こしたいと思います。
 気候が温暖で、農業が盛ん。特に酪農やタマネギ栽培がよく知られるています。海産物も豊富で、農産物と合わせての6次産業化も活発です。
 明石海峡大橋が1998年に開通するとともに、観光地として大いに脚光を浴びています。さらに、2016年以降は、パソナグループ、さらに飲食業のバルニバービが、西側海岸に目を付け、播磨灘の美しい夕日を目玉に観光開発を進め、観光施設が相次いで出現し、賑わいを見せています。

北淡震災記念館(野島断層保存館)
 また、北淡町(現淡路市)が1995年の発生した阪神淡路大震災の震源となったことから、防災意識の意識の高い地域でもあります。
 北淡震災記念館(野島断層保存館)では、阪神淡路大震災で現れた断層をありのままの姿で保存・展示。断層によるさまざまな地形の変化が観察でき、将来起こりうる大地震に備える大切さが学べます。震災体験館では兵庫県南部地震と東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の揺れを体験できます。
 地震の凄まじさと脅威を感じ、地震に備える大切さを体感することのできる施設です。いわゆるダークツーリズムの施設として、一層の充実が望まれます。
北淡震災記念館(野島断層保存館)のHP
https://www.nojima-danso.co.jp/nojima/
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防災科研/地震の危険度を診断できる「地震ハザードカルテ」を提供

地震ハザードカルテ
 つくば市に本部がある「独立行政法人防災科学技術研究所(防災科研)」は、ホームページ上で希望地点の地震危険度を診断できる「地震ハザードカルテ」を提供しています。
 地震危険度を健康診断書のような形で見せる試みです。家庭や地域の地震対策、土地購入などに活用できます。
 カルテは防災科研の「地震ハザードステーションJ−SHIS」システムによるもので、国の地震調査研究推進本部公表の震度予測データなどを基に作成されています。
 地震ハザードカルテ( https://www.j-shis.bosai.go.jp/labs/karte/ )のサイトで、住所を入力すると、周辺地域の「評価地点情報」「30年、50年地震ハザード」「表層・深部地盤」「総合評価」などの項目ごとにデータ、グラフなどが表示され、30年、50年以内に震度5弱から6強までの地震が発生する確率や土地の揺れやすさ、揺れの大きさなどがわかります。
 ダウンロードしてA4判用紙1枚に印刷可能です。
 ちなみに私の住む「日立市金沢町6丁目付近」の「今後30年間にある震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は27.2%」でした。
地震ハザードカルテのHP
https://www.j-shis.bosai.go.jp/labs/karte/

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自己紹介
井手よしひろのプロフィール

井手よしひろです。
茨城県の県政情報、
地元のローカルな話題を
発信しています。
6期24年にわたり
茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
http://y-ide.com
master@y-ide.com
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