6月23日、茨城県の大井川知事は、2050年ごろの構想として掲げるつくばエクスプレスの茨城県内での延伸先を土浦方面に決定し、構想の具体化に向けて検討を進めていくと発表しました。
大井川知事は、「実現可能性のある延伸先であることが、最も重要だと考えて判断した」と述べ、つくばエクスプレスを土浦方面に延伸し、土浦駅でJR常磐線と接続することを目指して構想の具体化に向け検討していくと語りました。
そのうえで、土浦方面への延伸が実現したあと、状況が変われば、茨城空港方面への延伸について改めて議論するとしています。
茨城県は2050年ごろの構想として、つくばエクスプレスの延伸先に筑波山方面、水戸方面、茨城空港方面、土浦方面の4つを挙げ、昨年度から絞り込みを行ってきました。
今年3月、県の設置した第三者委員会は、土浦方面に延伸して土浦駅でJR常磐線と接続するという提言書をまとめ、県はこの提言を踏まえ、パブリックコメントを行っていました。
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