2024年01月

能登半島地震/輪島市と珠洲市でムービングハウスを活用した仮設住宅を建設

 石川県は輪島市と珠洲市で、1月12日から仮設住宅を着工することを公表しました。
 仮設住宅について、石川県はこれまでに、12日から輪島市と珠洲市で合わせて115戸を、1月15日からは能登町と穴水町で合わせて60戸を着工する計画を示していました。10日午後に開かれた石川県の災害対策本部会議で馳知事は、このうち、輪島市や珠洲市の仮設住宅について、以下のように具体的な建設場所と、建設戸数を発表しました。
 このうち、輪島市内の20戸と珠洲市内の40戸、合計60戸が移動式木造住宅「ムービングハウス」を活用することになりました。
1月12日着工の建設型仮設住宅
輪島市
農村ふれあい広場(輪島市西脇町60):30戸(プレハブ)
キリコ会館多目的広場(輪島市マリンタウン6−1):20戸(ムービングハウス)
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珠洲市
みさき小学校グラウンド(珠洲市三崎町粟津ロ部宇治114):25戸(プレハブ)
正院小学校グラウンド(珠洲市正院町川尻 1部39):40戸(ムービングハウス)
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バングラデッシュ総選挙外国人監視団(Election Observers)に参加して

バングラデッシュ
 1月7日、バングラデッシュの第12回総選挙が行われました。私は、県議会議員現職時代、日本とバングラディッシュの友好協会の活動を通じて知り合い、長年親しくお付き合いしている方の紹介で、この総選挙の投票監視団(Election Observers)の一員として、バングラデッシュに1月5日から1月9日まで、ダッカに滞在していました。
 高い経済成長を続け、日本でも繊維製品の輸入や労働力の供給先として注目されるバングラデシュ。不正が繰り返されているとして野党側が総選挙をボイコットを表明し、不完全な形で行われた今回の選挙でした。
 選挙前日には、ダッカ市内で通勤電車が放火されるなど、混乱も起こりました。300ある小選挙区のうち、1つは再選挙に、もう一つはいまだに結果が出ていません。
 ハシナ首相が率いるアワミ連盟は、222議席を獲得し5度目の政権を維持しました。投票率は40%で、マスコミはこの低い投票率では選挙の信頼性がないのではと報道しています。
 およそ1億2000万人の有権者が登録しているバングラデシュの総選挙の投票は、現地時間の7日午前8時から始まり、有権者が次々に投票所を訪れ票を投じていました。投票は午後4時まで行われ、即日開票されました。日本のような期日前投票や不在者投票、郵便投票の仕組みはありません。国外に住む有権者の投票機会も確保されてはいません。
 私たち日本人の感覚からすれば、主要野党が候補者を立てないだけではなく、この短時間で当日4割の人が投票する選挙は、驚きともいえます。
 公正な選挙を担保するために、各国からも選挙監視団が派遣されました。日本も渡辺正人元大使を団長とする選挙監視団を派遣しました。
 私たちの国際監視団は、アメリカ、イギリス、インド、日本など16カ国24名で構成された、いずれの政府機関にも属さないNGO組織です。
外国人選挙監視団
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時代の転換点に、身近な場所から新たな挑戦

日立市小木津山公園
 令和6年 明けましておめでとうございます。
 昨年は、社会的には大きな変革の波が押し寄せた一年でした。
 朝日新聞の大晦日の社説は、こうした変化をカンブリア爆発と生成型AIの登場という視点から綴っています。
 冒頭には、日立市郷土博物館の田切美智雄先生(茨城大学名誉教授)が発見した、日本最古のカンブリア紀の地層の話しが登場しました。
この部分を引用します〜〜
 高台の公園から、太平洋と長い海岸線が見渡せた。
 遊園地や動物園があり、茨城県日立市民の憩いの場となっている。一角に「日本最古(5億年前)の地層の上にある『かみね公園』」と書かれた看板が立っていた。
 この地層は、近くの小木津山自然公園や常陸太田市にかけて広がる。海の底で堆積(たいせき)したとき、日本列島は、まだない。超大陸ゴンドワナが存在したとされるころだ。
 5億年前とわかったのは2008年のこと。茨城大学名誉教授の田切美智雄さん(78)らの研究チームが解明した。田切さんは「長年、みんなが見ていたのが日本最古の地層だった」と話す。
 5億年前はカンブリア紀という時代だ。この時期、地球に様々な生物が急激に出現した。生命史上の大変革「カンブリア爆発」と呼ばれる。
 今日は大みそか。地質学スケールでは1年は一瞬だけれど、いろんなことがあった。
 コロナが一段落し、野球や将棋の快挙にわくわくした。ジャニーズやビッグモーター、自民党の裏金の問題が表面化した。クマの人的被害が相次ぎ、観測史上最も暑い年としても刻まれそうだ。
(朝日新聞社説2023/12/31)
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井手よしひろのホームページにようこそ

令和6年の元旦
明けましておめでとうございます。
2019年1月、24年間務めた茨城県議会議員を引退しました。ご支援いただいた皆さま、地域の皆さまに恩返しの活動のため、一般社団法人地方創生戦略研究所(地創研)を立ち上げました。
地創研は、SDGsの普及促進、地方創生のさらなる進展、防災・減災の推進を3つのミッションに掲げています。2018年6月に創設し、2019年4月1日から本格的に活動をスタートさせました。
SDGs普及に関する様々な啓発活動や小冊子の作成。映画「ある町の高い煙突」でのまちおこし。防災減災の新たな仕組み作り、移動式木造住宅(ムービングハウス)、コンテナホテル等によるフェーズフリーの災害対策、ドローンや動画による地域の魅力発信事業などを通り、地域の皆さまに恩返しの活動を展開しています。
地球温暖化、世界規模の紛争、物価高騰、人口減少など、私たちを取り巻く環境は抜き差しならぬ状況に陥っています。そんな中、出来ることを少しでも前に進める!そんな1年を送りたいと決意しています。
より一層のご指導を、よろしくお願い致します。

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自己紹介
井手よしひろのプロフィール

井手よしひろです。
茨城県の県政情報、
地元のローカルな話題を
発信しています。
6期24年にわたり
茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
http://y-ide.com
master@y-ide.com
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