霞ケ浦環境科学センター(前田修センター長)が、4月22日にオープンしました。霞ヶ浦環境科学センターは、1995年10月に土浦市とつくば市で開かれた第6回世界湖沼会議の精神を活かし、霞ヶ浦の環境浄化に関する研究や市民活動の拠点、環境教育の拠点として整備されたものです。
 所在地は、土浦市とかすみがうら市の境界部で、敷地面積約3万3000平方メートル、建物延床面積約5000平方メートル、鉄筋コンクリート造り二階建てです。
 主な施設は、環境学習の核となる展示室、市民活動などに利用できる多目的ホール、交流サロン、環境情報コーナー、霞ケ浦などに関する資料を閲覧できる文献資料室を配置した展示交流ゾーン、各種実験室や分析室、研究事務室などとなっています。「調査研究・技術開発」、「環境学習」、「市民活動との連携・支援」、「情報・交流」の4つの機能を、市民、研究者、企業及び行政の四者のパートナーシップのもと、効果的に発揮できる施設を目指しています。
 4月27日午後、同センターを訪れた井手よしひろ県議は、前田修センター長の案内で、視察内を視察。その後、霞ヶ浦の浄化問題やコイヘルペスによる環境変化の問題などについて意見交換を行いました。
 なお、見学、施設利用などの詳しい問い合わせは、霞ヶ浦環境科学センター企画交流課(029-828-0960)まで。
参考:霞ヶ浦環境科学センターのHP
霞ヶ浦環境科学センターの地図情報