「民主党県議が議会で不穏当発言」で掲載した民主党・川口浩議員に対して、潮田龍雄県議会議長は、議事録の削除は行わず、厳重注意とすることを決定しました。
議員の考えと所属する会派の方針が違うことは、本来あったはならいないことです。地域間の問題などで、採決態度が分かれることもないことはありません。
しかし、ダム建設に係わる負担金のような、県政の基本に係わる問題で、会派の中で、考え方をまとめることが出来ないことは問題があります。
県議会最終日での、民主党・清新クラブの採決態度が注目されます。
茨城 : 地域情報とニュース : YOMIURI ON-LINE (読売新聞)また、県議会民主・清新クラブの長谷川修平代表は、川口議員が激しく批判した八つ場ダム・湯西川ダムの県の負担金について、会派としては原案に賛成することを明らかにしました。
「不穏当発言」議員を厳重注意 県議会
3月5日の県議会一般質問で川口浩議員(民主清新クラブ)がダム建設問題を巡り「不穏当発言」をしたとされる問題で、潮田龍雄議長は八日、川口氏に対し、「会議録から削除まではしないが、議会人として場所をわきまえて発言してほしい」と口頭で厳重注意した。同会派の長谷川修平代表も同日、議会運営委員会で「指導不足でご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」と陳謝した。
問題の発言は、川口氏が公共工事を巡り「税金のばらまきや政治家の腹巻きに入ると疑われる」と述べた部分。さらに「ダムはムダ」「八ッ場はやめっぺ」などと回文やだじゃれを交えて質問していた。
厳重注意を受けた川口氏は「かしこまりました」と言葉少な。長谷川氏も「県議会は真摯な議論の場であり、ちゃかしたり、しゃれを言うべきでない」と苦り切った様子だった。
議員の考えと所属する会派の方針が違うことは、本来あったはならいないことです。地域間の問題などで、採決態度が分かれることもないことはありません。
しかし、ダム建設に係わる負担金のような、県政の基本に係わる問題で、会派の中で、考え方をまとめることが出来ないことは問題があります。
県議会最終日での、民主党・清新クラブの採決態度が注目されます。