3月10日に行われた県議会文教治安委員会で、井手よしひろ県議は、県立普通高校へ障害児の入学を求めるよう、川俣県教育長並びに高校教育課長に訴えました。
井手県議は、『茨城「障害児」の高校進学を実現させる会』の皆さんとの懇談の経過を踏まえ、同会と県教育庁との話しあいの経過を確認すると共に、現状認識をまず確認しました。
高校教育課長は、平成11年以来、20回の話し合いがもたれている経緯を説明し、「知的障害児に特別措置を行い、県立高校に進学できるようにしていただきたい」との要望を受けていることを明らかにしました。
「他県ではどのような取り組みがなされているのか」との井手県議の質問に、高校教育課長は、東京都、千葉県、大阪府など、様々な取り組みが行われている事例を紹介しました。
更に井手県議は、先の県議会本会議でも、ユニバーサルデザインの理念に基づく県政運営が議論されたことを例に、「県立学校でも、今、この時点から高校教育のユニバーサルデザインの検討を始めてほしい」と述べました。更に、「教育長の私的な検討機関でも良いから、障害児の普通高校進学を検討する場を、教育庁職員、障害教育の専門家、保護者団体代表などを交えて作っていただきたい」と川俣県教育長に答弁を求めました。
川俣県教育長は、様々な課題があることは事実としながらも、「庁内(知事部局)の福祉部門などとともに、具体的に検討する場を作りたい」と前向きな答弁をしました。
(話し言葉はあくまでも論旨であり、実際の発言と異なる場合もありますのでご了承ください)
●茨城「障害児」の高校進学を実現させる会について
302-0021取手市寺田6352−706
会長:奥山栄子さん
連絡先:0297(72)5062
井手県議は、『茨城「障害児」の高校進学を実現させる会』の皆さんとの懇談の経過を踏まえ、同会と県教育庁との話しあいの経過を確認すると共に、現状認識をまず確認しました。
高校教育課長は、平成11年以来、20回の話し合いがもたれている経緯を説明し、「知的障害児に特別措置を行い、県立高校に進学できるようにしていただきたい」との要望を受けていることを明らかにしました。
「他県ではどのような取り組みがなされているのか」との井手県議の質問に、高校教育課長は、東京都、千葉県、大阪府など、様々な取り組みが行われている事例を紹介しました。
更に井手県議は、先の県議会本会議でも、ユニバーサルデザインの理念に基づく県政運営が議論されたことを例に、「県立学校でも、今、この時点から高校教育のユニバーサルデザインの検討を始めてほしい」と述べました。更に、「教育長の私的な検討機関でも良いから、障害児の普通高校進学を検討する場を、教育庁職員、障害教育の専門家、保護者団体代表などを交えて作っていただきたい」と川俣県教育長に答弁を求めました。
川俣県教育長は、様々な課題があることは事実としながらも、「庁内(知事部局)の福祉部門などとともに、具体的に検討する場を作りたい」と前向きな答弁をしました。
(話し言葉はあくまでも論旨であり、実際の発言と異なる場合もありますのでご了承ください)
●茨城「障害児」の高校進学を実現させる会について
ユニバーサロン クリッピング茨城「障害児」の高校進学を実現させる会
障害児の高校進学を実現させる会代表・奥山栄子さん/茨城
◇奥山栄子さん=取手市=「茨城『障害児』の高校進学を実現させる会」代表
◇普通の高校へ門戸、知的障害者にも
◇普通の生活で「生きる力」を
知的障害を持った子供たちにも普通高校への門戸を開いてほしいと願う保護者らが1999年暮、「茨城『障害児』の高校進学を実現させる会」を発足させた。
「みんなと一緒に勉強したいという子供の意思を尊重してほしい」と訴える同会の奥山栄子代表に話を聞いた。
302-0021取手市寺田6352−706
会長:奥山栄子さん
連絡先:0297(72)5062
知人のお子さんは身体に障害があり養護学校に通っております。
普通学校に入れるかどうか迷った挙句の決断でしたが、発表会でわが子が進行役をしている晴れ姿を見たときに、普通学校でいじめられたり、邪険にされることなく、養護学校でのびのび学べたのが良かったと伺ったことがあります。
義務教育と違い、普通高校では、リスクの方が多いのではないかと思ってしまいます。
障害のあるお子さんをお持ちのご家族からすれば、最善の方法なのでしょうか?