
5月16日、井手よしひろ県議を始め公明党の県議団(代表:足立寛作県議、鈴木孝治県議)は、5月から茨城県立健康プラザで始まった「シルバーリハビリ体操指導士」の養成講座を視察しました。
シルバーリハビリ体操指導士は、大田仁史健康プラザ管理者(前県立医療大学付属病院長)が考案した「いきいきヘルス体操」などを普及し、茨城県の介護予防を支える人材を育成するのが目的です。一級、二級、三級に分かれ、一級指導士は二級、三級指導士の養成、二級・三級指導士は地域での普及活動に当たります。県は2015年までの10年間で、一級指導士を100人、二級指導士を1000人、三級指導士を1万人養成する計画です。


三級養成講座は、一日5時間、週に月水金の3日間で延べ10日間、総計50時間の講習を受けます。40時間以上出席すると修了証が交付され、全時間を受講しすべての講義のリポートを提出すると、三級の認定証が発行されます。6月コース、7月コースと順次開催されます。更に、三級養成講習会は、9月から第二期生(200人)に対して行われる予定です。又、9月には三級修了者を対象に二級指導士養成講習会もスタートすることになっています。
大田先生自らがインストラクターを務める講座は、和気藹々の明るい雰囲気で進められています。体操の理論、筋肉や骨格の構造などの講義や体操の実地研修など、非常に濃密な内容で講座は進められています。受講者の意欲も高く、ほとんど欠席者や遅刻者はいない状況です。

井手県議よりは、介護ヘルパー養成の重要性や団塊の世代の大量定年を目前に控えた介護予防の人材確保などについて質問し、意見交換を行いました。
(写真上:シルバーリハビリ体操指導士の養成講座の模様、写真中:大田仁史健康プラザ管理者(前県立医療大学付属病院長)、写真下:左から井手県議・大田先生・足立県議・鈴木県議)
