5月18日午前、井手よしひろ県議は高萩土木事務で、鈴木敏之所長を始め幹部所員より、平成17年度の管内土木事業の事業計画をヒアリングしました。
 高萩土木事務所管内の土木事業の当初予算は、39億7300億円余り。緊縮予算の中、県全体の土木事業費が2.4%減のところ、管内の事業費は108%と高い伸びを維持しています。県道日立笠間線整備や花貫踏切の立体化工事など大型工事が、佳境に入っていることが要因と考えられます。しかし、道路の維持になどに使われる道路補修・排水整備事業費が15.8%削減されるなど、道路交通や歩行者の安全に直結した予算が減らされていることは深刻な問題です。
 個別の工事では、井手県議らが実現を求めている少ない予算でも効果が大きいと思われる道路の改修などの予算が数多く認められました。
(写真上:鈴木所長より説明を受ける井手県議(右)、写真下:花貫踏切の立体化工事の現場)
 今年度の主な公共事業には、以下のものがあります。
平成17年度 高萩土木事務所管内の主な土木事業
路線・河川名工事内容予算井手県議の要望事項
国道461号花貫踏切の立体化10億円平成18年春の供用開始を要望
国道245号茂宮橋架け替え4車線化工事2億円旧橋を撤去せず4車線化を優先して実現してほしい
県道日立笠間線石名坂から塙山団地裏までの道路整備7億1000万円塙山団地住民の理解を得た上で、塙山団地までの暫定利用を実現すべき
県道十王里美線十王北通り線までの延伸5000万円山部交差点から国道6号線までの計画道路を一日も早く完成させてほしい
県道日立いわき線砂沢から十王友部地区へのバイパス整備1億2000万円
県道日立いわき線空久保交差点改良(右折レーン整備)1500万円渋滞解消のため早期の改修を強く要望
県道日立いわき線田尻団地交差点改良(右折レーン整備)1000万円渋滞解消のため早期の改修を強く要望
県道日立港線国道6号大みか6丁目交差点改良400万円危険な交差点として改良を強く要望
県道亀作石名城線県道の歩道設置と交差点改良2000万円歩道の設置などを強く要望
国道245号線会瀬1丁目交差点1000万円渋滞解消のため右折レーンの整備を要望
国道245号線国分町桜川踏切の除去400万円変形交差点の改良と踏切除去
県道鮎川停車場線用地測量と設計変更6000万円日立電鉄線廃止に伴い245号線との平面交差に設計変更を要望
会瀬町海岸急傾斜地崩壊対策4000万円6月から測量に着手
県道日立笠間線JR常磐線隧道排水ポンプ2000万円水害対策のため老朽化したポンプの取り替えを要望
瀬上川減衰池工事2000万円住民への説明会開催を要望