5月24日、社団法人国民宿舎協会は、2004年度の国民宿舎利用状況ベスト20を公表しました。日立市十王町の県立国民宿舎「鵜の岬」(塙吉七支配人)は、宿泊利用率97.7%で、16年連続の全国ワナバーワンに輝きました。第2位は岡山県の「サンロード吉備路」で、利用率は82.2%で、15.5%もの差があります。
 「鵜の岬」の利用率は89年度に82.6%で全国トップとなって以降、毎年利用率を伸ばしており、02年度、03年度、04年度は三年連続で97.7%の高水準を維持しています。宿泊利用率は、定員である204名に対しての宿泊者の率であり、当然、客室稼働率より低くなります。97.7%という数字は驚きの利用率といえます。月初めの予約日には、予約の電話が全く繋がらないという事実も頷けます。また、キャンセル客が出ても、それを待っているお客様が必ずいて、従業員がしっかりとフィローしている姿がうかがわれます。
参考:国民宿舎「鵜の岬」が利用率16年連続日本一の詳細記事