昨日(3月16日)告示された新利根町の町議会議員選挙は、前代未聞の定数割れでの無投票当選で議席が決定しました。
 新利根町の定数は14人。これに対して、現職12人、元議員1人の計13人(公明党、共産党各一人を除き無所属)が立候補し、無投票で当選が決まりました。定数に達せず、欠員一となりましたが、公選法の規定で、補欠選挙は行われません。
 新聞報道によると、告示後に15人が立候補を届け出して選挙戦に突入しました。しかし、ともに議長経験のある元議員2人が、午後5時の告示締め切りの約10分前に相次いで出馬を取りやめました。取りやめの理由は、「一身上の都合」としているそうです。
 県選管は「届け出後の辞退も珍しいが、定員に満たない選挙は、あまり聞いたことがない」と話しています。
 新利根町は、江戸崎町、桜川村、東町と2005年3月までの合併を目指した協議を進めており、今回が新利根町としては最後の選挙でした。
 なお、全国的には広域合併を控えて、結構定員割れの市町村議員選挙があるようです。Googleで検索してみました。