日立市内の障害児や障害者の保護者等の3つの団体が合同で主催する「すべての障害児(者)の幸せを守る親の大会」が、6月25日、日立市立養護学校で開催されました。
 この大会は昭和43年10月に第1回大会を開催して以来、34回の歴史を刻みました。
 昨年10月の「傷害保健福祉施設改革案」(いわゆるグランドデザイン)が公表され、現在、国会では「障害者自立支援法」が審議されるなど、障害者福祉の環境が大きく変わる中の大会となりました。
 この大会では、国県市に対して7項目の要望事項を採択しました。
第34回すべての障害児(者)の幸せを守る親の大会「要望事項」
1.重度身体障害児(者)の療養施設を含む複合型入所施設の設置
2.重度身体障害児(者)の短期入所場所の早期実現
3.ガイドヘルパー制度利用促進のため予算の強化
4.入所施設実現のための支援強化
5.福祉作業所の日立市中心部への開設
6.肢体不自由児(者)の短期入所施設の設置
7.日立市立日立養護学校の施設と教育環境整備
*D棟へのエレベーター設置
*A棟2階からB棟2階への通路に屋根の設置
*障害者用トイレを全棟に設置
*全棟への冷房・給湯施設の整備
*リハビリテーション専門職員の常駐