7月24日に現職の遠山務町長が辞職したことに伴う出直し町長選が行われる利根町で、臨時党支部会を開催しました。
 支部長である岩佐康三町議より、遠山町長の辞職の経緯や対抗馬として出馬する井原正光候補の擁立の事情などが説明されました。井原氏は、昭和17年地元利根町の生まれ、町職員を経て町議を務めていました。今回の立候補にあたり「平成18年度中に、竜ケ崎市との編入合併への話し合いを進め、2年後には新市としてスタートさせたい。合併ができてもできなくても私の任期は2年間」と合併実現に強い決意を語っています。
 県本部を代表して出席した井手よしひろ県議は、7月3日に投開票が行われた東京都議選への支援に御礼を述べた上で、「原則として首長選挙では新人候補を推薦することはできません。遠山、井原両氏の実績や公約をよく吟味していただいて、よりベターな結論を党員の皆様が出していただくことが必要です。ただ、支部長である岩佐議員にあっては、龍ヶ崎市との合併を実現して、利根町の再生を図るという、基本姿勢を貫くために、主義主張を同じくする候補を応援することにご理解をいただきたい」と発言しました。
 その後、質疑応答が行われ、「町長が変わっても2年間で合併にまでこぎつけるのか」「井原候補以外の擁立の可能性はなかったのか」「合併が出来るか出来ないかを判断の基準に、個人的には井原候補を押していきたい」などの活発な質問や意見が出されました。