7月1日の水質汚濁防止法の完全実施により、廃業の危機に直面していた温泉業者に朗報。公明党参議院議員ひろ友和夫氏が、環境省に現実的な対応を求め、加藤修一環境副大臣は、「暫定排水基準の適用期間延長を含め、現実的で合理的な結論を出したい」と答弁しました。
公明党 デイリーニュース
「暫定基準」延長含め現実対応
温泉地直撃のホウ素など排水規制
ひろ友氏に加藤環境副大臣が答弁
全国の旅館業に朗報 参院予算委

 3月23日の参院予算委員会で公明党のひろ友和夫氏(参院選予定候補=比例区)は、化学物質であるホウ素、フッ素、窒素の暫定排水基準が2004年6月30日で期限切れとなり、温泉旅館やメッキ業などで水質汚濁防止法に基づく排水規制が強化される問題を取り上げた。新規制への対応が整わず、現場で混乱を招いていることから「ぜひとも暫定排水基準を延長すべきだ」と要請したのに対し、加藤修一環境副大臣(公明党)は「暫定排水基準の適用期間延長を含め、現実的で合理的な結論を出したい」と回答。関係業界に十分配慮し、対応する方針を明らかにした。