週刊誌を買い求めたのは何年ぶりでしょうか。江角さん問題で、なぜ年金未加入の事実を、週刊現代が記事に出来たのか知りたくて、コンビニを3軒回って350円の投資をしました。
週刊現代2004/4/3号
内部告発・江角マキコ「年金CM」の茶番
 江角を起用した国民年金PRは、こうした広報活動の一環として行われた。投じられた広告費は総額3億8000万円。ところがこの宣伝には、信じがたい大問題があったのだ。社会保険庁の幹部が告発する。
 「実は江角さん本人が年金(掛け金=保険料)を払っていなかったんですよ。(中略)その上、PRに起用した江角さん自身が、保険料を払っていなかったことが表沙汰になったら大変なことになる。職員は決して外部には漏らさないように、クギを刺されていました」
 (中略)江角に近い人物も、「確かに彼女は国民年金の保険料を払っていない」と前置きして、内実をこう話す。(以下略)
 内部告発と銘打れていますが、本当に社会保険庁の幹部が雑誌の取材に応じて、江角さんの未加入の状況を語ったとしたら、公務員の守秘義務や個人情報保護法に反する行為ではないでしょうか。また、「職員は決して外部には漏らさないように、クギを刺されていました」とは、至極当たり前のことです。
 内部告発とは、明らかに犯罪行為、違反行為に対して許されることです。江角さんは、年金に加入していなかったとのミスを犯しましたが、その個人情報を公務員が漏洩して良いということにはならないと思います。
 個人情報の保護に詳しい方、是非ご意見をお聞かせ下さい。