65da7d2a.JPG 井手よしひろ県議ら茨城県議会総務企画委員会(田山東湖委員長)の北海道行政視察が行われています。第一日目は、石狩市と小樽にまたがる「石狩新港」を視察しました。
 石狩新港は、北海道の日本海側の玄関ともいわれ、札幌に近い地の利を活かし、厳しい経済情勢の中でも毎年取扱量を増やしています。平成15年度は、貨物取扱量で336万トン、コンテナ取扱量で3万TEUを達成しています。
 視察して大変参考になったのは、リサイクルポート構想の展開とソーラス条約への対応の2点でした。
 石狩新港では、その後背地リサイクル関連企業の集積を図り、平成15年度より国からリサイクルポートの指定を受けました。自動車リサイクル拠点の整備や国際的ネットワークの整備が進められています。茨城県においても、家電品や自動車、タイヤなど交通ネットワークの利便性を活かしたリサイクル拠点整備ができるのではと、今後の港湾の活性化に大きなサゼッションを頂いた気がします。
 ソーラス条約については、フェンスや監視カメラなどのイニシャルコストの問題よりも、今後の維持経費の問題が深刻であると聞かされ、同じ悩みを持つ地方港湾として、国に対して費用負担の要望をしていくことの重要性を再確認しました。
(一日目の視察を終え、札幌市内のビジネスホテルで投稿しました)