4月24日、つくば市の筑波メディカルセンター病院に災害、救急医療のためのヘリポート棟の完工式が行われました。
 この施設は、地域災害拠点病院として国、県から計2億3300万円の補助を受けて整備が進められていました。県内の拠点病院でヘリポートが整備されたのは水戸赤十字病院、なめがた地域総合病院、取手協同病院に次いで四番目となりました。
 メディカル病院の正面玄関横に完成したヘリポート棟は四階建て。屋上に縦、横が約20メートルのヘリポート、一階には災害時に備え簡易ベッドや医薬品、食料などの備蓄倉庫が設置されています。また、非常時用の受水槽や自家発電装置が、整備されています。
 この日は、関係者によるテープカットの後、県防災ヘリを使っての患者搬送訓練が行われました。
 当面は県の防災ヘリによる緊急搬送と、千葉県のドクターヘリの共同運用の拠点施設として活用されます。
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