7月20日より日立市役所では、全てのサービスを一箇所で受け付けるサービス=ワンストップ・サービス実現への第一段階として、窓口業務に「総合窓口」制導入し、業務を開始しました。これは、窓口事務の効率化と市民サービス向上を目指したもので窓口を6カ所から16カ所に増やし、これまで市民課で扱っていた窓口業務102事務を、保健福祉分野や税の証明・納税なども加え、253の手続きを一箇所で行えるようにしました。
 新たに市民課窓口で取り扱う業務は、国民健康保険や国民年金、老人や乳幼児などの医療、児童手当や児童扶養手当、介護保険の支給申請、マッサージなどの助成申請、公営住宅の入居申請、母子手帳交付など保健福祉関係が137。課税証明や納税証明などの税関係の証明書の申請公布が4。市税や水道料金、各種保険料の支払いが10の合計151業務です。
 16カ所に増やした窓口は、証明書関係や戸籍届け出、保健福祉などに3色で色分けして手続きを分かりやすくしました。その内12カ所は椅子席として対面式としました。椅子も同じ色で色分けしてあります。
 待ち時間を短くするために、番号札発券器を3台設置しました。市民は番号札を、まずとって待機するシステムです。申請書も住民票や戸籍、印鑑登録証明など一枚にまとめ、簡略化しました。
 ロビーにはアシスタントを一名常時配置して、申請書記入のアドバイス、手続き窓口への案内を行います。
 玄関入り口には、お年寄りや障害者のための要介護者コールボタンを取り付けました。車いすやベビーカーを配備してあります。