八千代町の住民団体「八千代町の明るい未来をつくる会」(生井豊英会長)は、6月22日、町の選挙管理委員会に対して、大久保司町長に対する解職請求(リコール)を、6897人分の署名を添えて行いました。
地方自治法によると、地方公共団体の議員、長、主要公務員に対し、住民が権利としてリコールを請求することができます。町長の場合、1カ月内に有権者の3分の1以上の署名が集まれば本請求でき、本請求の後60日以内に住民投票が行われます。住民投票の結果、解職に過半数が賛成した場合、町長は解任されます。そして50日以内に町長選が行われることになります。
八千代町の選挙人名簿登録者は19,431人で、3分の1の6477人を上回る6897人の署名が集まりました。
「未来をつくる会」は、リコール請求の理由について、「町は2005年4月1日を目標に合併しようと協議を進めている中、建設費20億円の4階建て庁舎を建設しようとしている。合併すれば職員は縮小されるため、機能は一階だけで十分。老朽化してはいるが、合併後、人事配置が内定してから規模を検討し建設するべき」などとしています。
地元紙によると、大久保町長は「庁舎建設は町民や議員代表からなる委員会で検討を重ね、議会の議決を得ている。こうした過程があるのにどうして町民の声を無視したことになるのか。断じて容認できず、今後については後援会と相談して決めたい」と反論のコメントを出しています。
現在の町役場庁舎は、建設後50年以上経過して老朽化しているため、現庁舎の隣に建て替えを計画。新庁舎は地上4階建て、延べ床面積約6000平方メートル、総事業費約20億円で、すでに議会の議決を経ており、今秋には着工する予定になっています。
<リンク>茨城県結城郡八千代町
地方自治法によると、地方公共団体の議員、長、主要公務員に対し、住民が権利としてリコールを請求することができます。町長の場合、1カ月内に有権者の3分の1以上の署名が集まれば本請求でき、本請求の後60日以内に住民投票が行われます。住民投票の結果、解職に過半数が賛成した場合、町長は解任されます。そして50日以内に町長選が行われることになります。
八千代町の選挙人名簿登録者は19,431人で、3分の1の6477人を上回る6897人の署名が集まりました。
「未来をつくる会」は、リコール請求の理由について、「町は2005年4月1日を目標に合併しようと協議を進めている中、建設費20億円の4階建て庁舎を建設しようとしている。合併すれば職員は縮小されるため、機能は一階だけで十分。老朽化してはいるが、合併後、人事配置が内定してから規模を検討し建設するべき」などとしています。
地元紙によると、大久保町長は「庁舎建設は町民や議員代表からなる委員会で検討を重ね、議会の議決を得ている。こうした過程があるのにどうして町民の声を無視したことになるのか。断じて容認できず、今後については後援会と相談して決めたい」と反論のコメントを出しています。
現在の町役場庁舎は、建設後50年以上経過して老朽化しているため、現庁舎の隣に建て替えを計画。新庁舎は地上4階建て、延べ床面積約6000平方メートル、総事業費約20億円で、すでに議会の議決を経ており、今秋には着工する予定になっています。
<リンク>茨城県結城郡八千代町