平成17年3月末で廃線となった日立電鉄線のレール撤去が始まりました。
 撤去作業は、大みか駅〜久慈浜駅間、鮎川駅周辺などから順次進められていく予定です。作業員が枕木からレールを外し、専用のユニックを使って久慈浜駅や鮎川駅構内に運んでいます。
 日立電鉄本社によると、10月末までには一部橋梁部などを除いて、レールと枕木を完全に撤去する方針です。撤去されたレールなどは売却されます。木製の枕木(約1万本)は工事用のレールの枕木として再利用されます。コンクリート製の枕木(1万2000本)は、別の鉄道会社に販売され再利用されることになりました。
(写真は、久慈浜駅北側の踏切で進むレールの撤去作業。2005/7/19管理者撮影)