
WPMPは、アメリカの造形作家のティーテ・バッケロウ氏の発案で、世界198カ国に1基ずつ世界平和の象徴としてステンレス製のマーカーを設置するプロジェクトです。主宰者であるティーテ氏が、十王町に工房を構えるグラス作家大久保重美さんを特使として任命し、日本国内での受託先を選定していました。
大久保さんは「平和都市宣言をしている故郷・日立市に」と推薦し、日本では日立市が選ばれました。
日立市では、ティーチ氏の平和を願う純粋な活動であるとの理解から、平和啓発の一環として位置づけ、運動広場に設置されている「平和の鐘」に隣接した場所に、終戦後60周年を迎えた8月15日にお披露目を行いました。
WPMPの外見は、高さ60センチの台にステンレス製の円柱(高さ30センチ、直径10センチ)が立ち、円柱の表面に「WORLD PEACE」と書いたコインが埋め込まれています。
