モーターベイシック日立が自動車リサイクルセンター建設
 8月29日、県は常陸那珂工業団地(ひたちなか市)に、自動車リサイクル業の「モーターベイシック日立」が工場進出すると発表しました。
 約1.5ヘクタール県が所有する工業用地を、年約964万円で20年間の借地権契約(リース契約)し、解体した自動車部品を再生利用するリサイクルセンターを建設します。
 常陸那珂工業団地への工場進出は4社目で、1993年以来12年ぶりとなります。総面積65.9ヘクタールのうち、まだ35.1ヘクタールが空き地のままです。
 モーターベイシック日立は、平成3年にの創業され、ダイムラー・クライスラー日本(株)の日立新車整備センターで新車整備業を行っています。また、ウインドフィルム、オイル交換、車検代行、ITバーチャルショップによる中古車販売支援などを手がけている企業です。今年1月から施行された自動車リサイクル法を受けて、使用済み自動車のリサイクルを事業化するための新工場・事務所用地を探し、輸出港となる常陸那珂港に近く、道路アクセスも良い常陸那珂工業団地に立地することになりました。
 9月には着工して、2006年1月に操業開始。自動車の解体部品を国内外に輸送販売します。売り上げ目標は年商2億円、年間処理台数7200台の予定です。
(この記事は、日本工業経済新聞、読売新聞の記事をもとに作成しました)
参考:常陸那珂工業団地のご案内(県ひたちなか整備局)
<地図表示>自動車リサイクルセンター進出予定地