
この展示会は、「アウシュビッツの悲劇から60年の今。その狂気は本当になくなったのだろうか」との問いかけから企画されました。第2次世界大戦のホロコーストの歴史をたどるとともに、その時代を生きた「アンネの日記」の著者アンネ・フランクに光を当てています。ナチズムによるホロコースト(大量虐殺)は、人類が今世紀に経験した最も悲惨な歴史の一つです。ホロコーストを知ることは、あらゆる戦争と差別の根元を見い出すことにつながります。

アンネ・フランクとホロコースト展は、1994年5月、東京都庁で第1回目が開催されて以来、今回のつくば展で53回目の開催となりました。
つくば展のオープニング式典には、在日イスラエル特命全権大使エリ・コーヘン夫妻をはじめ、茨城県角田芳夫副知事、市原健一つくば市長、地元教育関係者など200名が集まり、盛大に行われました。
つくば展の会期は、8月21日から27日まで(午前10時〜午後8時、27日のみ午後5時まで)、入場は無料です。